ちぎれた翼2 

November 05 [Fri], 2004, 1:55


坂本は町から凄く離れた森に来ていた。
立ち入り禁止の看板が立てられているが、中に入っていく。
森の中には誰かの作ったベンチがある。
そこに座って坂本はいつも緑に囲まれながら弁当を食べていた。
歩き慣れた道をどんどん歩いていく。

「……あれ?」

ベンチに近付いたところで歩くのを止めた。
誰かが居たからだ。
ベンチの上に横になっている黒い服を着た…
…悪魔?
坂本は気になって悪魔に近付く。
寝ているのだろうか。
悪魔は坂本の存在に気付いていなかった。

「………」

顔を覗き込んでみた。
顔立ちから男だと分かる。
眉間にシワを寄せて寝ているものだから坂本は少々ビビッてしまった。
細い眉毛に、目の下にある二つのホクロ。
特徴のある顔だなと坂本は思った。

「………?」

坂本がまじまじと見ていた所為か、寝ていた彼が目を開けた。
ばっちり目が合わさる二人。
気まずく声が出なかった。



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勇気の翼2 

November 02 [Tue], 2004, 2:21

誰もが安田の声を無視して話を進めていく。
森崎なんかは嬉しくてハイテンションで叫んでいる。
皆楽しそうだった。
そして無視された安田は小さい声で何かぶつぶつ言っている。

「…皆死んじゃえばいいんだ………」

暗いキャラの安田は今日も変わらず暗かった。

「死んじゃおっかな…」
「暗いんだよ、お前は」
「お前なんか死んでしまえ」
「そうだ、死ね大泉!」

佐藤が言った。
笑う森崎と音尾。
安田も怪しく笑っていた。
大泉はビックリした表情で怒鳴るぞ、と言う感じだ。

「馬鹿野郎。俺が死んだらファンが悲しむだろ!」
「いいよどうでも」
「よくない!」
「うるさいぞお前達!!」
「「「「アンタが一番うるさいよ!!!」」」」
「………」
「………」
「………」
「………」
「俺への総つっこみは良かったね」

嬉しそうに腕を組む森崎。
もう何がなんだか分からなくなってしまった。
最初の話は何だっただろうか。
皆が皆、忘れてしまいかけていた。

「ギャグはこの辺でいいんじゃないか」
「長いと飽きるしな」
「そうだぞ、お前達。見てみろ、音尾なんか早く海に帰りたいんだぞ」
「俺は魚じゃねえ!」
「…だからもうギャグはいいんだって」
「本題に入るか」
「その前に、客には茶ぐらい出せ大泉」
「よし、音尾お前がやれ」
「なんでだよ」
「音尾がお茶を出したら本題に入りますからね、皆さん」
「それまでお待ち下さい」
「リーダーの俺がしっかり進めていきますので」
「ある意味、モリがギャグに持っていったよね」
「はっはっは、気にするな」



オチ…?


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勇気の翼1 

November 02 [Tue], 2004, 2:09



大泉の家に森崎、安田、佐藤、そして音尾が呼ばれた。
何故呼ばれたのかは分かっていない。
中々来ない大泉を四人はリビングで待っている。
少しして、大泉がドアを開けてリビングに入ってきた。
彼の表情は真剣な面持ちだ。

「皆に話がある」

真剣な表情と声に四人は何事だと思った。
大泉は何を言うのか。
微かながら胸がドキドキと脈を打つ。

「アイドルになりたいんだ。五人でアイドルに」

大泉の言葉にリビングが静まりかえる。
四人は彼の言葉を頭で繰り返してみた。

「アイドル?」
「夢見てんのか?」
「あいかわらず凄い事言うねえ」
「………」

佐藤、安田、音尾とそれぞれが呆れながら言った。
森崎は黙ったまま暗い表情をしている。
どうしたんだ、と他の四人が森崎を見る。

「森崎くんも何か言いなよ」
「俺は……俺は、音痴なんだぁぁぁぁぁ!!」
「分かってるよ、モリ」
「リアルジャイアンだもんな」
「そうだ俺はリアルジャイアンだ!」
「自慢すんな」

笑いたいのか、呆れたいのか。
複雑そうな表情をする四人。
同じく森崎も複雑そうな顔をする。

「モリは特訓すれば大丈夫だ。俺が何とかする」
「大泉、俺らはまだやるって決めた訳じゃないよ」
「シゲはアニメソングだな」
「お、おう」
「人の話を聞きなさい、大泉」
「音尾、お前は面白い顔だなあ」
「今言わなくてもいいだろ〜」
「モリはね」
「モリはね、じゃなくてさ」
「おう、俺は?」
「低い声を活かしてバラードだな」
「歌いたーい!!」



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ちぎれた翼1 

November 01 [Mon], 2004, 5:20


天界には二つの国がある。
天使の住む地と、悪魔の住む地。
二つの国は盛んに交流を深め、国民たちも仲が良かった。

しかし、ある日。
戦争が起きてしまう。
悪魔が一方的に天使の住む地へと攻めていた。
天使はどうして戦争が起きたのか分からず殺されていったと言う。

それから十年の時が過ぎ、二つの国の交流は遮断された。
二度と戦争が起きないようにと掟と共に二つの国の間には大きな森が作られる。


掟を破った者は、罰せられる。










「今日も行くん?」
「あんまり行かない方がいいよ」

町外れの小さな家に、二人の声が響く。
キッチンに立つ坂本に井ノ原と岡田が話しかけていた。
坂本は弁当を作っているようだ。

「あの場所な、誰も居なくて落ち着くんだよ」

坂本はフライパン片手に笑った。
あの場所とは、天使の住む地と悪魔の住む地の間にある森を指している。
坂本はその森を気に入っていて毎日弁当を持参して通っていた。
立ち入り禁止の筈なのだが、坂本は気にせず森に入りこんでいく。
それを二人は心配していた。

「見つかったらどうすんのさ」
「大丈夫だ。誰も近付かないから」
「でもあかんやろ」
「いいんだよ、俺は。それより早く朝食食えよ」

野菜を炒めて弁当箱に詰める。
坂本は忙しそうに料理をしていた。
二人は黙って料理の並べてあるテーブルに向かう。

「よし、出来た」

弁当の蓋を閉め、坂本が言う。
井ノ原と岡田は箸を動かしつつ坂本を見る。
坂本の顔は嬉しそうで、行くななんて言えなくなってしまった。

「食べたら片付けといてくれな」
「わかった」
「じゃ、行ってくる」

坂本が弁当を持ってリビングを出て行く。
その後姿を井ノ原と岡田は黙って見送った。



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二つの小説について 

November 01 [Mon], 2004, 4:52
下にある『ちぎれた翼』と『勇気の翼』は少しづつ載せていきたいと思います。

『ちぎれた翼』はシリアス

『勇気の翼』は友情&ギャグです。



ちなみに二つのタイトルに『翼』が付くのはたまたまです(笑)

『ちぎれた翼』はトニセン。

『勇気の翼』はチーズスナック(NACS)より。

勇気の翼   NACS 

November 01 [Mon], 2004, 3:45



アイドルになりたいんだ

アイドル?




誰もが夢を見る

歌って踊れるアイドルに



歌を歌えない森崎

何でも歌いこなせる大泉

いい声を活かせて安田

アニメソングなら佐藤

面白い顔は音尾



この五人がアイドルを目指す

そんな日々を覗いてみませんか?



タイトル 勇気の翼


ちぎれた翼   V6 

November 01 [Mon], 2004, 3:13


天界に住む、天使と悪魔
二つの国には共通の掟がある

『 白い翼の者は黒い翼の者に
黒い翼の者は白い翼の者に
お互い会ってはいけない 』

しかし、その掟を破ってしまった天使と悪魔がいる
二人は罪を重ねた

一つ目は、出逢いを
二つ目は、口付けを
そして三つ目は――



白き翼が汚れた時、己は罪を受けるだろう

希望から絶望へと突き落とされた己は


今、何を思う




タイトル  ちぎれた翼





天使:坂本、井ノ原、岡田

悪魔:長野、森田、三宅

CP:坂剛

テスト 

November 01 [Mon], 2004, 3:03
気まぐれで話を載せたいと思います。


更新は気まぐれ。

話はありきたり(笑)
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