冷凍した指の自我

February 17 [Thu], 2011, 22:55
口を噤んで薄く笑っていることが美しいのだと信じていた。
言わなければ自分の方が上だと思い続けられるからだって事もわかってた。
大人であると自負する人たちの無意味な説教、私の為で無い嘲笑う言葉、
当然の生活を送らない私に対する憐憫、自己の肯定の為の忠告も、
全部、黙っていれば、嚥下する前から軽蔑していれば良かった。
吐き出し続けた無意味な言葉、無責任な同調、外面だけの健康が
私を取り囲んでもうどこにも行けなくなってしまった。
元気じゃないよ、大丈夫じゃないよ、もういいんだよって言ってよ。
もういいよって、誰かに言って欲しいだけなのに。

人としての暮らし、日々を過ごすこと、見送ること、忘れること、歩んでいくこと、
全部出来ないししたくない。そしてそんな自分をただ恥じてる。
大人になれない、ならない自分が本気で恥ずかしいしだから隠していたいし
でももう何にも頑張れない。努力したって何にもならないって解ってる。
どうやって探したらいいのよ教えてよ今も私は17歳のまま。
醜い。嫌悪してる。だけど成長したら失くさなきゃいけないじゃない。

私のこと忘れてよ。そうじゃなきゃ皆いなくなってよ。
そうしたらやっと笑って死ねるのに。

生きていたくない。
そんな言葉さえももう美しい響きは持たない。
醜悪だ。劣等種。特別なんかじゃない、ただの出来損ない。

君は確かに僕の名前を呼んだ

February 16 [Wed], 2011, 0:27


つらいわ。いいえ、つらくないわ。


明日に期待することも、不安になることも忘れてしまって、
ただひとの温かさに焦がれては羨ましいって泣いて。
最後までほんとうの冷酷なんかじゃなかった。
剥き出しの心で触れ合うことに引け目を感じて、
傷つくのも傷つけるのももう疲れてしまってせかいを憎んだ。
きっと求めていたのに、愛しい自分を守るのに精一杯で追い詰められていった。
天上人の愛になんて、理解も同化も出来なかった。
諦めた振りで引き裂いた自分の、流した涙さえも大切な人を苦しめた。
忘れたい、忘れたいって、言わせてしまうなんて。

そんなこと、言って欲しくなかった。
本当は、そんなこと言って欲しくなかった。
慈しんで欲しかった、ごめんねって、ずっと泣いて欲しかった。
枯れないで、認めないで、忘れないで。
大輪を誇った花が、項垂れて自分を責めた夜。
掠め合う事象の意味に、少しだけ触れようと決意した朝。
あなたが、いたからでしょう?

今、あなたが笑っていることを望むのかな。
それとも。



もう二度と朝が来ることは無い。
日は昇らない。明け方は閉塞と永遠の扉の誘惑。
だけど私が夜を忘れるのは、答えが見たいから。
明かされない正解を自分で肯定する日が来れば。
そうしたら、そうしたらきっと笑えるから。


吐き気がする。反吐が出る。
逆行しても同様。
結局何をしたって納得なんて出来ない。
自分の重みに負けて途絶えることも、
「それでも歩こう」なんて宣言することも。
袋小路だ。いつから間違えたのかなんて言うまでも無い。
否定出来ないことが、忘れられないことが呪いなら、このままでいい。


それすら越えられる日が来るって馬鹿みたいな妄想。
奇跡なんてあるなら、とっくに起こってる筈なのに。

皆、誰も苦しまなければいいのにね。
神様に、なりたい。



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