山家がベキヤマ

August 18 [Thu], 2016, 19:44
今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流です。骨との親和性が高くアレルギーの発症例も少なくなっています。インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の一通りの検査を行い、治療適用が妥当となったところで治療を始めるのが普通ですから安心して治療を受けることができます。また、治療そのものと同じくらい大事なメンテナンスを欠かさず継続することで安全性や快適性は長期にわたって確保されます。
インプラント治療を検討している方、大事なのは検査からメンテナンスまで、安心して任せられる歯科医に出会えるかどうかです。最新の治療を実施できる技術があることは言うまでもなく、手術に至るまでの検査や治療、術後のアフターケアなどの点で歯科医の腕次第で相当な差があると考えるべきでしょう。インプラントの場合、歯科医による治療成績の差が特に大きい治療法だと言えます。とにかく入念に、歯科医選びをすることがインプラントを快適に使えるかを決めるのです。
インプラント治療にある程度の実績がある歯科医院で、外来診療を受けての普通のインプラント治療の中でも、院内感染が起きないと言えません。このため、歯科医院を探すときに感染症対策にどのように取り組んでいるか調べることが大事だと心得てください。感染症対策は重要な問題なので、その取り組みについてホームページ上で公開している歯科医院もどんどん増えているので、まずはそこを見てください。
インプラント治療はどのような流れかというと、3つのハードルを越えなければなりません。第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、あごの骨の中に人工歯根がしっかり定着するのを待ち、それからアタッチメントという連結部分をはめ込み、義歯をつける、というのがだいたいの流れです。人工物を骨に埋め込むのですから、組織が歯根の周りにできて骨に定着するまでには時間がかかり、約2ヶ月から6ヶ月見ておかなければなりません。インプラント治療の開始から、本格的な義歯を入れるまでに要する期間は短くて3ヶ月、長くても10ヶ月くらいだと考えて良いでしょう。
高額なインプラントは、一体何年くらいもつのかというと、まだ定説になっていませんが、治療後のメンテナンス次第で自分の歯と同じくらい保たせることが可能というケースが増えています。ということは、日頃のケアを欠かさなければ長期にわたって維持できますが、ケアが十分でなければ取り返しのつかない事態が起こってしまうと考えなければなりません。
全てのインプラント患者にとって、どのくらい費用がかかるか心配だと思います。この治療の費用は歯科医院それぞれで差があると考えるべきです。何しろ、ほとんどが自由診療なので、費用設定は歯科医院に完全に任されています。ただし、おおよそ相場は決まっています。インプラントが欠損歯一本分とすれば、30万円ないしは50万円くらいというのがおおよその相場と考えてください。
インプラント治療を考えている方に知っておいてほしいことですが、治療中でも、治療後もそれとわかることはたぶんないでしょう。根元から再生しているので、見た目は自分の歯と同じように自然な感じを保てるので他の人に自分から言う必要もないのでいかにも義歯だと思われることはいちいち考えなくて良くなります。費用や期間より、見た目重視の方にとって優先したい治療方法ですね。
インプラント治療を希望する代表例として、他の歯に影響を及ぼしたくないなどの要望があるケースです。例えば、ブリッジで義歯を入れようとすると両隣の歯を支えにするため、一回り削る必要がありますが、これに対しインプラント治療は、失った歯に見合った人工歯根を骨に埋めていくため、失った歯を直接再生する治療と言えます。両隣の歯を削って支えにするのはもったいないという要望がある場合、歯科医からインプラント治療をすすめられるはずです。
失った歯を再生する治療は何種類もありますが、インプラント治療の問題点は失敗してもやり直しできないことが多い点です。他の入れ歯やブリッジ、クラウンといった義歯と違う点として、人工歯根とあごの骨を結合させてしまうので万一、人工物のインプラントと自分の骨が周辺組織によってなじむことなく骨とインプラントがしっかり結びつかなければ、再度、大がかりな手術を行って骨をさらに削って修復するという治療しかなくなります。それに、埋入手術の際には埋入部分周辺の神経損傷というリスクもあるのです。
言うまでもなく、インプラントにすれば虫歯になりませんが、メンテナンスをしなくて良いとは誰も言っていません。インプラントを維持するためには、小さな異変でも放っておけませんし、食べかすが歯垢となり、炎症を起こすと当然、歯肉炎や歯周病は起こり得ます。自分の歯のお手入れと同じように歯科医に指示されたブラシなどがあればそれも使い、毎日のセルフケアを怠らないことが大切です。また、定期的な歯科医のメンテナンスが絶対欠かせません。
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