私達、仕事を辞めて、十勝から出ていくかもしれません。
かねてから折り合いの悪かった姑が、禁治産者の舅に代わり一切の権限を持っているため、もうどうにもならないかと思います。
うちはチェーン店のようなもの。
パパが社長といえど、会社の権利を買ったわけではないので、筆頭株主も会社の権利を持つのも舅のまま。
しかし、禁治産者である舅の権限を利用できる姑が、『パパに会社は売らない。他の人に譲る』と言い出したのです。
姑は『60歳までは働きたかった』と言ってました。
もめる度に『(パパに)継がせるつもりはなかった』とも。
結局
パパは60歳まで仕事をしたかった姑のために、捨て駒にされたんですね。
パパが継ぐという意志がなければ、舅が病気になったと同時にココは誰かに譲らなければならなかった。
姑は本社では嫌われ者だったし、姑が社長になることを本社は許さなかったでしょう。
でも、息子が継ぐからと研修に出し、姑は会社で実質的経営権を持って仕事をしていた。
パパが4年前に社長におさまるまでは、姑の天下だったと思う。
姑は何かとパパに進言した。
それは当たっていることもあれば、当たっていないこともあった。
時代は変わる。
本社のやり方も変わる。
でも、姑は本社のやり方とは逆だった。
姑が『アンタは私の言ったとおりやればいいの!』と言ったのは、昨年の2月だったろうか…。
一昨日の夜は『私は手をひくから、後はアンタたちでやりなさい』と私の両親の前で言った。
そして、昨日の朝は『10分だけ』と言って家に上がり込み、2時間話した結果が『アンタたちには売らない。』だった。
私は泣きながら、詰め寄った。
『お義母さん、本当にいいの?!家族でしょ?私が土下座でもすればいいんですか?40近い息子に今更、他の仕事をやれと。なしゃんの病気だって何があるかわからないのに、辞めろだなんて!これでいいの?自分が産んだ最初の子じゃないですか。お腹痛めて産んだんじゃないですか。これで家族は終わりでいいんですか?』と。
パパが悲しい声で『放棄だろ。俺を捨てたんだろ』と言うと、姑は『アンタだって、自分の息子捨てたじゃない』って。
私はパパが離婚した後、どんなに荒れたか知ってる。私の店で飲んで、その後はたまに他へ流れるけど、ほとんどは会社の前に車を停めて仕事の時間まで寝ていた。
息子と別れてから、ずっと寂しかったのを私は知っている。
離婚の決定打は私との不倫の疑惑だったらしい。
でも、当時の私には結婚を約束した人がいたし、パパもそれは知っていた。
短大に通い、店でバイトもしていた妹が私の異性関係や生活を一番知ってるはず。
ちょっと調べればわかったはずだ。
元嫁も財産分与や養育費の調停をしたくらいだから、本当に不倫してたと思うなら慰謝料の請求もしたはずだ。
なのに、私はおろかパパにも慰謝料請求はしていない。
これが全ての真実ではないのだろうか。
うちの母は『(パパが)かわいそう』と言って号泣した。
すると、姑は『息子はかわいそうでも私はかわいそうじゃないでしょ』と。
その前夜は、母に『痴呆の主人を持った私の気持ちがわかりますか?!』とも。
舅と姑は一度離婚している。
ならば、病気になった舅となぜ再婚したのだ。
やりきれない…
パパがかわいそうで涙がでてくる。
何かにつけて、姑と相性のいい次男と比較されたパパ。
自分は愛されていないと気づいていたパパ。
私はそんなパパを幸せにしてあげたかった。
けど、結局は私が足をひっぱってしまった。
ごめん、ごめんね。
私がメチャクチャにしたんだね。