クロク、ヌレ!  / 真梨 幸子 

2009年01月03日(土) 10時30分



プールで謎の死を遂げた世界的流行作家“ジョー・コモリ”。
かつてやり手だった広告代理店勤務の深田貴代美と、売れっ子プランナーの嶋本ミチルは、
プライドを懸けた一世一代の大企画のため、彼の人生を追い始めた―。
やがて浮かび上がる無名画家の非業の死!!二人の間に一体何があったのか。


大人気作家ジョー・コモリが、自宅のプールに車椅子ごと落ちて死亡する。

売れっ子CMプランナーの売れっ子プランナーの嶋本ミチルは、
得意先のOLの伯父が、無名の画家で、
かつ、人気作家と深い交流があったのに目をつける。

弟に金を無心して生計をたてていたこの画家、
彼も不審死を遂げていた。

自殺とか、事故とか言われていたが
ミチルは、ジョー・コモリが彼を殺害した疑惑で
大々的に、この画家のプロモートを始める。

すると、ジョー・コモリも殺害された疑惑が浮上する。




なんとも、あらすじが書きにくい。
視点が画家の家族側と、プロモーターのミチル側と
死んだジョー・コモリとで、パラパラ変わる。
それが、最初の方、結構、唐突に変わるので、
慣れないと、誰が何の話してるのか分からず、結構つらかった。

が、ミチルが登場して、バブルを引きづってる崖っぷちOLが登場して
この2人が無名で不遇の大画家(ホントは大したことない)を祭りあげるあたりから
ものすごく面白くなってくる。

ダメダメな超ニートの画家に腹をたて、それを許す弟に腹をたて、
男にはイライラしっぱなしなのに
すごく変なヤツでも、超ワガママでも、女は痛快。

ミステリー要素は、はっきり言ってオマケ以下なので
このプロモートの祭りだけに、絞った方が面白かったような。

不遇の大画家は、ハンサムじゃないと・・・と写真を修正して
ほとんど本人じゃなくなったり、
恐らく、親が日本人じゃない理由で本籍がないのを、謎の出生
殺人村もらい子殺し事件の生き残りにしてしまったり・・・。

殺人事件の着地が収まりが悪いせいで、物語もなんか尻切れなカンジ。
でも、この作家さんの「女」は相変わらず面白い。

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