歯止め規定廃止、内容充実…新しい小学校教科書

March 31 [Wed], 2010, 21:21

 来年から使われる小学校用教科書は、算数や理科を中心に国語などもページ数が大幅に増えた。

 新しい学習指導要領で過去の内容が復活、中学から移ったものもある一方、論理的な説明法などの言語活動も教科を問わず盛り込まれた。今回の教科書検定では、これまで「発展」とされた内容が「指導要領の範囲内」とされた例も目立ったが、一方で授業時間は限られており、識者からは、「必要な内容を教師が取捨選択することも必要だ」との声も上がった。

 今回の検定で、文部科学省が記述の修正を求めた検定意見は、増ページとなった理科(2412件)と算数(1265件)に集中し、全体(5551件)の66%を占めた。ただ、意見の内容は、記述の間違いや表記の統一などを求めるものが多く、内容の削除要求が相次いだ「ゆとり重視」の検定(2000年度)とは対照的だった。

 新指導要領では、難しい内容に踏み込まないための「歯止め規定」が廃止され、削られていた内容が復活した。00年度検定で理科の教科書から姿を消し、03年度検定では「発展」扱いで復活した「ペットボトルロケットの実験」は、今回は「指導要領内」とされるなど、内容充実の方向になった。「指導要領内」の検定意見は、理科が205件(03年度127件)と1・6倍に増加。一方で「発展とすべき」との検定意見も多く、理科で193件(同111件)あったが、記述すること自体は許容された。

 一方、基礎の徹底を意識した教科書も多く、ある教科書会社の担当者は、「子供の負担増につながるのを避け、一つの内容を深めることを意識した。その方が学力向上に効果があると考えた」と話す。

 検定を巡っては、今回から、文科省の教科書調査官が作成した「調査意見」が公表された。大学教授を経験するなど教科の専門知識を持つ教科書調査官の意見は検定意見の原案となるもので、調査意見の9割が結果的にそのまま検定意見になっていた。


保護者と性行為の小学校長を懲戒免職 会議室、屋上などでも…

March 31 [Wed], 2010, 14:12

 東京都江戸川区の区立小学校の校長が保護者の女性と不適切な関係となり、勤務先の校長室で性的関係を持っていた問題で、都教育委員会は29日、男性元校長(59)を懲戒免職処分にした。元校長は女性と校長室だけでなく、会議室や屋上出入り口付近など校内の複数の場所で勤務時間中に性的行為を行っていたという。

 都教委や関係者らによると、元校長は平成20年3月21日、保護者の女性とキスし、同29日にホテルで性的行為をした。また、同年5月ごろから21年6月ごろまでの間、校長室など校内のあらゆる場所で女性と性的行為をしていた。元校長は女性の子供が卒業後、女性を同校の障害児を介助する臨時職員として採用したが、その間も性的関係を続けていたという。

 元校長との関係に悩んだ女性が江戸川区教委に相談したことで問題が発覚。事態を重視した区教委では、卒業式直前となる今月1日付で元校長を更迭する異例の人事異動を行った。卒業生には、後任の校長名で卒業証書が授与されていた。

 このほか、都内の特別支援学校の女性教諭(34)が教え子と複数回にわたって性的行為をしていたことが分かり、都教委で29日、この女性教諭を懲戒免職処分とした。

 女性教諭は、21年10月23日から12月24日までの間、ホテルなどで男子生徒と複数回にわたって性的行為を行っていた。男子生徒が女性教諭と一緒に撮影した写真を他の教諭に見せたことで問題が発覚した。


[毎日ニュース]大学院大:博士課程のみ 5年制、学士も入学対象

March 31 [Wed], 2010, 12:24

 沖縄科学技術研究基盤整備機構(シドニー・ブレナー理事長)の第9回運営委員会(ボード・オブ・ガバナーズ)が28日、恩納村の同機構本部で開かれた。運営委員会後の記者会見で有馬朗人、トーステン・ヴィーゼル両共同議長は、沖縄科学技術大学院大学の教育課程は、5年一貫制の博士課程のみ設置することを発表した。初代学長の選考については「数人の外国人候補者に決めた」と述べた。

 大学院大学への入学対象者は、修士課程修了の学生に加え、学士まで対象を広げる。他大学で修士号を取得した学生については講義科目数の減免を認め、途中年次への編入学も認める。

 海外では修士を経ずに博士号を取得できるケースもあることから、同機構は「学士から受け入れることで、世界中の優秀な学生が入りやすくなる」と説明する。

 記者会見では、27日に開かれた大学院大学学園設立委員会での合意内容を報告。優秀な学生獲得のため、奨学金制度を設けることや、研究者らの宿泊施設地区(ビレッジゾーン)の整備と運営は、PPP(公民連携)方式で行うことなどを説明した。

 運営委員会は非公開で行われ、研究事業の進展状況、施設整備の予算超過問題などについて報告があった。

◆大学院大2棟完成

 【恩納】2012年開学に向けて恩納村谷茶で建設が進められている沖縄科学技術大学院大学の研究施設など一部の施設が完成し28日、開設記念式典が同大学院大で行われた。国や県、市町村の関係者など約300人が参加し、施設の開設を祝った。

 完成したのは、学務・事務オフィスや講義室などが入る「センター棟」とバイオ技術や水生生物などの実験室が入る「研究棟1」の2施設。両棟合わせて延べ床面積は2万7千平方メートル。実験機器やスペースを研究者が共有できる「オープンラボ」の構造になっている。研究棟2と研究棟3は、10年度から建設工事を始める予定。

 記念式典で、仲井真弘多知事は「沖縄では県民挙げて大学院大学の応援を続けていこうと決意している」、沖縄科学技術研究基盤整備機構運営委員会のトーステン・ヴィーゼル共同議長が「世界最高水準の素晴らしいキャンパスができた。地元や県に感謝したい」とそれぞれあいさつ。乾杯の音頭で志喜屋文康恩納村長は「夢と希望を持てる大学院大学の第一歩」と述べた。式典では琉舞も披露された。式典後、参加者らは施設内を見学した。

万葉こども賞コンクール 作文や絵60点を表彰

March 31 [Wed], 2010, 11:04

 万葉集の世界を自由な発想で表現した作文や絵画を子どもたちから募った「第2回万葉こども賞コンクール」(奈良県立万葉文化館、朝日新聞社主催、朝日学生新聞社後援)の表彰式が28日、奈良県明日香村の万葉文化館であった。全国から作文、絵画合わせて2506点が集まり、60点が入選。このうち作文8点、絵画7点が入賞した。

 同文化館の中西進館長が「自由に想像の翼を広げた、感性の豊かな作品がたくさん寄せられた」と講評。作文の部の審査委員長を務めた塩川正十郎・東洋大総長も「作品には心の余裕が感じられ、素晴らしい」とあいさつした。入賞・入選者に横井正彦・朝日新聞大阪本社編集局長から賞状が手渡された。


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March 31 [Wed], 2010, 10:54

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