ちいさなひとのえいががっこう 

2017年12月31日(日) 23時59分


「ちいさなひとのえいががっこう」とは、「映画を勉強しよう!」をコンセプトに、子どもも親も一緒になって映画を楽しめる場を作りたい、とボランティアの有志が集まって活動を始めたサークルです。
活動を始めてから10年が経ちました。
今後もいろいろな映画上映会で映画を楽しんだり、近くの映画館へ遠足に行ったり、映画の作り方の秘密を知るためのワークショップを企画していきます。

これまでに68回の上映会、9回の映画館遠足、15回の出前上映会、3回の段ボール映画館WSを実施して、子ども2,370名、大人1,766名 のあわせて約4,100名あまりの親子に参加していただきました(参加人数は2016年6月30日現在)

次回は3/18映画で世界一周!ーギリシャ編@杉並区立中央図書館を予定しています。

<ブログ更新情報>
3/9 【上映会】3/18『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』をアップしました。
2/2 【上映会】2/18『マダガスカル』をアップしました。
12/24 【上映会】12/24『いたずら天使ミッシェル』をアップしました。

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ちいさなひとのえいががっこう
  ---こんな映画学校を目指しています!

こどもえいがかい
  --次回は3/18(土)映画で世界一周!ーギリシャ編『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』@杉並区立中央図書館を予定しています。

映画館遠足
  --2016年は『父を探して』@ユジク阿佐ヶ谷を実施しました。

ちいがくベストテン
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メディアでの紹介
  --様々なメディアで「ちいがく」を取り上げていただいています。

出前上映会、受付中!
  --学校や公共施設などでの出前上映会を承ります。

・ただいま「ちいさなひとのえいががっこう」では、一緒に活動をしてくれるボランティア・スタッフ(年齢・職業関係なし!)と、一緒に映画を楽しんで観てくれる生徒(子ども)を募集しています。
【ちいがくスタッフ募集中!〜夏休み大作戦】 をご覧ください。
  まずは eigagakkou@hotmail.co.jp まで。

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【報告】親子で映画館遠足ー8/7映画で世界一周!-ブラジル編 

2017年04月10日(月) 4時04分
(報告:かよさん、オカザキ)


一年に一度の映画館遠足。今回はブラジルへの旅行です。
大人6名、子ども7名あわせて13名の親子に参加していただきました。

朝9時にユジク阿佐ヶ谷へ集合し、パスポートに『父を探して』の少年のスタンプを押していきます。
上映前には映画を見る前のお話があり、ユジク阿佐ヶ谷の武井支配人から、映画館のお仕事とはどんな内容なのか、映画館で映画を観るときの注意事項などをお話していただきました。


いよいよ『父を探して』の上映です。
少年の冒険が手描きの優しいイメージで色あざやかに描かれる、セリフのない作品です。
上映後には劇場内のスクリーンの前で、みんなで記念撮影を行ないました。


その後、阿佐ヶ谷駅をはさんで向かい側にある阿佐ヶ谷地域区民センターへ移動しました。借りていた会議室でお昼ごはんを食べていると…突然の停電!区民センターの事務所に確認しましたが、この建物だけでなく、どうやら地域一帯が停電になっていることが分かりました。この日はWS会場近くの阿佐ヶ谷駅前のパール商店街を中心に、年に一度の七夕まつりが開催中。かなりの数の人出と、多くの屋台などが出ていて、真夏の冷房利用なども重なって電力消費が急増していたのかも知れません。イベントの続行すら危ぶまれましたが、別に用意していたうちわを参加者のみなさんに配布して、熱中症に注意しながらの再開となりました(のちほど、トーク中に電気も復旧して事なきを得ました)。参加者の方にはご心配とご負担をおかけしまして申し訳ありませんでした。


お昼ごはんのあとは、ブラジルについてのトークの時間です。今日はテレビなどのメディアでもご活躍されているシモネさんが、ブラジルのことを教えてくれる先生です。
シモネさんはご両親のお仕事の都合で日本に引っ越してこられ、すぐにブラジルに帰国するつもりが、もう24年も日本で暮らしているそうです。
まずは映画パスポートの世界地図を見ながら、どこにブラジルがあるかを探します。シモネさんからのヒントは「大きい国です」…場所が分かったら次のクイズ「ブラジルの中に日本はいくつ入るでしょうか?」5個、10個、15個…正解は23個!とても大きな国だということが分かります。シモネさんはサンパウロの出身ですが、なんと、日本とサンパウロの大きさはほとんど同じくらいだそうです。


ちょうどいまオリンピックが、サンパウロの隣のリオ・デ・ジャネイロという街で開催されています。そして、奥地にはアマゾンという大きな密林があります。飛行機で行ってもサンパウロから7〜8時間かかるので、ブラジルの人もあまり知らないし、行ったことがありません。サンパウロは東京みたいな大きな街だそう。「ブラジル出身だから、アマゾンの動物見たことあるの?」って訊かれることが多いそうですが、東京の人と同じように、動物園でしか見ることはないそうですよ。

とても広いので、同じ国の中でも地方によって気候が全然違います。ずっと気温の高い地域も、四季がある地域、冬は寒くなる地域もあります。サンパウロはそれほど寒くならず、過ごしやすい気候。日本と違って湿度が低くて涼しいそうです。
南半球にあるブラジルは四季が日本とは反対なので、12月は夏。サンタさんはTシャツと半ズボンでやってきます。


次に、ブラジルの子どもたちの暮らしについて教えてもらいました。
ブラジルの学校の夏休みは、12〜2月まで、まるまる2ヶ月。宿題はありません。うらやましい!
冬休みは8月で、二週間くらいです。学校は朝行くか午後行くか選べるそうです。お掃除は、専門の人がやってくれるので、子どもたちのお掃除の時間はありません。日本のような運動会はありませんが、学校でダンスパーティーがあるそうです!

ブラジルの子どもたちが、起きてから一番最初にすることは何でしょう?
朝ごはん、着替え、歯磨き、顔を洗う…ブラジルでは、お父さんとお母さんにハグとキスをするんですって!「おはよう」って言うのと同じことなんです。
学校に行ったら、友だちや先生にも同じようにします。大人のお化粧がついちゃうこともあります。
「おやすみなさい」の時も同じです。シモネさんは、日本ではみんなハグもキスもしないからびっくりしたそうです。


子どもたちに人気のスポーツは、男の子はもちろんサッカー!これにはみんな納得の表情です。
女の子にはバレーボールが人気です。シモネさんが子どもの頃は、なんと道路にネットを張ってバレーボールしていたそうですよ。
ブラジルでは、誕生日には何十人もお客さんを呼んで盛大なパーティーを開くそうです。
ブラジルの人はみんなで集まってパーティーするのが大好き。友だちの友だちのでも行っちゃうから、知らない人まで来ちゃうんだそうです。お母さんは準備が大変ですね。

ブラジルでは、日本と同じようにお米を食べます。日本のごはんとお味噌汁のように、ごはんと豆の煮たのを一緒に食べるのが普通だそうです。映画の中でも、少年はお米と豆を食べていましたね。
日本みたいにお茶碗や小皿に分けずに、一つのお皿で食べることが多いそう。
また、デザートにフルーツをよく食べます。アボカドをよく食べるそうですが、お砂糖とレモン汁をつけて食べると聞いて、みんなびっくりしていました。


ブラジルの言葉を教えてもらいました。ブラジルでは、ポルトガル語が使われています。
朝昼晩使える挨拶=オイ!
さよなら=チャオ!
ありがとう=女の子はオブリガーダ、男の子はオブリガード
わたしの名前は〜=メウ・ノーミ・エ〜

シモネ先生に「オブリガード」「オブリガーダ」と教えてもらった言葉でお礼を言って、トークは終了。


続いて、『父を探して』のメイキング映像(18分)を鑑賞します。
メイキングには監督が登場します。監督は映画のあらゆることを決める人。
絵を描くアニメーターや、音を担当するミュージシャンに指示をして、一緒に映画を作り上げます。止まっている絵が動き出し、音楽とともに物語になっていきます。
シモネさんが、ポルトガル語の原題は「少年と世界」という意味だと教えてくれました。

続いては、お絵描きワークショップです。
床に敷かれた大きな白い紙に、今日見た映画のように、絵の具やペンを使って自由にお絵描きをしましょう。まずは、寝転がって、輪郭をなぞる「分身の術」をやってみます。形が書けたら、好きな色を塗っていきます。顔を描いたり、洋服を着せたり、模様を描いたり…
手や足に絵の具をつけ、全身を使って描く子もいました。大きな画面は、みるみるみんなの絵で埋まっていきました。


最後に、完成した絵と一緒に記念撮影し、映画館遠足は終了となりました。
停電というトラブルがありながら、最後までおつきあいいただいた参加者のみなさま、ありがとうございました。

【報告】3/18映画で世界一周!-ギリシャ編  

2017年04月09日(日) 19時35分
(報告:オカザキ)
映画で世界一周!本日は初めての訪問となるギリシャです。日本では、とくにギリシャ神話でおなじみでしょう。
まずはいつものようにパスポートにパルテノン神殿の入国スタンプを押して、上映会が始まりました。

上映する映画は『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』です。アメリカで作られた映画ですが、ギリシャ神話にでてきた神様や英雄、エピソードがもとになっています。このように、ギリシャ神話はたくさんの物語や映画、ゲームやマンガなどのもとになっています。少し長い映画でしたが、みんな静かに最後まで集中して映画を観ることができました。

上映後にはコンスタンティノス(コスタス)さんをお迎えして、PowerPointで作った資料を子どもたちに見せながら、ギリシャのことをお話ししていただきました。


まずはギリシャの位置から。地中海に浮かぶ、たくさんの島からなっています。日本ではエーゲ海沿いの真っ青な海と、真っ白な建物のイメージが強いかも知れませんが、マケドニア地方の山岳部や東海岸の景色など、同じ国の中でも風景がぜんぜん違うことを教えてくれました。コスタスさんは、中央部の山あいの街・ドラマに生まれ育ちました。ドラマの街の中心部には大きな緑地公園があり、市民の憩いの場となっているそうで、クリスマスの時期に美しくライトアップされている写真も見せていただきました。たくさんの水路もありましたが、もともとドラマという地名は、ラテン語の「イドラマ=水のまち」という意味から名付けられたそうです。

ギリシャといえばオリンピック発祥の地。そんなギリシャでも一番人気のスポーツはサッカーだそうです。また、ギリシャ料理も紹介してくれました。ピーマンやパプリカにひき肉や米を詰めたもの、ラザニアのような料理「ムサカ」、ギロ(ケバブに似た焼肉)など、どれも美味しそうです。
ギリシャの伝統的な踊りも写真で紹介していただきました。どれも手を繋いで踊っています。このように人と人との距離が近くなる踊りがギリシャの特徴だそうです。

コスタスさんが日本にやってきた経緯もお話いただきました。2013年に来日して4年目。もともとギリシャで都市計画を専攻していたコスタスさんは、都市を作るときに災害の対策をどうするか、災害が起きる前にどういった政策を作るかなどを研究していたそうです。日本は津波や地震などが多く、2011年の東日本大震災のように復興後の街づくりをどう進めていくのかに関心があって来日したとのこと。

そんなコスタスさんが日本に来てびっくりしたことを聞いてみると…。研究のこともあって、街を観察することが好きなコスタスさんは、日本の電車などの公共交通の速さと美しさ、清潔さにびっくりしたそうです。また街でもゴミをポイ捨てしたりせず、ペットのトイレの後始末もきちんとしていて、自分の街への愛の強さを感じたと話してくれました。

ギリシャで有名な石造りのパルテノン神殿は、何千年もの年月に耐えて建っています。古代の建築家が4,000年前から地震対策の工夫をこらしていたことを教えてくれました。建物の下は杭を打ったりせずに、4枚の大きなプレートがミルフィーユのように重ねられており、太い大きな柱は一本で作っているのではなく、小さなブロックみたいなものを積み重ねて作っているそうです。このことによって、昔から日本のように地震が多いギリシャでも、土台が崩れたり、柱がぽっきり折れたりしないで、ずれることによって地震の力を逃がしているそうです。
クレタ島に3,500年前に栄えていたクレタ文明が、大火山の爆発と大津波で一夜にして消えてしまったエピソードも紹介してくれました。


また映画を思い出しつつ、ギリシャ神話の挿絵を見ながら、それぞれどの神様なのか子どもたちと考えてみました。
ハデス、プルトウ、ポシドナス(ポセイドン)、ゼウス、アテナ、ヘラ、ヘルメス…。ここに出てくる他にも、もっとたくさんの神様がいます。
コスタスさんが「この神様たちはどこに住んでいるのでしょうか」とクイズを出しました。正解は…オリンポスの山。今回の映画の題名にもなっていますが、3,000m近くもある高い山で、誰も行けないような高さと険しさのため、神様が住んでいると考えられていました。ギリシャでいちばん高い山で、日本人にとっての富士山のように、ギリシャの人にとって特別な山だそうです。


ギリシャ語でのあいさつも教えてもらいました。ギリシャ文字は私たちがよく知っている英語などラテン文字のアルファベットと違ったもので、なかなか見慣れません。
こんにちは→「ヤ・サス」。ヤがあなたを、サスが健康を表す言葉だそうです。
さよなら→「アディオ」。スペイン語などのアディオスに似ていますね。
またねとお別れを言うときは「タレメ」。日本語の「タレ目」と同じ発音のため、日本人の友だちと話すときには笑ってしまうそうです。
ありがとうは「エフファリースト」。
わたしの名前は◎◎ですは「メレネ◎◎」。
ギリシャ語はイントネーションも大事なため、「ミロ」という言葉もアクセントをつける位置によって「話す」と「りんご」と違う意味になるそうです。

最後にコスタスさんから、親子のみなさんへメッセージをいただきました。ご自身が、昔からギリシャだけでなく世界を見たいという思いを抱いていたそうで、「みなさんも日本だけでなく、世界の色々な国を見ることはとても大事なことだと思います。親御さんは、お子さんと離れるのもさびしいかも知れませんがぜひ送り出してください」とコスタスさん。また、そのためにも「この上映会のようなイベントは、とてもよいと思います」と仰ってくださいました。
最後にみんなでコスタスさんに「エフファリースト」とお礼を言って上映会は終わりました。

アンケートの回答のうち、許可をいただいたコメントをご紹介します。

子どもが映画を理解できるかが心配でしたが、とてものめりこんで、楽しんで見ていました。
ギリシャの方のお話も興味深く聞かせていただきました。これをきっかけにギリシャやギリシャ神話に関心を持ったようで、さっそく本を借りて帰るようです。楽しい時間を有り難うございました。
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初めて見たけれど、面白かった。最初は難しかったけれど、最後は面白かった。次回も来たい。
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【報告】2/18映画で世界一周!-マダガスカル編  

2017年04月09日(日) 19時31分
(報告者:かよさん)

映画で世界一周!今回はアフリカ大陸の東に浮かぶ島国マダガスカルを訪問します。
大人15名、子ども26名が参加してくれました。

まずは大ヒットアニメ『マダガスカル』を上映しました。ニューヨークの動物園からアフリカへ送られることになった動物たちが、マダガスカルに漂着し、ジャングルに住む色々な動物たちとドタバタ騒動を繰り広げるコメディです。上映中には子どもたちから何度も笑いが起きて、とても楽しい時間でした。劇中でもエンディングでも繰り返し歌われた「踊るっのすきすき〜、とってもすきすき〜」の歌を、休憩時間中に口ずさむ子どもたちもいました。


上映後には、マダガスカル出身の奥村マリアさんを講師にお迎えして、お話をお伺いしました。姪っ子のミラーナさんと、マリアさんのお子さんも一緒に前でお話していただく、アットホームな雰囲気のトークになりました。

まずは、マダガスカルのことについて。
マリアさんは南部トゥリアナ州の出身で、伝統音楽の歌手・ダンサーとして活動されていましたが、日本人の男性と結婚して6年前に来日されました。マダガスカルから日本に行くには、飛行機を乗り継いで丸一日かかります。そんな遠いところからやってきたマリアさんが一番びっくりしたことは、雪が降ったこと!初めて見た時は子どものように興奮した、とお話してくれました。他には、ビルがたくさんあることに驚いたそうです。首都アンタナナリボ以外ではエレベーターやエスカレーターがついているような大きなビルはないのだそう。
どんな食べ物が有名ですか?という質問に、マリアさんが挙げたのは「グジュグジュ」という不思議な名前のお菓子。お米で作るもので、マリアさんは日本で暮らす今でも作って食べるそうです。また、マダガスカルは洋菓子に使われるカカオやバニラビーンズが名産だと紹介してくれました。
乾燥して雨が少なく、暑い国だというマダガスカル。南半球なので、日本とは反対に11月が一番暑く、一番寒い時期で6月ごろでも日本の春くらいの気温だそうです。
有名なバオバブの木にも、マダガスカル固有の種類があるそうです。マリアさんが持ってきてくれたバオバブの実に、みんな興味しんしん。硬い殻に覆われていますが、中身は食べられるそうです。


また、映画でもたくさんの動物がでてきましたが、マダガスカルには独自の生態系が残されていて、ここにしか生息していない動物もたくさんいます。色が変わることで有名なカメレオンにも、マダガスカルにしかいない種類がいます。マリアさんは小さいとき木登りをして遊んでいると、カメレオンによく出会っていたそうです。
でもやっぱり有名なのは、さまざまな種類の猿。マリアさんが写真を見せながらお話してくださいましたが、なかでもみんながいちばんびっくりしたのは、歌でもなじみの深いアイアイ。歌の雰囲気からはとてもかわいらしい見た目なのかと思っていましたが、実際のアイアイはすごく怖い顔をしていて、子どもたちも「可愛くない!」「こわい!」と声が上がりました。マリアさんも、日本で「アイアイ」の歌を聞いてびっくりしたそうですよ。

今日は美しい伝統衣装で登場してくださったマリアさんとミラーナさん。マリアさんが、お化粧と髪型について説明してくれました。おでこに描いてあるのはなんでしょう?と呼びかけると、子どもたちから「太陽!」と答えが。太陽のエネルギーをもらえるように、という願いが込められているそうです。また、髪型は左右に三つずつおだんごが結われていますが、これは「3」がバランスの取れた数字だからだとか。


続いて、マダガスカル語も教えていただきました。
文字は、英語と同じアルファベットを使うそうです。
こんにちは→マナオナ、マナオナ・トゥンコン
さようなら→ベルマ
ありがとう→ミサウジャー、ミサウジャー・ベーチェカ
私の名前は◎◎です→アナラク◎◎


お話のあとには、マリアさんとミラーナさんが歌とダンスを披露してくださいました。映画の中でも、動物たちが歌って踊っていましたが、マダガスカルの人たちも歌や踊りが好きなんだそうです。まずは二人でアカペラで披露していただきました。サラカウという曲で、歌われている内容は「お母さん、私を受け入れてください」という意味だそうです。二人のハーモニーがとても美しく、とても胸に響きました。

続いて、ダンスを音楽にあわせて披露していただきました。そして、子どもたちも、前に出てきてマリアさんたちと一緒に踊りました。ノリノリの子も、すこし恥ずかしがりながらの子も、みんなとっても上手でした!



トークだけでなく、とても素晴らしい歌と踊りを披露してくださった、マリアさんにお礼を言って上映会は終了しました。

アンケートの回答のうち、許可をいただいたコメントをご紹介します。
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ぜんぶおもしろかったです(子どもの感想)

映画で世界一周!のポスターを以前見かけてから、なかなか日にちが合わず、今回ようやく拝見できました。
ストーリーも笑いあり、感動あり、絵もかわいく、楽しかったです。次はどの国を訪れられるか楽しみにしています。
なかなか現地に居られた方のお話は聞けないので、マリアさんのお話は大変貴重でした。髪型も衣装も踊りも素敵でした。(親の感想)
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映画も、マダガスカルのお話、ダンスもとてもよかったです。また参加したいです。(掲載可)
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【報告】12/24映画で世界一周!-スウェーデン編  

2017年04月09日(日) 19時28分
(報告:ミヤケちゃん)


 12月24日のクリスマスイブ、杉並区立中央図書館にて、「映画で世界一周!〜スウェーデン編『いたずら天使ミッシェル』」を開催しました。
今年もちいがくの上映会では、「映画で世界一周!」と題して様々な国へ旅してきましたが、一年を締めくくるクリスマス上映会では、スウェーデンをピックアップ。ちいがくの上映会でいつも好評の『長くつ下のピッピ』と同じ原作者アストリッド・リンドグレーンによる『いたずら天使ミッシェル』の上映です。

約80分の映画の上映では、頭から鍋を被って抜けなくなってしまったり、妹を国旗のように棒にぶら下げたり…とミッシェルのいたずらのオンパレード。子どもたちからも、何度も笑い声が上がっていました。
上映の後には、16mm映写機の解説も行ないました。



スウェーデン出身のヨハンナさんによるお話。ヨハンナさんが作ってきてくださったPowerPointのスライドショーをみんなで見ながら、スウェーデンのことをたくさん教えてもらいました。
スウェーデンはどこにあるのかな?という話から、地図をみながら北欧の位置を確認します。
「スウェーデンの家は何色?」という質問に、ミシェルの住んでいた家を思い出します。他の国とは違って、赤い色の家が多いのです。
「スウェーデンの主食は何?」みんな思いつく食べ物をいろいろ答えますが、なかなか当たりません。実はじゃがいもがたくさん食べられているのです。なんと200種類以上もあるそうです。
「スウェーデンの子どもは何を食べる?何を飲む?」たくさん食べられていて、特に有名なのはミートボール。あとは森で採れるベリーを使ったパンケーキの写真も、とても美味しそうでした。また、飲み物もいちごなどのベリーを使ったフルーツジュースが美味しいそうです。

また、映画の中に出てきたたくさんの動物たちをみんなで挙げていきました。ブタや馬、鶏など子どもたちが答えたあと、「スウェーデンで森の王様と呼ばれる動物はなんでしょう?」とヨハンナさんからのクイズ。正解はヘラジカ。立派な角が特徴的ですが、体の大きさはクマの二倍あり、体重はなんと自動車と同じ重さなんです。


『いたずら天使ミッシェル』の原作者アストリッド・リンドグレーンは、スウェーデンの紙幣のモデルになるほどの有名人。実際のヨハンナさんからそのお金も見せてもらいました。
さらに、スウェーデンの子どもは数か国語を話せると聞いてびっくり(ちなみにヨハンナさんは7か国語がしゃべれるそう)。ほかにも、スウェーデンのクリスマスのごちそうの写真を見せてもらったりして、本場のクリスマスにちょっとだけ触れることができました。


続いてスウェーデン語を少し教えてもらいました。
「こんにちは」はHej(へい)

「ありがとう」はTack(たっき)

そして「メリー・クリスマス」はGod jul
(ゴーユー)というそうです。


お話の後はちいがくからのクリスマスプレゼントとして、クリスマスカード工作の時間。みんな好きな色のペンやシールを使ってオリジナルのクリスマスカードを作りました。

今回も、子ども24名、大人13名の計37名のみなさんにお越しいただき、大にぎわいの上映会となりました。
また来年も、ちいがくをよろしくお願いいたします!



アンケートの回答のうち、許可をいただいたコメントをご紹介します。

スライドショーがすごく分かりやすかったです。いつも楽しみにしています。

【報告】9/17映画で世界一周!-メキシコ編  

2017年04月09日(日) 19時23分
(報告:オカザキ、かよさん)


映画で世界一周!今回は初めての訪問となる中米のメキシコ。
いつも通り映画パスポートにスタンプを押して、上映会が始まります。定員を上回る大人29名、子ども38名、あわせて67名のお客様に来場いただきました。
今回の上映作品は『ナチョ・リブレ 覆面の神様』。メキシコを舞台に、ジャック・ブラックが孤児たちを預かる神父でありながら、覆面レスラーとなってリングにあがるコメディ映画です。映画が上映されている間もずっと笑いが絶えず、終盤の決戦場面では、客席の子どもたちから「ナチョ〜!がんばれ〜!」と大きな声援が飛ぶほどの盛り上がりを見せました。

上映が終わり、続いてメキシコのお話です。
登場曲が流れて、会場にとっても賑やかなプロレスラーが入ってきました!今回の講師の松山勘十郎さんです。華やかな衣装に身を包んだ松山さんに、子どもたちもびっくり。


まずは松山さんがプロレスラーになった経緯から。中学生の頃からプロレスに熱狂し、レスラーになるのが夢だったとのこと。入門した団体が新人をメキシコにプロレス留学させ、そこでデビューさせるという方針だったため、松山さんもメキシコで半年間の修行ののちに現地でリングにあがりました。同期でデビューした中には、現在大人気のオカダ・カズチカ選手もいました。

メキシコのプロレスは「ルチャ・リブレ」と呼ばれる、華麗なアクロバティックな技を中心としたスタイルが主流です。松山さんの実際のメキシコでの生活や試合の様子などを写真で見ながら、お話をしていただきました。松山さんが、「試合会場に憧れのプロレスラーがいたので、トイレまで追いかけて撮ってもらった写真です」と2ショット写真を披露すると、参加者の男の子から「ミル・マスカラスだ!」と興奮気味の声が上がりました。

プロレスはメキシコの人たちにとても愛されていて、たくさんの試合が行われ、観客を集めています。松山さんも映画と同じように街の広場に作られた野外リングで試合をしたこともあるそうです。『ナチョ・リブレ』はアメリカ映画ではありますが、メキシコの実際のプロレス関係者もたくさん登場しているそう。「映画の中に登場するレフェリーはメキシコのプロレス界で有名な人なんですが、試合で審判してもらったことがありますよ」と松山さん。

やっぱりプロレスはお客さんに楽しんでもらうのが大事。実力はもちろん必要ですが、映画の中のナチョのように派手な衣装やパフォーマンスだったり、目立ったりすることも、プロレスラーの仕事です、と松山さん。

松山さんが修行のために住んでいたのは、メキシコの首都であるメキシコシティの中にあるナウカルパンという街で、ここで3年間生活していました。メキシコ料理のお話もしてくださいました。多かったのは豆を煮込んでペースト状にした食べ物。映画の中にも出てきましたね。とにかく辛いものが多い!とのこと。メキシコのお金の単位はペソですが、その硬貨も持ってきてくださって、子どもたちも手に取って眺めていました。


さて、言葉の勉強の時間です。メキシコではスペイン語が使われていますが、スペインとは少し違った言葉もあったりするそうです。
いつものように挨拶を教えていただきました。
こんにちは→Buenas Tardes(ブエナス・タルデス)、簡単に言うにはOla(オラ)
ありがとう→Gracias(グラシアス)、Muchas Gracias(ムーチャス・グラシアス)
さようなら→Adios(アディオス)、Hasta Luego(アスタ・ルエゴ)、Nos Vemos(ノス・ベモス)
私の名前は◎◎です→Me llamo ◎◎(メ・ジャモ・◎◎)、Mi nombre es(ミ・ノンブレ・エス・◎◎)



松山さんの軽妙なお話で終始、笑いの絶えない楽しい時間でした。
最後にみんなでお礼を言って上映会は終了。そのあとも、松山さんと一緒に写真を撮ったり、サインをいただいたりする親子の列ができていました。

アンケートの回答のうち、許可をいただいたコメントをご紹介します。

プロレスラーの松山さんが来てくれたのにはビックリしました。毎回、映画にちなんだ講師に来ていただいて、いつも楽しみ、勉強になっています。

【報告】7/31映画で世界一周!-イギリス編 

2017年04月09日(日) 19時12分
(報告:オカザキ)

映画で世界一周!では、2回目の訪問となるイギリス。今回は初めての会場となる新宿区立大久保地域センターで、大久保図書館と協力して実施しました。会場のスペースには大人18名、子ども22名のあわせて40名が参加してくださいました。上映するのは、世界的なベストセラー絵本の『ピーターラビット』シリーズをバレエで映画化した作品です。

映画を観る前のお話に続いて、大久保図書館の職員の方が、今回の映画のもとになっているエピソードのひとつを朗読してくれました。


さあ『ピーターラビットと仲間たち ザ・バレエ』の上映です。英国のロイヤルバレエ団が着ぐるみの衣装をまとって踊るさまは圧巻です。ユニークなキャラクターたちはひとこともセリフを話しませんが、それでも身体の表現が豊かなため、どんな出来事が起きているのか、彼らが何を考えて感じたか、観ている側にもじゅうぶんに伝わってきます。時折、子どもたちの笑い声も起きながら、上映は無事に終わりました。


休憩時間と16mm映写機の解説を挟み、いよいよイギリスについてのトーク。
今回の講師はパトリシア大江さん。子ども向けの英会話講師のかたわら、絵本作家としてもご活躍されています。

パトリシアさんはまず、「映画の最初に出てきたベアトリクス・ポターの子ども時代を思い出して。学校に行ってましたか?友だちはたくさんいましたか?」と子どもたちに尋ねました。「動物が友だちだった」と子どもが答えます。「そう、野生の動物や、家で飼っていたうさぎやねずみがお友だちでした」とパトリシアさん。そこから、ポターが人間の性格を物語に登場する動物たちに反映していたことを解説してくれました。たとえば、ハリネズミはお母さんらしく、とても家庭的なことを好みます。またネズミたちは、とてもいたずらっ子。アヒルは自分の世界に入り込みやすく、とてもだまされやすい性格です。


『ピーターラビット』の他に、イギリスの絵本は知っていますか?とのパトリシアさんの質問に、みんな頭をひねります。いくつかのヒントをもらって、『クマのプーさん』と『不思議の国のアリス』が出てきました。パトリシアさんも、子どもの頃には花の妖精の絵本が好きだったとのこと。また、イギリスにはお化けが出てくるお話も多いそうです。


今度は地図を見ながらの質問です。「日本とイギリスが似ているなーと思うところは?」。子どもたちから「海に囲まれているところ」との声があがります。続いてイギリスの田舎の風景写真を見せながら、「他にも似ているところ、違うところはありますか?」。イギリスには大きな山がなく、北部のスコットランド地方にいくつか低い山があるだけです。イギリスで一番高い山も富士山の1/3くらいの高さしかなく、スキーもできないそうです。また、火山や地震もないそうで、パトリシアさんも日本に来るまで地震を体験したことがなかったそうです。初めて地震が起きたときは、小さい揺れだったにも関わらず、びっくりして机の下に隠れたため、日本人の生徒から笑われてしまった、というエピソードもお話してくれました。


会場にいたお父さんから「サッカーは人気がありますか?」との質問がありました。「私たちは英語でフットボール(Football)と呼びますが、とても人気があります」とパトリシアさん。別のお父さんからは「イギリスに行った友人が、お米があんまりおいしくないと話していましたが、どんな料理がありますか?」と厳しい質問が…。パトリシアさんは「日本人はみんなイギリスの料理がおいしくないと言いますが…」と苦笑いしながら「味付けがあっさりして、塩と胡椒くらいしか使わない料理も多い。でも、朝食や午後のティータイムのスコーンなどは美味しいですよ」と紹介してくれました。続けて「やっぱりイギリスの人は紅茶が好きなんですか?」という質問には、「若い人の間ではコーヒーを好む人もだいぶ増えてきました。私はコーヒーも紅茶も好き。紅茶にはミルクをたっぷり入れます」と教えてくれました。

初めて日本に来たときにびっくりしたことを聞くと、「満員電車には驚きました。乗れないから次の電車にしようと思ったら、次に来た電車も満員だった。もうぎゅうぎゅうに入っているのに、駅員さんが後ろから押し込むのがすごい」と、通勤ラッシュの衝撃を語ってくれました。イギリスの地下鉄でも、最近では帰宅ラッシュの時間には混雑するようになってきたそうですが、それでも日本ほどではないそうです。


最後に、英語での挨拶を教えてもらいました。イギリスを始め、いくつかの国で話されている言葉なので、子どもたちの中でも、なじみがある言葉が多いようです。
「こんにちは」はハロー。
「ありがとう」はサンキュー。
「さよなら」はグッバイかシー・ユーを使います。
自己紹介の「わたしの名前は◎◎です」は、マイネーム・イズ・◎◎と続けます。
ここでトークが終わり、パトリシアさんに「サンキュー」とみんなでお礼を言いました。


続いては、バレエの時間。映画で出てきた動物たちの動きを真似て、みんなで体を動かしてみます。
映画の場面を思い返しながら、ミヤケちゃんがお手本を見せてくれました。
【1】カエルの動き…ひざを三角に曲げる動きは、バレエで有名なパッセというポーズです。
【2】カエルの動き…ケンケンパみたいに跳んでみよう。簡単に見えてこれもバレエの動きです。
【3】リスの動き…しゃがんで伸びて、しゃがんで伸びての繰り返し。ひざを曲げて少ししゃがむのはプリエというこれもバレエの代表的な動きです。
【4】ネズミの動き…大勢のネズミが尻尾をつかんで走っていたように、みんなで輪になって回ろう。足元は細かく動かしてみて。これもバレエの動きです。
さりげない動きが、すべてバレエの基本動作でできていることがわかりました。

今回の上映会はこれで終了。お家に帰ってからも、ピーターラビットを読んだり、バレエのように体を動かしながら、映画を思い出してくれると嬉しいですね。


アンケートの回答のうち、許可をいただいたコメントをご紹介します。

実際のバレリーナの素晴らしい踊りとピーターラビットのお話が見られて嬉しかった。
お話も良く、最後にバレエの踊りのワークショップがあって楽しかったです。
毎回、上映会は楽しみにしています。
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楽しみに参加させて頂いております。
毎度いらっしゃる講師の方がお話も上手だし、よく知ってる国も知らない国も、おもしろい発見ばかりで、子どもたちも日常生活でふとこちらで聞いたお話などが出てくるようになりました。とってもうれしそう。ありがとうございます。
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映画の中の踊りが着ぐるみをつけながらも素晴らしかったです。映像も良かったです。
娘はバレエを習っていて発表会も終わったところで、ピーターラビットの本も読んでいたので、ちょうどいいタイミングで映画を楽しむことができました。
イギリスのお話も先生が元気で分かりやすかったです。ありがとうございます。
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【報告】5/14映画で世界一周!-デンマーク編  

2017年04月09日(日) 19時08分
(報告:オカザキ)
映画で世界一周!、本日は初めての訪問となるデンマークです。
ちいがくの上映会では史上最多の入場者となり、大人51名、子ども71名の合計122名でした。


世界中で親しまれる童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、デンマーク出身。今日は、そのアンデルセンの書いたお話をもとにしたアニメーション4本(セルアニメの『はだかの王様』、人形アニメの『雪の女王』『みにくいあひるの子』『王様とナイチンゲール』)を16mmフィルムで上映しました。どれもかわいらしい映画で、ちいさなお友だちも最後まで一生懸命見てくれました。上映後には、恒例の16mm映写機の解説を行ないました。


後半は、レオン・エスベン・オオタさんを講師にお迎えしてのトークです。デンマークと日本にルーツを持ち、子ども時代をデンマークで過ごしたエスベンさんのお話はとてもユニークで、楽しい時間でした。俳優としてデビューした経緯や、ソフトボールの各国の代表選手として活躍されたときのお話も伺いながら、デンマークについてのお話に。


デンマークってどんな国?と訊かれたエスベンさんがまず紹介したのは「ヒュッゲ」という考え方。「家族や友だちと楽しい雰囲気を一緒に味わう」といったことですが、日本語に訳すのは難しい、とエスベンさん。どんなことがヒュッゲか?とという定義も人それぞれですが、デンマークの人が何よりも大切にしていることなのだとか。だから、夜遅くまで仕事をしたりせず、早くお家に帰ってヒュッゲを楽しむのだそうです。

デンマークの食べ物や料理については、大人も子どもも興味津々。デニッシュパンやチーズ、牛乳などの乳製品の他に、豚肉も有名です。
子どもから「他にはどんな食べ物があるの?」という質問に、「寒い国なので、地面に埋まっている農作物、じゃがいもなど根菜がよく穫れます」とエスベンさん。海に面しているので、サーモンやニシンなどの魚もたくさん獲れます。日本人が大好きなウニも獲れますが、5年ほど前までは食べる習慣がなく、捨てていたそうです。世界最高のレストランとして有名な「ノーマ」がウニの食べ方を提唱してからはデンマークでも食べられるようになったとのこと。また、デンマークでは、子どもたちも料理が好きで、よくお手伝いをしているそう。エスベンさんは今も日本で料理教室を開くほどの腕前です。


続いて、アンデルセンについてのお話もうかがいました。日本をはじめ世界中で有名なアンデルセンは、もちろん母国デンマークでもみんなに親しまれています。
参加者の中には、今日初めてアンデルセンの名前を知ったという子も。みんなの大好きなディズニー映画の『アナと雪の女王』『リトル・マーメイド』は、アンデルセンの「雪の女王」「人魚姫」がもとになっています、とエスベンさん。すると子どもからは「アリエルはなんで人魚姫なの?」という質問が。エスベンさんは、アンデルセンが恋に落ちたバレリーナを人魚姫のモデルにしたとされるエピソードを紹介し、海の世界に住む人魚姫を「会いに行きたいけど会えない、近づくことができない存在」として描いた、とお話してくれました。アンデルセンの童話の中には、このように作者が実際に日常で体験したエピソードや実感などが込められていることが多いのだそう。

「雪の女王」のイメージから「デンマークは氷でできているの?」という質問も。
「物語みたいに全部ではないけれど、少しだけ、氷でできた国です」とエスベンさん。「でも、雪はよく降ります。デンマークは椅子などの家具やデザインの分野でも世界的に有名ですが、氷の世界や自然からインスピレーションを受けていることが多くあります」とのこと。
「どんな椅子があるの?」という子どもの質問には「アルネ・ヤコブセンという有名なデザイナーが、朝ごはんで卵のカラをみて、エッグチェアという卵の形をした椅子を作りました。今日は『みにくいあひるの子』を観ましたが、スワンチェアという白鳥の形をした椅子もあります」とユニークなデザインの椅子を紹介してくれました。また、エスベンさんが、木でできたかわいいおさるさんの人形を持ってきてくださったのですが、これはなんとハンガー。カイ・ボイスンというデザイナーが作りました。

エスベンさんによると、デンマークの子どもも鬼ごっこや自転車、スポーツなどをして遊んでいるそうです。おもちゃを自分で作ることも多く、みんながよく知っているLEGOブロックも、実はデンマークで生まれたもの。LEGOという言葉はデンマーク語で「楽しく=遊ぶ」という2つの単語をつなげたもの。ラテン語では「積み重ねる」という意味もあるそうです。


また、デンマークの学校についても教えてもらいました。小学校1年生から6年生、そのあとに7年生から9年生(中学生)があるのは日本と同じですが、なんと小学校に入学する前に「小学0年生」の一年間があるそうです。これは勉強に慣れるための準備期間だそうです。
また、小学9年生が終わったあとに、そのまま高校に進学する人もいれば、自分がはっきりと何がしたいかを決めていない人のために「小学10年生」があるとのこと!勉強したい内容を自分で自由に決められて、言葉を勉強したい人、料理を勉強したい人、なんでもいいそうです。
また、高校生も3年間が基本なのですが、スポーツを専攻したい人は授業時間を短くして、スポーツの練習時間を長くとる代わりに4年生まで通う人もいるそうです。また、職人になりたい人は2年生まで授業を受け、最後の1年間はインターンとして、実際の現場で仕事を体験する人もいるそうです。

最後にデンマーク語について、エスベンさんに教えていただきました。
「こんにちは」は「カ・ポルテ」が丁寧な言い方で、もっと簡単にいうときは「ハイ」です。
「ありがとう」は丁寧にいえばゴッデ。簡単にいうとチャク。
「さようなら」は、こんにちはをつなげるようにして「ハイハイ」。
「わたしの名前は◎◎です」は、「ヤイ・ヘダ・◎◎」。


エスベンさんに「チャク」とお礼を言って今日の上映会はここで終わり。みなさんにとって、ヒュッゲな上映会となっていたらうれしいですね。
みなさんからいただいたアンケートのうち、掲載を許可していただいたコメントをご紹介します。

おもしろかった。(子どもの感想)
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とても美しく可愛らしく心温まる映画で、沢山の子どもたちに見てほしいと思いました。上映会、開催して頂く方法、教えて頂きたいです。お話もとても楽しかったです。
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絵や人形でのえいがははじめてだったので、どきどきしました。でも私でもたのしめたので、いい活動だと思いました。(もう9才なのではずかしいと思ったけどたのしめた)でも、ちょっとうるさかったので「しずかにしましょう」とか、こえかけしてください。(子どもの感想)
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短編での上映だったので、子どもが飽きにくくてよかったです。雪の女王は少し話が難しかったように思います。
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貴重な映像を見れてよかった。人形の造形がとてもかわいかった。
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【上映会】3/18映画で世界一周!-ギリシャ編『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』 

2017年03月09日(木) 11時36分
(C)2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

■1,はじめに

映画を通して、その国や地域の文化や社会を知る「映画で世界一周!」シリーズ。
今回はギリシャを取り上げます。西洋文明の発祥、古代ギリシャまで遡る歴史を有するギリシャ。哲学や数学、歴史学などの学問を生み出し、オリンピックの発祥地でもあり、観光地としても人気があります。中でも数多くの神々が登場し、様々な伝説が語られるギリシャ神話は小説や映画、マンガやゲームなど、形を変えて現在も世界中の人々から愛されています。このギリシャ神話をもとにした人気シリーズの映画化作品『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を上映します。
またパノザフ・コンスタンティノスさんを講師にお迎えして、ギリシャの文化や、子どもたちの生活、ギリシャ神話などのお話をお伺いします。

子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。
ぜひご来場ください。

■2,開催概要

主催:ちいさなひとのえいががっこう
後援:杉並区教育委員会
助成:子どもゆめ基金
協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
作品提供:MMC

日時: 2017年3月18日(土) 14:00-16:40
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール (杉並区荻窪3-40-23)
    →JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
   地図はこちら

定員:50名(入場無料・先着順)
対象:幼児〜中学生とその保護者

お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう
   e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

■ 3,上映スケジュール

【14:00 開始】
  14:00 映画の前のお話
  14:05 上映会 開始
      『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』上映(121分)
  16:06 上映終了、休憩
  16:10 ギリシャについてのお話
  16:35 上映会終了、おわりのあいさつ
【16:40 終了予定】

■4,上映作品の解説

(C)2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
(2010年/121分/DVD/日本語吹き替え)
パーシー・ジャクソンは17歳の高校生。ある日、自分がポセイドンと人間との子供「デミゴッド」であると聞かされます。謎の怪物から襲われたパーシーは、デミゴッドの戦士訓練所に連れて来られました。そこで自分が神々から「ゼウスの稲妻」を盗んだ疑惑を持たれていること、そしてそのために狙われていることを知ります。パーシーは自らの無実を証明するため、そして冥界の神・ハデスにさらわれた母を救うために仲間たちと旅に出ました。しかし、その行く手にはメデューサや、ヒドラ、ロトパゴスの巣などの恐ろしい敵が次々と襲いかかってくるのでした。

リック・リオーダン原作の人気シリーズの第1部『盗まれた雷撃』をもとに、ハリウッドで映画化。ギリシャ神話で知られる神々が数多く登場します。監督は『ハリー・ポッターと賢者の石』や同『秘密の部屋』、『ホーム・アローン』や『ミセス・ダウト』で知られるクリス・コロンバス。

原作:リック・リオーダン/監督:クリス・コロンバス/脚本:クレイグ・ティトリー、ジョー・スティルマン/撮影:スティーヴン・ゴールドブラット/音楽:クリストフ・ベック
出演:ローガン・ラーマン、アレクサンドラ・ダダリオ、ジェイク・アベル、ピアース・ブロスナン、ユマ・サーマン

◎ ギリシャについて勉強しよう!
・ ギリシャって、どんなところ?
…気候、動物、どんなひとが住んでるのかな。有名な食べ物、飲み物、スポーツは?
・ ギリシャ神話って、どんなお話?
・ギリシャ語であいさつ
…ギリシャ語で「こんにちは」「ありがとう」は、どう言うの?簡単なあいさつを覚えて使ってみましょう!
・ その他、ギリシャという国について、映画を通して楽しく勉強してみましょう!

☆☆☆ 講師プロフィール ☆☆☆


パノザフ・コンスタンティノス(Konstantinos Panozachou)
ギリシャのドラマ市(北ギリシャ)出身の27歳。現在、早稲田大学大学院で建設を専攻し、今春修了予定。

【上映会】2/18 映画で世界一周!-マダガスカル編『マダガスカル』 

2017年02月02日(木) 16時20分





親子映画会
映画で世界一周!〜マダガスカル編
『マダガスカル』


(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
■1,はじめに

映画を通して、その国や地域の文化や社会を知る「映画で世界一周!」シリーズ。
20カ所目となる今回はマダガスカルを取り上げます。アフリカ大陸のすぐそば、西インド洋に浮かぶ世界で4番目に大きなマダガスカル島。独特の生態系が残っており、ユニークな動物たちが住んでいることでも有名です。
今回はニューヨークの動物園から脱走した4匹の動物たちが、マダガスカルのジャングルに迷い込んでドタバタ騒動を繰り広げる、楽しいアニメーション映画『マダガスカル』を上映します。
また、マダガスカル出身の奥村マリアさんををお迎えして、マダガスカルの文化や子どもたちの生活などのお話をお伺いして、踊りや歌も披露していただきます。

子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。
ぜひ、周りのお友だちとお誘い合わせになって、ご来場ください。

■2,開催概要

主催:ちいさなひとのえいががっこう
後援:杉並区教育委員会
助成:子どもゆめ基金
協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
作品提供:MMC

日時: 2017年2月18日(土) 14:00-16:20
会場:杉並区立高井戸図書館 多目的室(杉並区高井戸東1-28-1)
    →京王井の頭線「高井戸駅」から徒歩11分、「浜田山駅」から徒歩7分
   地図はこちら

定員:40名(入場無料、事前申込制)
(事前申し込みは図書館へ03-3290-3456 申し込みがない場合、当日に空きがあれば入場可能)
対象:幼児〜中学生とその保護者

お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう
   e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

■ 3,上映スケジュール

【14:00 開始】
  14:00 映画の前のお話
  14:10 上映会 開始
      『マダガスカル』上映(86分)
  15:36 上映終了、休憩
  15:45 マダガスカルについてのお話とダンスと歌
  16:15 上映会終了、おわりのあいさつ
【16:20 終了予定】

■4,上映作品の解説

(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
『マダガスカル』
(86分/2005年/アメリカ/日本語吹替/カラー/DVD上映)
アメリカ・ニューヨークの動物園に暮らすライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアは大の仲良し。しかし、誕生日を迎えたマーティが、野生の世界へのあこがれから、動物園を脱走します。そしてアレックスたちも、マーティを連れ戻そうと、脱走騒ぎを起こしてしまいました。脱走は失敗しましたが、動物たちをアフリカ・ケニアの自然へ送り返すことになりました。そのアフリカ行きの船旅の途中でトラブルが発生。4頭が流れ着いた先はアフリカ大陸ではなく、マダガスカルでした…。

■スタッフ
監督・脚本…エリック・ダーネル、トム・マクグラス
脚本…マーク・バートン、ビリー・フロリック
音楽…ハンス・ジマー

■日本語吹替キャスト
アレックス(玉木宏)
マーティ(柳沢慎吾)
グロリア(高島礼子)
メルマン(岡田義徳)
キング・ジュリアン(小木博明)
モーリス(矢作兼)
ペンギンズ隊長(山崎弘也)
ペンギンズ新人(柴田英嗣)
英語題:Madagascar

◎ マダガスカルについて勉強しよう!
・ マダガスカルって、どんなところ?
…気候、動物、どんなひとが住んでるのかな。有名な食べ物、飲み物は?
・マダガスカル語であいさつ
…マダガスカル語で「こんにちは」「ありがとう」は、どう言うの?簡単なあいさつを覚えて使ってみましょう!
・ その他、マダガスカルという国について、映画を通して楽しく勉強してみましょう!

★★★ 講師プロフィール ★★★

奥村マリア Okumura Maria
マダガスカルの南、トゥリアラ州Androy出身。
幼少の頃より祖母や母から民族舞踊や歌を習い、教会や街のイベント等で披露。12歳の時にマダガスカルの有名歌手、故ゾジヤンヌ ベンツ アンドロイJosiane Ventson' Androyに歌の才能を認められ、レッスンを受ける。
マダガスカルで夫となる日本人男性に出会い、6年前に渡日、現在二児の母。
マダガスカル民族舞踊団Tarika Maria in Japan主宰。マダガスカルフェスティバル、日本中近東アフリカ婦人会主催のチャリティーバザーなど、様々なイベントでダンスと歌を披露する。
日本で自分のルーツとなるダンスを踊る事で、いつか母国マダガスカルの恵まれない子どもたちを助けたい。
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