別荘暮らし?!

October 31 [Sun], 2010, 23:20
「今年は小説を冊読む」と宣言した西尾維新の後追いで苦笑、我も今年中に小説冊読めるかな『船に乗れ1合奏と協奏』藤谷治点。(読了)『船に乗れ2独奏』点。(読了)『船に乗れ3合奏協奏曲』点。(読了)高校の音楽科に入学した主人公(チェリスト)が3年間で経験する成長と挫折を描く青春もの。本屋大賞第七位。本屋大賞にミネートされてなかったら、恐らく読まなかっただろう。当初、(大した根拠のない)エリート意識を持っている主人公の一人称による文章は、ちょっと取っ付きにくかったが、三巻もあるので、やがて慣れました(苦笑)。玉石混合の演奏者を抱えたオーケストラが音楽的に成立するのが、いかに大変かが微に入り細に入り、描かれていて大変参考になった。主人公が青春を焦じらせた揚げ句に取る行動の数々が、共感は出来ないんだけど、さもありなんとは思わせる。痛い青春ものを読みたい方は是非。『鉄の骨』池井戸潤点。中堅建設会社の勤める代前半の主人公が、畑違いの営業部に異動となり、談合という現実に直面し、苦悩する。NHKで放送されたドラマ版が面白かったので、取り寄せてみたが、ドラマ版とはキャラクターの名前と談合がテーマというのが同じだけで、まるで別物だったので驚いた。ドラマでは主人公に好意を寄せる人物が、原作では主人公に敵意しか持っていなかったり、カンニング竹山演じる無能な同僚が、原作では頼れる兄貴キャラだったり、ドラマでは故人にされていた主人公の父親が生きていたりと意外なことばかり。ラストもドラマとは全然違う。ではどちらが面白かったかと問われれば我は原作に軍配を上げるな。ドラマ版を面白いと感じた人は是非、原作にも手を伸ばして欲しい。(読了)『おいしいコーヒーのいれ方SecondSeason凍える月』村山由佳点。老人ホームでヘルパーをしているヒロインが解職の危機にさらされ、大学生3年生の主人公は自らの進路に思い戸惑う。確かに甘いだけの話ではないのだが、「サブタイトルの『凍える月』でイメージが喚起される様な暗い話でもないな」と思いながら読み進めたら、最後の最後で、とんでもないことが。続きが気になるが、どう転んでも、とてもない鬱話になりそうなので、戦々恐々である。続きが怖い。(読了)『オーファーザー』伊坂幸太郎点。本作の語り手である高校生の少年には、一人の母と四人の父親がいた。この父親たちが皆、一筋縄ではいかない人物で。作者いわく「伊坂幸太郎第一期最後の作品」。「第二期」と称する最近の伊坂作品は「伏線らしきものがラストに至っても収束せず、ボンヤリしたオチになり、読者を欲求不満に陥らせる」という傾向にあるのだが、数年前に新聞連載された本作は、きちっと伏線を回収し、きちんとしたオチをけている。そういう意味では久々に読みたかったタイプの伊坂作品のはずだし、それなりに面白かったのだが、読み終わってみると何だか物足りなかった。何故だろう。あれ程、不満だったニ期の作品に慣れちゃったからなのかな。(読了)『学園キ4』時雨沢恵一点
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