適性検査の限界 

September 16 [Fri], 2011, 16:55
適性検査では、受験者の職業適合性といった要素を質問形式で測っていくことになります。
そして、その結果はデータとして集計され、分析されます。
適性検査ツールのメリットは、その集計から分析まで行った状態でデータを出力してくれることであり、それにかかる人的コストを削減できるということでもあります。
しかし、適性検査試験も、読み取ることの出来る情報には限りがあります。
つまり、テストで測ることが出来ない要素もあると言うことです。

適性検査の試験で測定できる要素としては、例えば受験者の積極性やコミュニケーションに対する姿勢、楽観的か悲観的かといった、質問の回答によって分かる項目です。
それは、受験者が意図して回答を変えなければ、本質(少なくとも本人が思っている)に近い結果を導き出すことができるはずです。

しかし、逆に質問では答えられないようなもの、例えばその人の創造性や応用・発展させる能力、広い視野などを測定することは難しいです。
これらの要素は、企業が求める人材の能力としてよく挙げられるものです。
しかし現実には、そういった項目ほど適性検査では測れないという現実があります。

適性検査を活用するにあたっては、そういった限界があるということを前提とした上で、活用すべきではないかと思います。




適性検査ツールを使うメリット 

August 17 [Wed], 2011, 16:17
採用適性検査にも、様々な種類のものがあります。
人事コンサルティング会社や、システム会社がPCに連動可能な適性検査ツールをいくつも開発しています。
しかし、その導入費用はかなり高く、それを導入できる企業は限られています。
そういった企業は、なぜそれだけのコストをかけて適性検査ツールを導入するのでしょうか?

それは、かけるコストに見合うメリットがあるからに他なりません。
それではそのメリットとは一体なんでしょうか。

考えられるのは二つ。
1.かけるコスト以上に他のコストを削減できる
2.かけるコスト以上に売上や利益を伸ばすことができる

上記の2つ以外に、高いコストをかけて適性検査ツールを導入する意味はありません。

まず1.についてですが、これは採用コストの問題でしょう。
応募者がたくさんいて、手作業で検査を行うことが難しい、しかし書類審査だけで大きく絞り込むのは難しいといったときに、適性検査によってデータとしての応募者情報を得て、その中から望ましい応募者だけをピックアップして面接するということが出来ます。
これを人的作業で行っていたら、その時間とコストは膨大なものになることでしょう。

2.については、採用する人材の生み出す利益が、このコストを賄うという考え方でよいでしょう。
いい加減な採用をしてしまって早期退職などになった場合、採用コストは回収されずに損失となります。
逆に、一定期間勤め上げて結果を出してくれる社員を採用できれば、長期的な資産となります。
その精度を上げるためのある意味投資としての意味合いもあるでしょう。

適性検査ツールの導入に関して考えられるのは、こういった状況かと思います。


クレペリン適性検査の苦い思い出 

June 07 [Tue], 2011, 18:41
適性検査の種類で、クレペリン検査という一風変わった検査があります。
これは、一桁の数字がびっしりと書かれた問題用紙を使用します。
試験官の合図によって、1分間、ひたすらその数字を左〜右へと足し続けます。
1分後、試験官の次の合図で次の行へ、、、という形で移り変わっていき、それを30分間繰り返すのです。
この検査によって、集中力や持続力を初めとする性格・能力の傾向がつかめるというものなんですが、
以前これを受けたときに失敗してしまったことがあります。

この試験を何度か受けたことがあり、試しにこの試験のペースを調整してみたのです。
普通は、計算を続けるにつれてだんだんペースが落ちていくものです。
それを、最初のほうにペースをゆっくりにして、後になるほどペースを上げるということを意図的にやってみました。
今となってはあさはかな考えですが、持続力のアピールのような感覚でやってしまいました。
普通に考えたらそんなことが起こるわけも無く、明らかに意図的だと分かってしまうものですけどねぇ。

結果、その採用試験はこの適性検査の筆記試験で不合格となってしまいました。
中途半端に変な知恵を働かせるのではなく、真っ向勝負で適性検査に望むべきだというよい教訓になりました。

適性検査とコスト 

April 21 [Thu], 2011, 16:39
適性検査について書き始めてみましたが、企業規模が大きくなればなるほど
その重要性と困難さは膨らんでいくようです。

企業経営の目的は利益ですから、際限なく人材や経費を投入するわけにはいきません。
企業規模が小さい時は、経営者自らが採用に当たる事ができますので、
自社が求める人材を見極める事が可能かも知れません。
しかし企業規模が大きくなってくると、いつまでもそういうわけにはいきません。

また人事部門に適性検査のシステムの構築からさせることは非効率ともいえます。
やはり餅は餅屋と言う言葉があるように、専門の機関に依頼した方が
適性検査の目的も達せられますし、コスト的にも有利です。

私が見つけた適性検査の機関は、クラウドコンピューティングを活用したり
企業ごとに適したシステムそのものを提供したりすることで、
適性検査を行う企業のコスト負担を大きく軽減しています。

これまでに全国数千社との実績がありますので、そのノウハウは確かなものがあるのでしょう。
なにより、実績が信頼性を物語っています。

適性検査と言う分野は、過去黒い噂もありました。
仕事を依頼しても、その仕事の成果が数値で現れるものではないので
胡散臭い業者さんがいたのも悲しいですが過去には事実だったようです。

大切な我が社の経費を掛けるわけですから、間違いのない業者選択をしたいものです。

今回の記事には、下記のサイトを参考にさせていただきました。
http://www.tekiseicubic.com/

適性検査を行う理由 

January 25 [Tue], 2011, 17:07
就職活動、転職活動をして企業の採用選考に入ると、
面接と合わせて適性検査試験というものが行われると思います。

これは、その人の思考や行動パターンを知るという意味であると同時に、
人間が行う選考活動である面接と違った、客観的なデータとしての応募者の情報を
得る手段だとも言えます。

結局のところ、大勢の応募者を平等に選考しようと考えたときに、
面接官が全てを平等に判断できるとは考えにくい。
いや、現実的に不可能だと思います。

そこで、判断材料として使われるのが適性検査試験で出てきた
客観的な数値としてのデータです。
これに全ての判断を委ねることはまずないと思いますが、
例えば甲乙つけがたしという二人から一人を選ばなければならないとき、
適性検査のようなデータがあれば、その基準として活かすことが出来ます。

あと、身も蓋もない事を言ってしまえば
学力試験のように基礎能力を問うておき、
応募者があまりに多数だったときにはその成績順でまずは
一定の選考を機械的にしてしまうということもできるわけです。

もちろん、適性検査のみで一定の選考人数に絞ることは
優秀な人材を逃す可能性も秘めています。
ただ膨大な数の応募者を面接するために必要な時間とコストを考えると
現実問題としてこのような形で適性検査の結果が使われることも
必然ともいえるかと思います。

適性検査に関しては、以下のサイトを参考に調べました。
コラムなども詳しく書かれており、たいへん参考になります。
http://www.tekiseicubic.com/
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