黒猫の円舞曲(わるつ) 

2007年04月25日(水) 16時59分
三日月輝く夜中には
黒猫一匹、円舞曲を踊る

水が溜まる雨後は
黒猫くるり、円舞曲を踊る

不気味に笑った三日月は
まだ黒猫を
止めない
止めない

冷たい水溜りは
まだ黒猫を
見せない
見せない

一夜過ぎても
まだ彼は
その黒猫を
信じます

月夜に踊る黒猫を、

円舞曲を踊る黒猫を、

黒猫なんていましたか
円舞曲なんて 踊りますか

きっとそれは
三日月の影ですよ、

信じないで
信じないで

まだ踊り踊る
黒猫を―・・。



                      黒猫の円舞曲(わるつ)/まんもぉに


お次は詩那さんのブログにあった「語感で占う!ニックネーム診断」を。
……バトンもいつかやりますって。

踊り狂うまで狂想曲は止まない。 

2007年03月29日(木) 11時56分
 香しい赤と白の薔薇の中で
 今日もお姫様は遊びます

 手には今日のお気に入りのおもちゃ
 いつの間にかぼろぼろです

 お姫様はわがまま
 生きてきた1825日の中で
 捨ててきた1825体のお人形

 きっと今日もまた、同じことを云うのでしょう

「もっとおもしろいおもちゃがほしい
 こんなのじゃなくて」

 お人形が また お庭の池に落ちました
 お人形は また 池の深くに堕ちました

 お姫様はわがまま
 生きてきた1826日目で
 飽きもせず1826体目のお人形を捨てました

 きっと今日もまた、同じことを云うのでしょう

「あしたは、あきないおにんぎょうがほしい
 あんなのじゃなくて」

 お姫様が世界中のお人形を ずたずたにして捨てるのは
 もうちょっと先のお話



                      踊り狂うまで狂想曲は止まない。/まんもぉに

愉悦に満ち、悪意滴る笑みを浮かべ 

2007年03月27日(火) 1時18分
僕は君に恋をした。
いや、正確に言えば、僕は君の髪の毛に恋をした。
一目惚れだったのだ。

「隣、良いですか?」
僕はさっきまで、さして面白くも無い本を、読むというよりかは文字をただ目で追うだけの作業を延々繰り返していた。
そしてそんな僕に声をかけたその主の顔を見ようと顔を上げた時にまず目に入ったのが、君の艶めいた黒髪だった。
僕は思わず返事をする事さえも忘れて、黒髪をじっと見つめていた。

君はそんな僕の視線に気づいて、可愛らしく小首を傾げる。
そんなふとした仕草で肩からさらりと滑り落ちるその黒髪に、僕は恋をしたのだ。



「……あの、」
同時に互いの口から発せられた言葉。
どちらの方が早かったのだろうか、それとも全く同時だったのかもしれない。
君は僕に何かを、言おうとしたのだろう。けれどそれを聞こうともせずに、僕は言葉を繋げる。
「好きです」
人生初の、告白だった。




君は唐突すぎる告白に、元から大きい瞳を更に大きくさせてじっと僕を見つめてきた。
「あ、いえあの、君が好きなんではなくて、君の髪に恋をしたんです」
僕は慌てて先ほどよりも詳しい説明を入れて、視線をふらふらと彷徨わせる。
最悪だ。最低だ、こんな告白。
彷徨った視線は結局、手元にある本へとたどり着いて、君の視線を感じながら僕は手元の本を見て必死に俯いた。
消えてなくなってしまいたい。そう、思ったときだった。

君の口から漏れた、聞き逃してしまいそうな程小さな笑い声。
その笑い声につられるようにして咄嗟に顔をあげた僕と、君との視線がふと絡み合った。

呆然とする僕の顔を見て、君は薄っすらと微笑を浮かべる。
「……なら、キスしてください」
僕はその笑い声と、信じられないような言葉を発した君を、今度はこちらが目を丸くして見遣った。

「私の髪が好きなら、してくださいよ、髪に」
そっと音も立てずに顔を近づけた君は、微笑を浮かべてそんな事を飄々と言ってきたのだ。
「え、あの、でも」
そんな君に対して僕は言葉が見つからず、しどろもどろと口籠ってしまう。
待て、これは情けなさ過ぎるだろう。
「唇に、とは言っていません。好きなんでしょう、私の髪が。ねえ、ほら」
「あ、あの……、はい、あのでは……失礼します」
消え入りそうな声で律儀にも軽く頭を下げた僕は、そのままそっと君の髪へと唇を近づける。




ふとそこで、妙な違和感を覚えた。
高鳴っていた鼓動が少しずつ小さくなっていき、僕は思わず狭まった君との距離をまた少し開く。

「……あの」
嘘だ。そんなはずは、ない。そう思いながらも僕は、申し訳なさそうに君の瞳を見つめた。
「髪、洗ってませんよね?」
とても失礼な事を問いた僕に、君は少し口角を上げてあっさりと期待を裏切るような事を言ってのけたのだ。
「はい、もう一週間ほど。この艶めいた髪はきっと、その所為ですね」
可愛らしく小首を傾げて言った君の肩から、その艶めいた髪がさらりと滑り降りた。

「驚きました?」
「……はい。あの、でも、」



でも。
それでも、嫌いじゃなかったです、その匂い。

そう告げると君は一体、どんな表情を見せてくれるのだろう。



                  愉悦に満ち、悪意滴る笑みを浮かべ/まんもぉに

愛しき君に精一杯の愛を込めて 

2007年03月25日(日) 19時17分
「……使っちゃったよ」
休日、朝の9時に私の家へとやって来た君は、悲しそうな声でそう告げた。
インターホンの音で目が覚めた私は、こんな朝っぱらから来るなと一言言いつけてやろうと先ほど勢いよく扉を開いたのに。

それなのにそのしょぼくれた顔を見たら、途端私は何も言えなくなってしまった。
惚れてしまった者は、惚れた者に対して弱くなる。
前友人が言っていたことは、本当だったのだ。

「どうしたの?何を使ったの?」
普段の私からは考えられないような、凄く優しい声で君に問いかけた。
ちらと私を見た後に目を伏せた君を見ていると、何故か無償に悲しくなった。

「……ぎざぎざじゅうえん」
寂しげに俯いた君の薄く開かれた口から漏れた、予想もしていなかった単語。
予想外のその答えに、しばし私は呆気に取られてしまった。
きっと他の人が聞いたら私のように呆気に取られた後に、怒るか又は大笑いするのだろう。

それでも、私は違った。
君が、どれだけぎざじゅうを大事に閉まっていたかを知っていたから。

そっと細い肩に手を置いて、私よりも少し背の低い君の顔を覗き込んだ。
「ぎざじゅう……愛してた?」
君の瞳は私の姿を捉え、その後に小さく、首を縦に振った。


***


君はぎざじゅうをどれだけ愛していたかを私に語った後、覚束無い足取りでふらふらと自分の家へと帰って行った。

君を見送った後に、私は自分の財布の中から十円玉を一つ、取り出す。
目の前の机には、少し切れ味の悪いハサミが置かれていた。
そしてそれを私は、静かに手に取った。

これが今、私が君に出来る事。
君の為に出来る、精一杯の事なのだ。



                      愛しき君に精一杯の愛を込めて/まんもぉに

ダーク御題第二段 

2007年03月24日(土) 15時21分
*これは自己満足で書き上げた御題です。
基本ダーク系中心で書いています(気まぐれで別の御題を書くこともある)
貰う場合は一言言ってもらってください。著作権は放棄しておりません。



01.薔薇の楼閣に手を染めて
02.御人形達の迷宮
03.狂い始めた双曲線
04.高貴なる血に潜む狂気の華の数え歌
05.狂った童話の英雄を手に、僕は、
06.君と僕の二人の童話  御話の続きをお聞かせ願いましょう

貴方の魅力で私の隅々をも支配して 

2007年03月23日(金) 21時20分
今回は言っていた通り物凄く気の進まない変態バトン等と言う何かちょっと(凄く)変わったバトンをやりたいと思います。(初バトンですよ私)
変態バトンなんだからそれなりにタイトルも変態ちっく(敢えての平仮名)にしてみようという私の素晴らしき配慮に拍手喝采ですよ。


では未知なる世界へ行ってらっしゃいませ。
…と言いたいところですが。

忠告です。
変態バトンといったちょっと(凄く)変わったバトンでの私の回答を見て貴方は本当に楽しいと思いますか。
限りある、僅かしかないこの人生をもっと有意義な時間の過ごし方があると思います。

それでも見るというお馬鹿さんは、続きを見るからどうぞ(つーかぶっちゃけ見て欲しくないんだよにゃろう)


*いつもはこの素晴らしき文才をお持ちの頭をフル回転させて考えているブログですけども。今回はその頭をほとんど使ってないので面白くありません。面白さを期待しないでください

地球は廻る、独楽のように 

2007年03月21日(水) 17時45分
そうたとえネタが尽きたとしても(タイトル参照)

もうはっきり言ってネタ無いんですよー。
平凡な女子中学生にそんなドンドコネタ入ってくると思わんといてくださいよー。
って事で放置しておいたらとうとう苦情がきやがりましてよー。

なので姉から無理矢理バトン掻っ攫って来ました。

それとその前に今日運命的に出会ったかんわいい男の子のお話をしたいと思います。
もうほんとやばいほど可愛くてですね。きっとあの子と私が出会ったのは必然だったのですよって程可愛くてですね。

*(ちなみに)必然とは?
必ずそうなること。それよりほかになりようのないこと。また、そのさま(ヤフー辞書参照)

良い事言いますねヤフー辞書。


何があったかと言いますと。
今日は、昨日新しく買った靴が履きたかったが故にちょいとそこらの公園までお出かけしに行きましたんです。

で、しばらくシーソー乗ってギッコンバッタンしてましたけど、はっきり言って面白くないしかと言って他にする事もないし、風強いしでそろそろ帰ろっかなーって思ってたとき。
シーソーに乗って私の髪を風になびかせていた丁度その時にです。

仔猫を抱いてなんかちょっと眉下げて頼りなさげな睫の(きっと)長い男の子が、ふと私の視界の端に捉えまして。
その子と視線が絡み合うと(何か格好良くないですか視線が絡み合うって言い方)、さっきまで(多分)今にもベソかきそうな顔してたくせに何かちょっと嬉しそうな顔でこっち向かってくるわけですよ。


あ、すいません今回は男の子について語りつくしたいと思いますのでバトンは次回に回させてください。
私今凄いイキイキしてる☆キャハー☆
(黙れとか言っちゃった人へはもれなく今日の夜中に私の生き霊が貴方の枕元へと御邪魔します)

天地が引っ繰り返っても、君を好きになるなんてことはあり得ない 

2007年02月25日(日) 22時24分
ちょっと題名を格好良くしてみたいお年頃(だけどありのままの本音を題名に詰め込んだ。これ以上ピッタリの題名はないと思っています)


出ました。最近出てないと浮かれていた私が悪いんでしょうか。
出ました。とうとう出ました。
可愛らしい触覚と艶やかなお肌をお持ちになった、アレ。そう、アレ。

名称、ムシキング・G。
*決して大好きだからムシキングではありません。そこを勘違いされると非常に困ります。

しかもタイミング悪く、よりによって私が食器を洗っているとき。台所に。
戸棚の奥から、そういう演出をすれば可愛らしいとでも勘違いしているのか、ひょっこりと。
と言うより、そこに佇んでいたのを私が発見した、と言うべきでしょうか。
そのGは動いてませんでしたからね。

咄嗟に皿を落とす私(録画も出来るWOOのCMで子供達が持っているものを落とした時みたいな感じ)。
思わずその場で絶叫して、意味も無く台所を一周しました(皿の欠片踏んだ。痛い)

馬鹿にもそれなりの幸せを下さい 

2007年02月20日(火) 18時20分
馬鹿は風邪引かないんじゃなかったんでしたっけ。
あれ、もしかして私って実は頭良いのかもしれない。


ええとはい、見事風邪引きました。
鼻から何か垂れてきますし(汚いとか言うなこんちくしょう^^)
喉朝っぱらから痛いですし。

そしてですね、まあ風邪のおかげで早退できたから良いんです。

だけど。早退するために鞄やらを教室に取りに行ったとき。
あまり仲良くなかった子(と言うかぶっちゃけ苦手だった)でさえ、ばいばーいって言ってくれたのに。
仲良い子グループの子は一人も言ってくれなかったってどうなんですか何なんですかこれ。

しかもそのうちの二人は席隣と後ろですしね。
ちょっと何気に心配してくれるの期待してたのにッ!

あ、でも一人だけ手振ってくれました^^
それだけで気持ちが舞い上がる私。ちょっと最近自分が可哀想に思えてきた今日この頃。


何かこのブログ、愚痴ブログになってきてる。

恋せよセニョリータ 

2007年02月10日(土) 15時51分
恋せよとかタイトルで言っちゃってますが別に恋なんぞしてませんよ私。
私は一生独身で行くんです。憧れは憧れのままで!

と、まあ私の事情は置いておいて。最近甘ったるい空気が流れてますねー。
そこらじゅうチョコレートの匂いでむんむんしてます。
チョコの匂いが苦手な私にとっては、「何この地味に素敵な嫌がらせ」って感じですが。

でも、そんなチョコ苦手な私も友のためには!この身を削っての思いで作るんです!友チョコを!
前なんかチョコの匂いがきつすぎて作ってるときに嘔吐しましたし(実話)。
チョコ包丁で切ってるとき指スパーンていってああもう私死ぬんだなって思いましたし(嘘)。
それでも友の為には、と思ってるわけなのに。

なのに。

「手作りあげるー」って言ったら、いらんやら胃薬用意しとくやらお願いやから市販にしてくれやら。
ちょっと失礼すぎやありませんか貴方達。
まあその失礼な発言で日記のネタになったのは感謝しますよ、しますともさ。

でも、ちょーっと去年のチョコが味噌の味したからって。
ちょーっと私のチョコ食べた人たちがお腹下したからって。

友情の為に身を削って作ってやってる作ってるんだからさ。
ちょっと自分らも身を削っての思いで食べてみようよ。

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