「坪田譲治 生誕120周年記念特集 善太と三平」
2010年02月01日(月) 22時58分

■1,はじめに
今回は2010年3月3日に生誕120周年を迎える児童文学家の坪田譲治原作の映画を上映します。代表作の善太と三平シリーズの実写映画やアニメーション作品を上映し、恒例のおはなしくらべも行ないます。「おはなしくらべ」は、映画の上映の前に原作の絵本や紙しばいなどを読み聞かせ、その原作を基に映画化された作品と見くらべてみるという企画です。キャラクターやストーリーの違いを読み取り、原作と映画から受ける印象の違いをみんなで話し合います。演出によって別の作品となることを知り、もっと映画を観る楽しみを知ってもらう試みです。
また、上映の合間には16mmフィルム映写機を近くで見学しながら、映写の仕組みを学ぶプログラムも予定しています。
子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。
ぜひ、お友だちとお誘い合わせの上、ご来場ください。
■2,開催概要
主催:ちいさなひとのえいががっこう
協力:杉並区立中央図書館、都立多摩図書館
特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
日時: 2010年3月7日(日) 14:00-16:10
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール (杉並区荻窪3-40-23)
→JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
地図はこちら
料金:無料(先着50名)
お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう
e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
*大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。
■ 3,上映スケジュール
【13:30 開場】
【14:00 開始】
14:00 映画を観る前のお話
14:05 上映開始
「チロの木大きくなあれ」16mm、21分
おはなしくらべ
朗読「きつねとぶどう」
映画「きつねとぶどう」16mm、11分
(休憩、映写機見学)
15:00「善太と三平」16mm、65分
*上映の間には、映画についてのお話があります。
【16:10 終了予定】
↓上映作品の解説はこちら
■4,上映作品の解説
「善太と三平」
(65分/モノクロ/東洋映画製作/16mmフィルム)
善太と三平シリーズの中から「風の中の子供」を映画化。自然あふれる農村を舞台に、風の中を駆ける子供たちと親子関係を、のびのびと描く。善太と三平の兄弟は、自然の中で楽しい夏休みを過ごしていたが、父親が警察に連行され、幼い三平は家族とは慣れて田舎に預けられることになるが…。
監督:宮津博、脚本:厚木たか、撮影:井上莞、音楽:伊藤宣二、出演:岩垂幸彦、竹内照夫、宇佐美諄、坪内美子
「きつねとぶどう」
(11分/1998年/カラー/学研製作16mmフィルム)
母狐はブドウをくわえ、子狐の所へもどる途中、鉄砲に打たれる。子狐に危険を知らせたために。長い年月がたち、そのブドウが実っている所を発見した子狐は母狐への感謝を新たにする。アニメーション作品。
「チロの木大きくなあれ」
(24分/1982年/カラー/英映画社製作/16mmフィルム)
チロが埋めた小さな木の実は、森の動物たちが幸せに暮らしていける大きな木になった。たった一粒の小さな木の実が…。「りすとかしの実」の映画化。
監督・脚本:田口真、アニメーション監督・演出:前田康成、ナレーター:市原悦子、声の出演:三輪勝恵、栗葉子、槐柳二、麻生美代子、緒方賢一
★★ 坪田譲治 プロフィール ★★
1890年(明治23年)岡山県御野郡石井村島田(現在の岡山市島田本町)に父・平太郎、母・幸の次男として生まれる。父はランプ芯製造会社の島田製織所を経営していたが譲治が8歳の時に逝去し、大学生だった兄が家業を継ぐ。以後会社の内紛が続く。のちに譲治も経営に参加する。(これは、後の小説に反映されることになる。)
1908年(明治41年)早稲田大学文科予科へ入学、童話作家の小川未明と出会い、強い影響を受ける。1926年(大正15年)短編小説『正太の馬』を発表、翌年処女短編集『正太の馬』を出版、また雑誌『赤い鳥』に童話を投稿したりするが、プロレタリア文学台頭の中、収入に結びつかず、困窮生活を送る。1935年(昭和10年)山本有三の紹介で『お化けの世界』を雑誌『改造』に発表し、好評を得る。翌年朝日新聞夕刊の新聞小説として連載した『風の中の子供』が絶賛され、幅広い年代層の支持を得て一躍人気作家となる。戦後は、日本児童文学者協会の第3代会長などを務めた。
後年は自らも童話雑誌「びわの実学校」を主宰し、松谷みよ子、あまんきみこ、寺村輝夫、大石真等の後進を育てた。
『お化けの世界』や『風の中の子供』、『子供の四季』などの「善太と三平」物が名高い。全集が三度刊行されている(『坪田譲治全集』8巻本、12巻本。『坪田譲治童話全集』10巻本)。
★★ 宮津博 プロフィール ★★
みやつ・ひろし 1911〜1998年/神戸市生まれ。劇作家・演出家。「大人と子どもの共存する舞台」という演劇ジャンルを開拓。1928年、東京童話劇協会(のち劇団東童)を設立し、『青い鳥』『ピーターパン』など世界名作童話や当時無名の宮沢賢治作品を劇化し、築地小劇場などで公演活動を行った。
「善太と三平」
(65分/モノクロ/東洋映画製作/16mmフィルム)
善太と三平シリーズの中から「風の中の子供」を映画化。自然あふれる農村を舞台に、風の中を駆ける子供たちと親子関係を、のびのびと描く。善太と三平の兄弟は、自然の中で楽しい夏休みを過ごしていたが、父親が警察に連行され、幼い三平は家族とは慣れて田舎に預けられることになるが…。
監督:宮津博、脚本:厚木たか、撮影:井上莞、音楽:伊藤宣二、出演:岩垂幸彦、竹内照夫、宇佐美諄、坪内美子
「きつねとぶどう」
(11分/1998年/カラー/学研製作16mmフィルム)
母狐はブドウをくわえ、子狐の所へもどる途中、鉄砲に打たれる。子狐に危険を知らせたために。長い年月がたち、そのブドウが実っている所を発見した子狐は母狐への感謝を新たにする。アニメーション作品。
「チロの木大きくなあれ」
(24分/1982年/カラー/英映画社製作/16mmフィルム)
チロが埋めた小さな木の実は、森の動物たちが幸せに暮らしていける大きな木になった。たった一粒の小さな木の実が…。「りすとかしの実」の映画化。
監督・脚本:田口真、アニメーション監督・演出:前田康成、ナレーター:市原悦子、声の出演:三輪勝恵、栗葉子、槐柳二、麻生美代子、緒方賢一
★★ 坪田譲治 プロフィール ★★
1890年(明治23年)岡山県御野郡石井村島田(現在の岡山市島田本町)に父・平太郎、母・幸の次男として生まれる。父はランプ芯製造会社の島田製織所を経営していたが譲治が8歳の時に逝去し、大学生だった兄が家業を継ぐ。以後会社の内紛が続く。のちに譲治も経営に参加する。(これは、後の小説に反映されることになる。)
1908年(明治41年)早稲田大学文科予科へ入学、童話作家の小川未明と出会い、強い影響を受ける。1926年(大正15年)短編小説『正太の馬』を発表、翌年処女短編集『正太の馬』を出版、また雑誌『赤い鳥』に童話を投稿したりするが、プロレタリア文学台頭の中、収入に結びつかず、困窮生活を送る。1935年(昭和10年)山本有三の紹介で『お化けの世界』を雑誌『改造』に発表し、好評を得る。翌年朝日新聞夕刊の新聞小説として連載した『風の中の子供』が絶賛され、幅広い年代層の支持を得て一躍人気作家となる。戦後は、日本児童文学者協会の第3代会長などを務めた。
後年は自らも童話雑誌「びわの実学校」を主宰し、松谷みよ子、あまんきみこ、寺村輝夫、大石真等の後進を育てた。
『お化けの世界』や『風の中の子供』、『子供の四季』などの「善太と三平」物が名高い。全集が三度刊行されている(『坪田譲治全集』8巻本、12巻本。『坪田譲治童話全集』10巻本)。
★★ 宮津博 プロフィール ★★
みやつ・ひろし 1911〜1998年/神戸市生まれ。劇作家・演出家。「大人と子どもの共存する舞台」という演劇ジャンルを開拓。1928年、東京童話劇協会(のち劇団東童)を設立し、『青い鳥』『ピーターパン』など世界名作童話や当時無名の宮沢賢治作品を劇化し、築地小劇場などで公演活動を行った。
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