パッチ・アダムス上映会 

April 17 [Tue], 2012, 22:53

ガソリン安くならないかな、もっと燃費よくならないかな
こんにちは
群大看護2年のもえです

遅くなりましたが、新年度がスタートしましたね。新入生の皆さん、入学おめでとうございます

えっぐにはかわいい一年生がいっぱい来てくれています
現在、新歓企画をいっぱいやってますよ\(^o^)/

4月12日は、映画「パッチ・アダムス」の上映会を行いました

学生時代から、ただの金儲けや、親が医者だから〜といった姿勢に疑問を持っていたアダムスは、ただ医学知識を持つだけではなく、愛とユーモアを根底において、人に優しい医療を目指します

当時では型破りとも言えるような、斬新かつユーモアにあふれた行動で患者や看護師から支持を得るようになりますが、一方で大学側との対立も絶えず、ついには裁判にかけられるハメに…
ですが、彼はそんな逆境にも負けず、自分の信念を貫き、見事に医者へとなりました

医学教育の在り方や、患者をみるとはどういうことなのか、私達に多くの問いかけをしてくる作品でした


劇中での台詞に、「医者は患者を傷つける力を持っている」という言葉がありました

劇中で、患者さんを囲んで見世物のように扱ったり、患者さんへの感情移入をさけるために患者さんの名前を呼ぶのを控えるといった場面もありました

患者中心の医療、病気ではなく患者をみる・・・
ありふれたような言葉ではありますが、これを実現するためには、やがて古くなる医学知識を詰め込むだけでは足りません

患者さんが感じる不安をいかに取り除けるか、これは我々医療者のコミュニケーション技術によるところが大きいように思います

医療者である以前に、私達は人間

診察のときの医者の態度、ベッドサイドでのやりとりや視線など、ちょっとした行動、言動にその人の人間性や考えが反映されるものです

私達自身が人間性を豊かにしていくことが、うまくコミュニケーションをとる基盤となると思います

患者さんの声を聞ける、そんな医療者になりたい、改めて感じることができました


他の新歓企画については、後ほど更新いたします(*^_^*)

弘前メインレポート読み合わせ 

March 27 [Tue], 2012, 12:58
こんにちは
群大3年の飯塚紗希です

だんだんあたたかくなってきて気持ちのいい毎日ですね!
そんなよき日にえっぐでは弘前医ゼミのメインレポートの読み合わせをしました

弘前医ゼミでは『東日本大震災から日本の医療を考える〜わたしたちが大切にすべきことは何か〜』というテーマのもと学習が進められ、メインレポートがつくられました。

メインレポートの作成に関わっていた児玉くんに仕切ってもらいながら

・急性期のトリアージから、震災関連死、心のケアなどの被災地での医療の現状
・被災地の医療、そこで向き合い続ける医療者の姿から見えてくる、医療、医療者の原点
・在宅医療の体制や医療者不足など震災によって露呈した問題
・わたしたちに今できることはなんだろう

ということについて考えました。

みんなの感想から

百人百様の悲しみがある。どんな人でもしっかりとがっかりと悲しめるようにサポートしたい
医療者、医療資源が少なくて大変というだけでなく、患者さんはたくさんの心の傷を負っており、被災地で医療を行うということは医療者側の心の力量を問われると感じた
みんなを救いたいのに医療資源の少なさから救うことのできない状況は医療者としてやりきれないと思う
自分たちに何ができるかがわからずボランティアに行くのを躊躇してしまっていたが、まずは行ってみて、自分の肌で感じるということが大切だと気づいた。離れた地で学習することや想像することはできるけど被災地の思いを実感するためには実際にいってみることが大切。

また、医療者不足が浮き彫りとなっている今、実際に自分がその地に行って働くという気持ちはあるのかという話にもなりました。

自分のやりたいことができなくなるとしてもニーズがあるならその地に行きたい。
被災地の医療者募集は見るが自分が行こうと思うかはわからない。大学病院の医局に入って専門的にスキルアップしたい
メディアの偏った報道によって被災地の医療者不足に拍車がかかってしまっているのではないか

といった意見がでました。

今学生である私たちができることって本当に小さなことで、自ら被災地のために動こうとするには力不足に感じること、それにより躊躇してしまうこともあるかもしれません。
しかし、学生のうちにこの悔しさを貯めておくことが将来の自分の医療に向かう姿勢や日々の学習に役に立つだろうという上野医師がおっしゃっていたという話になり、まずは動き、そこで悩み、自ら考えることの大切さを感じました。

また、このレポートが医療系学生という視点から考え、書かれているということを再確認しました。
震災から1年経ち、被災者や日本、医療の状況は日々変化してきています。
このレポートが書かれていたとき危惧されていた心のケアや孤独死の問題は今どうなっているんだろう、被災地での医療の状況は改善されたのだろうか、月日が経ったからこそ浮き彫りになってきた新しい問題はあるだろうか、などこのレポートを改めて読んだことで考えたことや、目の前や今の時代の状況をただ俯瞰するだけでなく、患者さんありきで物事をとらえ医療系学生として考えを深めるというのは今後のえっぐで学習をしていくのにも大切な姿勢であると思います

この歴史的大震災があった時代に私たちが医療系学生であったという意味について1年たった今もう1度考えてみたいですね





成果発表会1日目 

March 19 [Mon], 2012, 17:52
こんにちは
群大3年の飯塚紗希です

群馬では春風が吹き荒れてますね〜春風ってもっと柔らかい風じゃないんでしょうか

3月17日18日の2日間にわたって、春休みに各自が学習したことを分科会にして成果発表会を行いました
その分科会の内容について簡単にまとめてみました

こてつくん「初音ミクと医療」

今や有名報道番組でも取り上げられている音声合成ソフト「初音ミク」が社会に及ぼしている影響、医療分野への応用について千葉大のこてつくんが発表してくれました。
音声合成ソフトが咽頭ガンなどで声を失った方々に声を提供する手段として応用することが進んでいます。
また永遠に変わらないバーチャルアイドルであり、自由な創作環境を誰にでも提供する初音ミクが、声を上げにくいマイノリティの声を発信する手段となっています。世の中に注目されず、声をあげられない人々の要求に寄り添い、社会に発信していくという意識をもつことは医療者となる私たちが必要な姿勢なのかもしれません。

萌ちゃん「看護学入門」

ナイチンゲールを初めとするいろいろな人たちの看護論を紹介し、他専攻にもわかるように看護師の役割について説明してくれました。患者の言動からニードを読み取ったり、患者の回復の段階によって役割を変えることなど看護師だけでなく医療者であれば誰もが意識すべきことを確認できた分科会でした。しかし、ベッドサイドのケアの専門家はやっぱり看護師さんです。ふだんから何気なく行っているように見える看護師さんのケアや患者さんとのコミュニケーションはきちんとした理論の上に成り立っている専門性の高い技術であるということに気づかされた分科会でした。

なるちゃん「児童相談所と医療機関」

児童福祉施設に入所している児童の医療費は公費で負担されており、病院にかかる際は受診券を利用します。この受診券を見てあやしんだり、受診拒否をする医療者もいるそうです。
医療機関は虐待の発見をしたら通告する義務がありますが、なかなか通告まで踏み切れないことがあります。どうしてそのようなことが起こってしまうのか、シナリオを用いてディスカッションをしていくことで虐待を受けている児童の保護の難しさ、保護者へのアプローチ方法について考えました。

発表してくれたみなさんおつかれさまでした
特に1年生はすごく緊張したと思いますほんとにおつかれさまでした

今回のテーマは自分が興味あることについて調べたので一見つながりがなかったり、単発で終わってしまう学習のように感じるかもしれません。でも、今回学んだことをこのテーマだけにとどまらず医療者と患者さんの関係になったときに自分がどのように立ち振る舞うかについて考えるきっかけにできればいいですね自分が医療者になったときにどのようなスタンスでありたいか、どのテーマを考えるときも、患者さんとの関係に還元して考えていく姿勢が必要なのかなと思いました

2日目の内容については後日アップしますね〜



平和レポート読み合わせ 

March 16 [Fri], 2012, 17:13
こんにちは群大3年の飯塚紗希です
世間は花粉症で苦しんでいるのに私はこんなにピンピンでなんだか申しわけないです

きのうは信州医ゼミの平和レポートの読み合わせをしました。
医療に一見関係ないように思える「平和」について医ゼミで考えることにみんな最初は戸惑ったのではないかと思います。日本は戦争もなくて平和なのにどうして?そういえば平和ってなんだろうと思った人も多いのではないでしょうか。

みんなの平和についてのイメージです。
日常を当たり前に何気なく過ごせること
周りの状況に翻弄されることなく過ごせること
心の底から笑っていられること
戦争がないこと

このイメージだと、今の日本は平和なように感じますね。戦争がない今の日本ってやっぱり平和なのでしょうか。

行き詰まっていたところに救世主なるさんが来てくださり、なるさんと一緒にもう一度平和と医療の関わり、今の日本の現状について考えてみました

平和といったら対義語に戦争が浮かんでくる。
平和は時代や人々によって変化するもの。
ということは平和を脅かすものって戦争だけなのか。疾病などの身体的問題、格差など社会的問題、鬱病など精神的問題も関わっているのではないのか。
阻害要因を考えると平和と健康ってかなり似通ったものに感じてくる。

したがって、健康を守ることは平和を守ることになるのではないかと考えました。
医療者は健康を守るもの。しかし、健康だけを理解するのではなく、かなり似通ったものである平和を守るという面からアプローチすることによって人がよりよく生きることにさらに深く関わっていけるのではないかという結論に至りました。

医療者としてそれぞれの問題にどうアプローチしていくかが大切になってきますね。やっぱり平和について考えることは必要なのかなと感じました。

今回の群馬医ゼミで平和企画をやるか、今の時代の風潮を考えるともっと別のテーマを設定し深めていくべきなのかという話にもなりました。孤独死や無保険死など様々な社会的問題が浮き彫りになってきている今、今年の医ゼミのテーマを考える上でも過去レポートを読み直してもう一度本当の平和とはどういうことなのか、医療者としてどのように関わっていけるか各々が思いを巡らせる必要があるのかなと思います。

100000年後の安全 

March 02 [Fri], 2012, 15:10

こんにちは
群馬大学3年の飯塚紗希です

きのうのえっぐでは「100000年後の安全」というDVDを見ました

今日本では原発から出される大量の高レベル放射性廃棄物の処理をどうするべきか、放射能で汚染されたがれきはどうするべきか問題になっていますよね。これは終わりや正解の見えない議論のように感じます。

DVDから

フィンランドのオルキルオトで世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地下処分場の建設が決定しました。その処分場は固い岩を削って作られ、10万年間保持されるように設計されるといいます。

廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはありません。
しかし、10万年後までそこが開けられないと、破壊されないと誰が保証できるでしょう。
10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるのでしょうか。そもそも今使われている言語は10万年後まで理解されるのでしょうか。

未来の人々はその処分場を私たちの時代の遺跡や宝物が隠されている場所だと思うかもしれません。

処分場の問題は原発賛成か反対かに関わらず、原発の恩恵を受けてきた人であれば誰でも考えなければならない問題です。
便利さや豊かさを求め、私たちは取り替えしのつかないほど大きな問題を招いてしまったのではないでしょうか。

DVD観賞後のSGDから

自分たちの便利な生活の結果、10万年後の人間にまで影響を及ぼすことになるなんて考えたこともなかった。
10万年後の人間にどう危険性を伝えるかばかりで結局人間のことしか考えていないことに失望した。結局人間は人間本意な生き物だ。
議論が10万年後の人間にどう伝えるかに偏りすぎている。放射性物質の半減期を減らす方法やロケットに廃棄物をのせて太陽に打ち込む方法についても科学者が議論すべき余地はもっとあるのではないか。
ホモサピエンスが生まれて1万年なのだから、10万年後なんて人類が存在するかどうかさえわからない。今考えるべきなのは10万年後の人類ではなくて、今の私たちの安全、近い未来の人々の安全ではないのだろうか。

といった意見がでました。では、日本の放射性廃棄物はどうするべきかについては

今、原発事故で汚染されて使えなくなっている地域を処理場や集積場として利用するしか方法がないのではないか。
ふるさとは離れなければならなくなった人にとって、自分の町がゴミ置き場、ゴミ処理場にされ、一生戻れなくなるというのは耐えられないことだと思う。
そもそも、福島の町が汚染されて使えないというのは本当なのだろうか。廃棄物処理場にするために政府やメディアが情報を操作しているのではないかと考えてしまう。
関東の人の安定した便利な生活のために、東北電力の管轄下の福島に原発を置き、そして被害をもたらした。どうしても世の中は関東中心にまわり、地方の人たちは我慢を強いられている。もっと広い視野で見れば、先進国の豊かさのために発展途上国は搾取を強いられている。こういった流れの中で、またもやこの廃棄物を福島に押し付けるということがあっていいのだろうか。
廃棄物をどうするか、どこが引き受けるという問題は多数決で決めていいものなのだろうか

といった意見がでました。

原発問題はやはり、福島、東北、関東、西日本…地域によって温度差があると思います。
しかし、自分が関わっている、自分の家族が被害にあっているとなれば態度も関心も変わるはずです。「自分」を広げるということがこういった問題を親身になって考えるために必要な姿勢ではないのでしょうか。

また、今回のDVDは制作に哲学者が関わっているということもあり、「人間というもの」という論点に偏っているように感じました。こういった異なるフィールドの専門家の意見や考え方を吸収して自分のものの見方を広めつつ、最終的には理系学生、医学生、という立場から自分はこの問題について考えていくべきかなと思います。
将来、甲状腺がんや白血病が増える可能性があるなら、それらの病気の研究をすることだったり、自分が将来血液内科の医師になることだったり、様々な意見や考え方を身につけた上で医学生、医療系学生が自分の手の届く範囲、自分のフィールドで自分にできることを考えてみるのが大切なのかなと思いました。

被災者の心 

February 17 [Fri], 2012, 14:20

お久しぶりです
群大看護1年のもえです

昨日のえっぐでは、医学科3年の紗希さんが「災害が及ぼす被災者の心の変化」というタイトルで、分科会を開いてくださいました

もうすぐ、震災から1年ですが、ニュースで報道されるのは、がれきの処分や復興財源の話が多いです。
被災者の方々には、一体どんな心の変化があったのでしょうか。

世間では心理学ブームということもあり、PTSDという言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。


では、分科会より

PTSDとは、死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる、心に加えられた衝撃的な傷が元となって、様々なストレス障害を引き起こす疾患
災害が起こってすぐは、社会全体が昂揚したような状態になる。世界中から日本人の規律を守る姿勢が称賛されたが、これがまさにこの状況で、災害ハネムーンと呼ばれる
精神的なダメージを受けた人が全員PTSDを発症するわけではない
精神的なダメージを受けた時に大切なのは、「悲嘆」すること。悲しむことは当たり前の感情で、その時に安全な場所に心身を置くことが大切
2001年に起こった附属池田小事件の後、子供たちの間で「宅間ごっこ」というものが流行った。今回の震災後には、「津波ごっこ」が流行った

その他、もしもあなたが中学校の教師だったら、被災者が自分のクラスに転校してきた中学生だったら、ボランティアで避難所に行ったら、、、あなたは被災者に何を話すかといったロールプレイング、最後に、阪神大震災の被災者でPTSDを発症した方の手記も朗読してくださいました。


まずごっこ遊びですが、心理士の方によると、これは子供たちなりの克服方法なんだそうです。
津波という恐怖を、ごっこ遊びにしてみんなでやることで、「怖いものではないんだ」と認識しようとしているようです。

震災からもうすぐ1年。
ですが被災者の方の心の中では、まだ震災は過去のものではないのです。

被災者の方に何と声をかければよいのか、まだ私の中では答えが出ません。

手記の中で、女性は「中学校の先生が私を気にかけてくれて呼び出されたことがあったけど、それはそれでしんどかった」と記しています。

話を聞いて、「わかったふり」をしてしまうのが一番いけないパターンかと思います。

どんなに親身になって話を聞いても、私たちは被災者の方の苦しみを理解することは出来ません。

大事なのは、態度ではないかと思います。
「どんなに頑張っても、人の痛みを完全に理解することは出来ない」
そういう自覚を持った上で自分には何が出来るか、見つめていく姿勢が大切だと思います。

ケアにしてもそう。
話を聞くにしてもそう。

「○○してあげる」といった上から目線を知らぬ間に抱いていませんか?
「私は人を癒やすことができる」とか、変な自信を持っていませんか?

医者として、看護師として、私たちには何が出来るか、自分の中で職業観を育てていきたいと改めて感じました。

紗希さん、貴重な分科会をありがとうございます

長々とすみません(>_<)

では、このへんで失礼します

一準委の感想 

January 26 [Thu], 2012, 12:49
1月21,22日に東京で第一回全国準備委員会が行われました♪
その感想を1年生の成澤ちゃんに書いてもらったので、ブログに掲載させていただきます!


成澤です。
第1回全国準備委員会の感想をお伝えします。

1日目は映画を鑑賞し、それに伴うSGDを行いました。交流会もやりました。2日目は岐阜の遠藤さんから新歓についてのアドバイスなどをいただき、また情勢資料について、新歓についてののSGDを行いました。

農民が不衛生・過労からなる病気を改善するために活動していた時代から、高齢者の在宅医療が求められた時代、さらにはS病院を専門医療を提供する病院・プライマリケアを提供する病院の2つに分化する時代までの変遷を見たような気がしました。
昔の農民は医療者からするとなんでこんなになるまで放っておくんだという状態でいました。その中で民に衛生の知識を授けたり健康診断をしていました。
W先生は専門技術を持ちつつ地域に出ろという言葉を残しました。
医療は高度化していますが、専門医と総合医がお互い尊敬して仕事にあたるのが患者としては良いのではないでしょうか。

SGDでは、群馬医ゼミの題材となるような意見も出ました。私たちが今学習しているメディア、医学教育について学びたい、また50年後の医療について考察したいという意見も出ました。

新歓期は楽しめる行事もしたい、動画を流したい、合宿をしたい、と構想が膨らみました。
私たちが魅力的な団体になれば、後輩は必ずやってきます。

長くなりましたが準備委員会に参加された方、お疲れ様でした。


成澤ちゃん、素晴らしい感想文をありがとうございます
1年生が熱意メラメラですと、上級生もパワーをいただけます!

新歓や医ゼミ、学びたいことについても熱く楽しく語り合えたので、この収穫を今後に活かしていきましょう

緊急告知!! 

January 20 [Fri], 2012, 15:47
1/26(木)18:00〜
群大医学科基礎大において

移植コーディネーターさんの講演を開催します!

看護4年のなささんのコネクトにより実現しました!

テスト期間でお忙しいのは重々承知の上です。
しかし滅多にお聞きすることのできない方(かなりご多忙のため)ですので、是非たくさんの方にいらしていただきたいです!

下記の記事では脳死移植についての分科会のまとめも掲載しましたので、ご一読の上、是非お越しくださいませ

以下、詳細です。

テーマ
「移植コーディネーターから学ぶ、日本の臓器移植の現状」

講演者
群馬県臓器移植コーディネーター
稲葉伸之(総合太田病院)

日時:1月26日(木)18時〜20時

場所:群馬大学昭和キャンパス 基礎講義棟2階 基礎大講義室


内容
皆さんは「脳死」、「臓器移植」にどんなイメージがありますか。

2010年には改正臓器移植法が施行され、@親族優先に臓器提供ができることA臓器提供に関して、本人の意思不明(拒否意志表示がない)の場合は、家族の承諾のみで提供可能になったことB15歳未満の脳死臓器提供が可能になったことの3つが大きく変わりました。

しかし、唯一つ、「脳死」の定義は変わっていません。

日本の法律では、
「臓器提供を前提とした場合にのみ、脳死を人の死とする」とされています。

今の日本では親族優先提供可能により、暴力団組員の養子縁組による臓器売買事件や、18歳未満の提供の場合、虐待を除外など、多くの問題を抱えています。

法律改正によって移植件数はどうなったのか?脳死移植がなぜ問題になっているのか?移植コーディネーター役割とは?

少しでも疑問を持ったり、興味関心がある方は是非!来てください!

日本の臓器移植の現状についてのお話をきくことができます。

今回ご講演してくださる稲葉さんは、(社)日本臓器移植ネットーワークから臓器移植の啓発やあっせんの委託を受けて担当する都道府県コーディネーターになります。
都道府県コーディネーターは、各都道府県に1名程しかいない方です。
稲葉さんは群馬県でもただ一人の都道府県コーディネーターであり、群馬県の2件の脳死下臓器提供を担当した貴重な方です。

そして、稲葉さんのような移植コーディネーターさんは、臓器移植について話を聴きたいとの申し出を受けて、各病院に駆けつけ家族に説明を行っています。また臓器搬送など、臓器提供がある場合には全国各地へ要請され、派遣されて活躍されている方です。

日本の臓器移植の現場で活躍している方から、臓器提供病院の医療者とドナー家族の思いの両方について貴重なお話がきける機会ですので、是非参加してみてください。

脳死移植について学ぼう!&プチ学習共有会 

January 20 [Fri], 2012, 15:45
人生初の雪かきを今朝体験しちゃいました群大看護のはなえです♪
前橋は雪が振っておりますが、皆様の地域はいかがでしょうか?

1/19のえっぐは看護4年、なささんが分科会を発表してくださいました

テーマは「脳死移植について学ぼう!」

なささんは卒業研究でも脳死移植について取り組まれており、移植について熱い方でございます!
群馬ポスト医ゼミで分科会をお聞きした方もいらっしゃるかもしれませんね



まず始めに、「脳死(移植)のイメージ、興味のあること、知りたいこと」をみんなで共有しました

出た意見としては
→移植をしたことをきくと感動する、命のやり取り
→家族の決断が重い
→法律改正後、どのくらい増えたのか
→誰かの命と引き換えに誰かの命が助かる
→それによって救われる人がいるのは良いこと
→提供する側の死生観
→人の体をどう捉えるかによる
→公平性、その臓器を誰に提供するのか。いかに公平性を保つことができるのか。

同じものについてでも、各自考えることは多様で本当に面白いです

その後は
◆移植の歴史
◆臓器提供とは?
・生体移植
・心停止後の臓器提供
・脳死下臓器提供(提供できる臓器が一番多い)

◆日本の移植事情
・改正前(1999-2009)脳死下臓器提供は83例→一年間で約10例
・改正後は32例(2010年のみで)
・脳死後移植件数は504件(件数と症例数は異なる)

◆改正後の変化
・親族の優先提供
・家族の承諾でもOK
・15歳未満もOK

※日本の脳死の定義は何も変わっていない

◆脳死とは?植物状態とは?
◆海外と日本の脳死の違いって?
世界のほとんどの国で「脳死は人の死」
日本では臓器提供しない限り「脳死は人の死」としない傾向

◆海外と日本の脳死移植の比較
◆海外での臓器移植の問題→臓器売買
 中国では死刑囚からの臓器移植1984年から行われている!

◆日本の臓器売買
◆なぜ日本で脳死が問題視されているのか?→倫理的、宗教的問題
◆医療者にとって脳死の何が問題か→家族の中の死の定義が変わらない


SGD
・知ってるつもりだったが、日本では海外と比較して数があまりにも少ないことに衝撃を受けた。国柄もある気がする。

・宗教的な問題が関連している。キリスト教では、体はただの入れ物で魂を大事にする。日本は死の教育が身近ではない。でも、あくまで大切なのは家族の意向・考え方。アメリカではその考えの移行が早かった。

・件数や例数の数字だけみても分からないこともある。

・宗教とか価値観は否定できない。

・法律自体も複雑なので、困惑が大きい。

・臓器は誰かの命。生と死が混在。

・移植の公平性。アメリカの移植制度について、ステーブジョブズの自伝に描かれてたから読んだ。アメリカでは州で優先順位つけて、州の中で賄うようにしている。ジョブズは結局、移植できなかった。命の価値って、社会的地位とは関係ない。

・みんな喉から手が出るほど欲しい。でも親族OKにしちゃったので、それゆえ問題も起きている。

・公平性に欠くと、金持ちのための医療になってしまう。

・ドナー登録で救われる命があるって分かっているけど・・。献血なら気軽に出来るが、カードを書くのは簡単にできない。

・ドナーへの保障がきちんとされていない。

・法律改正後に症例増えたことがわかった。それでも世界に比べれば少ないほうだと思うが、日本人は「綺麗な体でお墓に入れてあげたい」っていう思想があるような気がする。(「おくりびと」のような納棺師というご遺体を美しく整える職業もあるくらいだし)

・親は「死んだときに体にこれ以上傷つけなくて良い」と言うが、「医療者になるからには書いたほうが良いかな」

・眼だけはやっぱり抵抗がある

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などの意見が出ました!話題が尽きず、大盛り上がりのSGDでしたが特に話が盛り上がったのは、「中国での死刑囚からの臓器移植」についてでした。

中国では死刑囚からの臓器移植1984年から行われているそうです。
政府公認で、使える屍体があれば臓器移植に使うよう制度化されているとのことです。
私が生まれる何年も前から・・・という点に驚きました。

えっぐメンバーからも
・死刑囚からの臓器移植の法律があるなんて衝撃的すぎる。
・生命倫理的なものでアメリカからもバッシングを受けている。
・死刑囚の人権は?
・死刑囚も自ら進んで提供しているのか。
・レシピエントは死刑囚の臓器であることを知っているのか。
・人口が多い分、人の命が軽んじられるのか?

などの意見が出ました。
皆様はどのようにお考えになるでしょうか?

最後に、なささんが発表で話されていたお言葉を引用させていただきます。


医療者は患者の「生」にこだわった医療をしていないでしょうか。
患者の「死」に向き合う必要もあるのではないでしょうか。
私達は患者の「命」に向き合う必要ある。


現状を知って、自分自身の目で真実を見つめることが大切なのですね!


なささんは「みんなにドナーになってほしいのではなく、臓器移植そのものを知ってもらいたい」ということで今回お忙しい中発表してくださいました!

医療者として働くことで私達は今後、一般の方より移植に向き合う確率が高くなります。移植をどう捉えるか、それは人それぞれで良いと思います。

ただ、医療者自身が「my死生観(←浜松医科のひーちゃんからの引用です)」を持つことが、なささんのお言葉にもあったような患者の「命」と向き合うことに繋がるのではないかと思います。

死生観について考えを深める点で、脳死移植は私達が考えるべきテーマであると感じました。

なささん、貴重なご発表をしてくださり本当にありがとうございます


今日も大充実のえっぐは、発表後に長期学習として学びたいことや最近の学びなどのプチ共有会を行いました



出た話題の一部をご紹介します♪

◆PTSD、被災地の子どもたちについて
・被災地の幼児に「津波ごっこ」「地震ごっこ」という遊びが広がっている。地震発生当時の場面を消防団員や母親などの「配役」を決めて再現する遊びだ。「悪ふざけが過ぎる」と感じる保育士や保護者が多い。だが、専門家は、この遊びが子どもたちが抱えこんだ不安や鬱積(うっせき)の表れの一つと分析、「静観することが重要」と指摘する。(2011年5月読売新聞より)

・子どもに関しては親も不安かもしれない。子どもが退行現象して叫んだりしてる。普段と違う行動しても受け入れてあげよう。子どもは感受性豊かだけど、強くもあるから、受け止める。抑制するよりも、受け入れることが大事。(須江ちゃんが調べたニュースの専門家の言葉より)

◆消費税について
・社会保障と税の一体化しようとしてる。福祉お金かかってて財政赤字あるから、消費税あげなきゃだよ!としているが実際は大企業、金持ち優遇政策。福祉上げるのを口実に、優遇政策やってる幹事なのかな。賛成が66%あえうけど、メディアがスポンサー、大企業有利にしようとしてるのかな?(えりか)

ちょこっと調べたものでも少し共有の時間を持つことで、新たな学びと気づきを多く得ました

この積み重ねがを長期的な活きた学びに繋がるのかもしれませんね

長くなってしまいましたが、このへんで
お読みいただきありがとうございます

講師に呼びたい人の紹介 

January 15 [Sun], 2012, 22:27
初めて更新させていただきます、医学科2年もっちーです。

はなちゃんに頼まれたので、この前のeggで僕が講師に呼びたい人として名前を挙げた2人の紹介をこの場を借りてさせて頂き、情報共有を図ろうと思います

まずは、村上達也先生からです。

みなさんは、日本で最初に原発ができたのはどこだか知ってますか






答えは・・・茨城県東海村です
茨城県民の歌の3番の最初に「世紀をひらく 原子の火」という歌詞で歌われています。僕も中学の頃歌いました

さて本題。

村上先生は、1997年から現在まで東海村の村長を務めています。

1999年にJCOで臨界事故を起こした時は、政府や県の対応を待たず独断で村民を避難させました。この事故は作業員2人が死亡し、現場周辺の鉄道の運転見合わせや道路の閉鎖など、茨城県の物流や経済に多大な影響を与えました。

東日本大震災後は、脱原発を志向した発言が多く見られます。昨年6月22日には、政府の原発再稼働の発表に対し、「住民の命がかかっている。福島第一原発の原因究明もなしに、軽々しく再稼働と言ってほしくない。」と反発を強めました。

また、昨年10月11日には細野豪志原発事故担相らを訪問し、東海第二原発について「30km圏内にに100万人の人口を抱え、原発立地条件として不適切かつ老朽化している」として廃炉を求める要望書を提出しました。

原発が廃炉になった後は、原子力に関する科学技術や人材を集める「原子力センター」を構想中だそうです。今までの日本の原子力行政、そして原発の補助金なしで東海村をどう発展させていくか、選挙の演説で鍛えたスピーチ力で語って欲しいところです医療者も地域社会で生きていくわけですし、原子力センターで核医学の研究をすれば今後の医療が更に進歩しますからね

もう1人は、早野龍五先生です。

現在東京大学の理学部物理専攻長をしています。専門は素粒子物理学で、エキゾチック原子なるものを研究していますが、、、概念がサッパリワカラナイヨー


原発事故後はtwitterでの情報発信で注目を集め、現在フォロワー数は13万人を超えています。twitterのアカウント持ってる方は@hayanoをフォローしてみると良いと思います。また、昨年10月21日には「緊急報告!アナタの食べ物は大丈夫?〜放射線による食品汚染の実態に迫る〜 」という番組名のニコニコ生放送にも出演し、食品の安全性についてお話ししたり、食品の放射線量検査を実演したりしました。


具体的には、福島第一原発の格納容器内部の温度をtwitterで公開したり、原発周辺および関東地方の自治体に給食の放射線量の検査を提案したりしていて、その様子は朝日新聞の連載記事「プロメテウスの罠」でも取り上げられています。

給食の検査方法としては1食分の給食を丸ごとミキサーにかけて、1週間(5日分)ごとにまとめ、ゲルマニウム検出器で精密測定する方法を提案しています。神奈川県横須賀市などいくつかの自治体で実際に採用されましたが、福島県南相馬市など提案を拒否した自治体もあります

一方で、政府の避難区域の設定の仕方は妥当と発言したことから、ネット上では「政府の御用学者」つまり政府言いなりの学者という評判も絶えません。メディア班にとっては良い題材になりますね。

ちょっと難解な講演にならないか心配ですが、核物質についての基礎知識や、原発事故の情報発信をどんなスタンスで行っているのかなどを語っていただきたいと思います。


この記事を踏み台にして、他にも講師に呼びたい人をどんどん提案して頂ければ幸いです長文失礼しました、ではまた木曜日に会いましょう

P R
2012年04月
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  • ニックネーム:egg_mugendai
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このページは、“e∞gg”(エッグと読んで下さいね。)というサークルのホームページです。“e∞gg”は、自分たちの興味、関心に沿って自由に学習し、それを共有してお互いの意見を交換するといった自主ゼミ活動です。 参加は基本的に自由!なので興味を持たれた方は是非ご覧になって下さい。活動の拠点は群馬大学医学部が中心で、県内の医療系学生が集まっています。 また全国医学生ゼミナール(通称医ゼミ)については公式HPもあるのでそちらをご覧ください。 ☆e∞ggへの連絡先→egg_mugendai@yahoo.co.jpまで☆
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