(ちいがくベストテン事務局長 ミヤケちゃん)
ちいさなひとのえいががっこうでは、今回も「ちいさなひとのえいががっこう ベストテン」と題し、2010年に映画館で公開された映画の中から、「親子で観てほしい!」「子どもたちにぜひ観てもらいたい!」と感じた作品を、参加者のみなさま、スタッフなどから募集しました。ここに投票結果を発表します。
1.実施概要
投票受付期間:2010年12月23日(水)〜2011年1月30日(日)
投票してくださった方の人数:28人
投票方法:メールによる投票
2010年1月1日〜12月31日に日本国内で劇場公開された作品(日本映画/外国映画問わず、リバイバル公開されたものも含む)のなかから、「ぜひ子どもたちに観てほしい映画」「親子で観てほしい映画」という観点から、「2010年作品賞」に値すると思う作品を各自3作品まで、それぞれに5点満点で点数をつけて投票。
2.結果発表
1位 『かいじゅうたちのいるところ』
ちいがくベストテン2010の1位を獲得したのは、モーリス・センダックの絵本を原作にした『かいじゅうたちのいるところ』でした。
「マックスとかいじゅうが砂漠を歩いているシーンになぜか涙。子供達は怖いと言って途中までしか見られませんでした。(千さん)」
「予想どおり泣けました。どんな時も別れは悲しいなあ。13歳の長女もホロリ。(サンケイリビング新聞社 ライター小川真也子さん)」
「いつの間にか涙が出ていました。(タマちゃん)」
「なんかもう、もさもさしてて、にやにやして観ました。観終わって、数年振りに本も読み返しました。もさもさ、わさわさ、ふかふか、ていうかんじです。これはこれで、いいと思います。(クロくん)」
2位にはスタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』がランクイン。
2位 『借りぐらしのアリエッティ』
「地球には自分たちだけでなく目に見えない生物も存在していることを教えてくれるジブリらしい作品。これを見れば、世界を見る目が変わると思う。(中山治美さん)」
3位には、同じ点数で『カラフル』『トイストーリー3』『ユキとニナ』の3作品が入りました。
3位 『カラフル』
「高学年生向けかもしれないけれど、他人に簡単に「死ね」とか言っちゃう子や、自殺を考える子が増えている昨今、嘆き悲しむ人がいることを教えてくれる。大人も衝撃を受ける作品。(中山治美さん)」
「発端はちょっと暗いが、素晴らしい絵の中で思春期の少年の心が変化する様がなかなかいい。(村山匡一郎さん)」
3位 『トイ・ストーリー3』
「最後にアンディが小さな女の子と思いっきりおもちゃで遊んでいるシーンがとてもぐっときました。大切なものは、やはり大切にしてくれる人へ託したいものです。そして大切なものとのお別れの儀式をあのような形でできたアンディも玩具たちも幸せだっただろうなあって思いました。(斉藤さん)」
「子どもたちはこの映画を見た後、自分のおもちゃ達も留守中に動き話していると信じ、想像力がよりたくましくなったよう。急に自分達が家に戻ったり、夜中に起きたりしたら、おもちゃ達をびっくりさせてしまうからと気を使っていました。(千さん)」
「はじめて『トイストーリー』を見ましたが「こういうお話だったのか・・」と結構泣けました。子どもはどう感じるのだろう・・。大人は泣きますよね。(岩崎ゆう子さん)
「おもちゃたちが今回も素晴らしい。あらがえない現実の中にも夢と希望がある。傑作!!(東風、山本絵美さん)」
3位 『ユキとニナ』
「小学生には両親が「離婚する」という事を想像するのは難しいかもしれないし、そういう現実があることを知るのは辛いけど、主演の子が自分たちと変わらぬ素人で、カメラの前で自然に演じている姿を見るだけでもびっくりするはず。(中山治美さん)」
「子どもたちの世界はおとなの都合で左右されるほど単純じゃないことを幻想的に描き出している。(村山匡一郎さん)」
「「友達と離れたくない!」と素直に行動に移す怖いもの知らずな子どもたちと、予想していた以上にファンタジックな世界観に引き込まれました。(東風、山本絵美さん)」
「おとなの憧れる美しいこどもの世界。ユキちゃんニナちゃんと同じくらいのこどもたちはどう感じるのか聞いてみたいです。(かよさん)」
複数の方からの票を集めた6位〜9位以降を順にご紹介。
6位 『冬の小鳥』
「施設を舞台に「幸せになる」ための術を身につけてゆく少女たちが見事。空港ゲートの向こうにあるのは希望か苦難か?(田中文人さん)」
7位 『オーシャンズ』
「なんといっても7歳の3女が海の中の生き物が大好き!この映画の公開をずーっと心待ちにしていて、いざ映画が始まると、ずっと私に解説してくれました。実はあの壮大な海にみとれ、解説も心地よく、私はとろ〜ん‥‥ごめんね、わが娘よ!(サンケイリビング新聞社 ライター小川真也子さん)」
7位 『ベスト・キッド』
「ちいがく世代の男の子が、カンフーを通じて成長していくという内容もいいですが、子どもたちにジャッキー・チェンという存在を知ってほしいです。いつだって汗にまみれ、血を流し、そして半ベソをかきながらカンフーをするジャッキーをみて、俺たちは、殴られるのも殴るのも痛くてつらいことなんだと知りました。こんなこと教えてくれるアクションスター、他にいるか?(ぐっさん)」
9位 『アリス・イン・ワンダーランド』
「美術、映像がすばらしかった。ティムバートンのクレイジーなファンタジーが大好きでしたが、ストーリーはともかく(ココが残念)、ビジュアルだけで満足な映画でした。(斉藤さん)」
「11歳の2女が「めちゃおもしろかった!」と、3D体験に大満足でした。そして最後はやっぱりじ〜んときてしまいました。ジョニー・デップの演技は評判どおりgoodでした。(サンケイリビング新聞社 ライター小川真也子さん)」
9位 『時をかける少女』
「過去や未来を自由に行き来できるという映画の特性が活きている作品です。楽しいストーリーと、魅力的なヒロインで、若い世代が感情移入しやすいはず。(矢田部さん)」
その他、みなさんから挙げられた作品を、熱いコメントとともにお送りします。
・『インビクタス -負けざる者たち-』
「これが映画だ!スケールが大きく、物語が感動的で、世界や歴史を知ることが出来る。こういう映画を見て、映画を好きになってもらいたい。(矢田部さん)」
・
『告白』(R15)
「R指定の映画ですが、小学生くらいからは観てもいいんじゃないかと個人的には思います。これは今時の現実を描いているようでいながらリアリティがうまく排除されていてまるでファンタジーを見ているようでした。どっかの記事にもありましたが「救いはないが、気持ちいい」話です。(きなこさん)」
・『ヒックとドラゴン』
「2010年もたくさんの3D映画が公開されたけど、その中でも抜群にわくわくどきどきさせられる、ドラゴンの飛行シーン。それは動きがすごい!だけではなく、ヒックとトゥースが「通じ合えた!」と感じたからなんじゃないかなあ。(オカザキくん)」
・『ぼくのエリ 200歳の少女』(PG12)
「自分の育った環境とまったく似ていないのに、ひたすら雪景色の閉塞感と切迫感に、なぜか子どもの頃の空気をありありと思い出しました。この映像の美しさは、ホラー映画の入門編としても十分ありだと思います!(あいこ)」
・『エリックを探して』
「できないこととかだめなことっていっぱいあるけど、でも本当はいつでもやり直せるし、それがわかるようになるだけでも、長く生きていくことってすばらしいのかも、と思わせてくれる映画でした。大爆笑して、本当にしあわせだった。(あいこ)」
・『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』
「パッとする、うだつをあげるってどういうことだろう?昔思ったとおりの姿になっていなかったとして、それってどれくらい絶望的なことなんだろう?大きな話になりがちな、生きていくってどういうこと?みたいな話題を、身の丈の大きさで再び獲得していくストーリーが、とても魅力的でした。(あいこ)」
・『宇宙ショーへようこそ』
「ぼくたちが住んでいるこの世界と、遠く遠くにあるはずの宇宙は、実はそんなにはなれてないのかも。明日いきなりこんな冒険が始まったらどうしよう!楽しさがぎゅっとあつめられたアニメーション。(オカザキくん)」
・『武士道シックスティーン』
「ちょっと背伸びして、高校生の世界を覗いてみよう!みんな苦労しながら頑張っているんだぜ!才能があっても無くても頑張るのだ。ライバルバンザイ!(矢田部さん)」
・『ヒーローショー』(R15)
「ぼくには、この映画をつくったカントクが「おっちゃんはおこっとるんやで〜!」といっているように聞こえた。なにに/だれに/だれのためにおこっているんだろう。15歳以上しかみられないけれど、ぼくがいった映画館には、制服姿の高校生たちもたくさんいた。「どうだった?おもしろかった?」とぼくは聞いてみたかった。(オカザキくん)」
・『パリ20区、僕たちのクラス』
「10代の頃、学校は世界であり社会であるとおもう。学校を舞台にした傑作は数あれど、ユーモアと苦味の利いた出色の作。(田中文人さん)」
・『しあわせの隠れ場所』
「黒人少年の養母となるサンドラ・ブロックが素晴らしい。(田中文人さん)」
・『ゴダール・ソシアリスム』
「ゴダールは自分が小6、小3、幼・年長の頃に観てみたかったという意味もこめて選びました。(川口敦子さん)」
・『おまえうまそうだな』
「この絵本シリーズは息子がとにかく好きだったので見に行きました。親子でまったく同じように共感できる映画だったということでこちらにしました。(斉藤さん)」
・『100歳の少年と12通の手紙』
「生きられない人生を疑似体験する難病の少年の話がおとぎ話のようにほのぼのと伝わってくる。(村山匡一郎さん)」
・『北京の自転車』
「豊かになることで逆に失うものがあるという日本の経験した苦い教訓を的確にとらえていることや、それでいて作品を暗いものにはさせない監督の手腕に驚く。(銀幕閑話・紀平重成さん)」
・『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』
「毎年クレヨンしんちゃんに票を入れるのは私だけなんだよなあ。しんのすけの活躍に今回も満足です。(ミヤケちゃん)」
その他、票のみの作品。
・
海の沈黙
・
プチ・ニコラ
・ さよならブーリー
・
風のなかで むしのいのち くさのいのち もののいのち
・
リトル・ランボーズ
・
玄牝
・
飛べ、ペンギン
・
SPACE BATTLESHIP ヤマト
・
ローラーガールズ・ダイアリー
・
トイレット
・
マザーウォーター
<参考>投票者の皆様の点数と、各作品の合計得点
↓↓↓
【参加者親子さん、協力者のみなさん】
・齋藤さん
『トイ・ストーリー3』3点
『アリス・イン・ワンダーランド』3点
『おまえうまそうだな』3点
・中山治美さん
『借りぐらしのアリエッティ』5点
『カラフル』5点
『ユキとニナ』4点
・村山匡一郎さん
『カラフル』5点
『ユキとニナ』4点
『100歳の少年と12通の手紙』3点
・田中文人さん
『冬の小鳥』4点
『パリ20区、僕たちのクラス』3点
『しあわせの隠れ場所』3点
・小川真也子さん
『オーシャンズ』5点
『かいじゅうたちのいるところ』4点
『アリス・イン・ワンダーランド』3点
・岩崎ゆう子さん
『カラフル』4点
『トイ・ストーリー3』4点
『冬の小鳥』4点
・矢田部さん
『インビクタス –負けざる者たち-』5点
『時をかける少女』3点
『武士道シックスティーン』3点
・川口敦子さん
『海の沈黙』5点
『冬の小鳥』3点
『ゴダール・ソシアリスム』3点
・ComWave 田中英司さん
『トイ・ストーリー3』5点
・千さん
『トイ・ストーリー3』5点
『かいじゅうたちのいるところ』4点
・匿名希望さん
『オーシャンズ』4点
『借りぐらしのアリエッティ』3点
・川井田博幸さん
『さよならプーリー』5点
『風のなかで むしのいのち くさのいのち もののいのち』5点
・銀幕閑話・紀平重成さん
『北京の自転車』3点
・東風、山本絵美さん
『トイ・ストーリー3』5点
『ユキとニナ』5点
『玄牝』5点
・音田博美さん
『カラフル』5点
『ベスト・キッド』4点
【ちいがくスタッフのみなさん】
・オカザキくん
『ヒックとドラゴン』4点
『宇宙ショーへようこそ』3点
『ヒーローショー』3点
・ミヤケちゃん
『カラフル』3点
『かいじゅうたちのいるところ』2点
『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』1点
・かよさん
『借りぐらしのアリエッティ』5点
『ユキとニナ』5点
『リトル・ランボーズ』3点
・いずみさん
『かいじゅうたちのいるところ』4点
『借りぐらしのアリエッティ』3点
・くみさん
『ユキとニナ』4点
『借りぐらしのアリエッティ』3点
・タマちゃん
『かいじゅうたちのいるところ』5点
『プチ・ニコラ』5点
・クロくん
『かいじゅうたちのいるところ』4点
・きなこさん
『告白』5点
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』3点
・いづみさん
『トイレット』1点
『マザー・ウォーター』1点
・ちやさん
『借りぐらしのアリエッティ』5点
『飛べ、ペンギン』5点
『かいじゅうたちのいるところ』4点
・きよさん
『かいじゅうたちのいるところ』3点
『時をかける少女』3点
『ローラーガールズ・ダイアリー』3点
・ぐっさん
『ベスト・キッド』5点
・あいこさん
『僕のエリ 200歳の少女』4点
『エリックを探して』4点
『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』4点
以上、28名のみなさまありがとうございました!
1位 30点
『かいじゅうたちのいるところ』
2位 24点
『借りぐらしのアリエッティ』
3位 22点
『カラフル』
『トイ・ストーリー3』
『ユキとニナ』
6位 11点
『冬の小鳥』
7位 9点
『オーシャンズ』
『ベスト・キッド』
9位 6点
『アリス・イン・ワンダーランド』
『時をかける少女』
11位 5点
『海の沈黙』
『プチ・ニコラ』
『さよならブーリー』
『風のなかで』
『インビクタス/負けざる者たち』
『玄牝』
『告白』(R15)
『飛べ、ペンギン』
19位 4点
『ヒックとドラゴン』
『ぼくのエリ 200歳の少女』(PG12)
『エリックを探して』
『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』
23位 3点
『宇宙ショーへようこそ』
『リトル・ランボーズ』
『武士道シックスティーン』
『ヒーローショー』(R15)
『パリ20区、僕たちのクラス』
『しあわせの隠れ場所』
『ゴダール・ソシアリスム』
『おまえうまそうだな』
『100歳の少年と12通の手紙』
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
『ローラーガールズ・ダイアリー』
『北京の自転車』
35位 1点
『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』
『トイレット』
『マザーウォーター』
以上