拝啓 

2007年05月12日(土) 23時13分
拝啓、貴方様

私は今、とても大きなことに気づきました
貴方様とあたしがあのときの様に
毎日笑いあって、毎日お互いを分かち合い
毎日言葉を紡ぎあっていた
そのときが
私にとってとても大きなそして良い時でした、ということに
あのときは
貴方に会えたことに神に感謝し
貴方と話したことに幸せを感じ
貴方と同じときを一緒に過ごせて

私はとてもとても幸せだった気がします

私にとってあなたは素敵な人でした
私は今も一人です

貴方は、新しい方と今も愛を紡ぎあっているでしょう

私は今も貴方を恋しがっています
どうかどうか戻ってきてくれるならば


・・・いいえそれは求めません
貴方には貴方の幸せがあるでしょう
それでいいのですそれで
ただ私の幸せは貴方に苦痛を与えていただけなのでしょう
私の幸せは
貴方に出会えたことで十分です

いつまでもお元気で


かしこ

今の方たちと遊ぶのは楽しいですけれども
何か足りない気がします
あの時も今やいい思い出。
忘れてくれよ、あたしの欲と希望に満ちた記憶よ

驟雨 

2007年04月06日(金) 18時56分
振り切れる・と思った
もう泣かない・と誓った
只 其れは 上面だけなんだ


右頬に残した古傷は
一昨日から続く雨に目聡く反応している
痒い、なんてモノじゃなくて
ゆっくりと引き裂かれていくような鈍痛が


雨が降り続くこの時期は
思い出なんて言う甘酸っぱい感じではなくて
頭の中で繰り返し映される悪夢みたいな事が
ぐるぐると渦巻いているんだ

忙しくなってきたこの時期に
俺を気遣って休暇をくれる上司はいい人だと思う
憧れである俺の上司
凄く有難い 
多分隊務にでても上司に迷惑かけるだけだから


(消えねェかな)

深く溜息をついて
敷いたままの布団の中に蹲る

―頭が痛い

頭と言うよりも右眼の奥がキィン、と
鋭い痛みを時々感じる

多忙に隊務に追われていたから
義眼の定期検査も行かなかった性か
そうとうガタが来てるかもしれない
只でさえガチャ眼なのに
神経がずれて狂って来ているんじゃないか

ほらきた
鋭い痛みが襲ってきた

(この痛みで紛らわしてやろうか・・・)

休みの日なんだ、有効に時間を使わなければ
明日には隊務に戻ろう
今のウチに義眼を治してこよう
そう思い 気怠い体を起こして アノ人の所にいった

アノ人は
義眼を治してくれる
忙しそうに実験してそうだけど
きっと構ってくれる
色んな所、治してくれる
なんか
俺だけの治療薬みたいな人


降り止まぬ雨は頬を伝い流れるだけ


昔な作品

Which is it that is really out of order? 

2007年04月04日(水) 10時07分

「陽はまた昇るだろう?」
主様はそういって
まだ生臭い血の臭いが漂う
ベッドルームに向かいました

主様は一度も私を見てくれはしなかったし
狂気的に何かを追い続けていただけでした
あたしは主様に一生を捧げてきたというのに!

主様はいつものようには起きてきてくれませんでした
あたしは心配で心配で仕方が無かったので
主様の居るだろうベッドルームに行きました

「主様?」
あたしは主様を呼びましたけれども
返事は有りませんでした
(まだ寝ているのでしょうか?)
あたしはゆっくりとベッドルームの扉を開けました

「主様?」
主様はどこにも居ませんでした
ベッドルームは
あたしが昨日主様に捧げるためと殺した黒猫の血の臭いが薄れて
新しい血の臭いがしました
あたしは思いました

(主様はきっとステキな方と逃げ出したのね)

ねぇ主様
あたしは貴方に全てを捧げてきましたけれども
何か足りなかったのでしょうか?
夕御飯が不味かったのでしょうか?
それともワインが口に合わなかったのでしょうか?
あたしには分かりません

主様のベッドに近づいていくと白い紙が見えました
(主様のかしら?)
紅い文字で何か書かれていました

「”   ”これがおまえの名だ おまえは自由だ 私はおまえを愛していた」

何てことでしょう!
主様がこのあたしに名前をくれた!
主様はこのあたしを愛してくれた!
何てうれしいことでしょう!何てうれしかったことでしょう!

ねぇ主様
貴方の愛はあたしには分からなかった
あたしが貴方の愛が分かるまでそばに居てくれれば最高でしたけど
でも、貴方はあたしを愛していたと言ってくれたから
あたしは今貴方の愛で満ちていると考えても宜しいですよね?

嗚呼主様と一緒に逃げた女性が憎たらしい!羨ましくて仕方がない!
今主様の愛で満ちているのはこのあたしなのに!

でもいずれ主様は帰ってくる
主様の側にいて良いのはあたしだけ
女性はきっと殺されてしまうから
主様が気づかないうちに
殺されてしまうから

ねぇ主様 早くあたしの所に帰ってきて!


●久しぶりに小説書きました
なんか意味わかんない><*
でも自分的になんか満足してるので良しですー***




月光行進曲-cat 

2007年03月24日(土) 15時52分
美しい毛並みは暗い夜空に吸い込まれ
大きく縁取られた眼は暗闇に映え
自分は此所にいる、と自らを主張しているかのよう

月明かりの下
物音を立てず優艶に動く猫
上を見つめて
また優艶にゆっくりと

か細く鳴く声も
細くしなやかな肢体も
柔らかな肉も

彼に捧ぐ骸にはちょうど良い

Happy Birthday? 

2007年03月21日(水) 20時18分

「おめでとう」と言われたら
「ありがとう」と返しましょう

新しく替わっていく世界に
夢と希望を託して
過ぎ去っていく美しい言ノ葉に
少しばかりの罪悪感を

新しい生命に「ありがとう」と
消えゆく命に「さようなら」と

ハーピィバースディ
ハーピィバースディ

生まれてきてくれて「ありがとう」と
言われるような存在になりたいよ


Do you get rid? 

2007年03月11日(日) 20時51分
膝を抱えて眺めたこと
悪いことでもなく、良いことでもない
刻を経た懐かしい記憶
可もなく不可もなし

「悪いことだらけだった」
それだけの記憶じゃ悲しすぎて
「良いことだらけでした」
それもまた寂しすぎるだろう

万物なる
いくつにも繋がった華を
千切ってしまうこと
悲しすぎると思わないかネ

さあ新しい刻が来た
旅立つべきではないか
私達には意志というモノがあるのだから



>意味はわからない

If I am too much on duty, it is broken 

2007年02月15日(木) 15時10分

霽れた冬の日
片付けられた四角い空間
永遠を虚無を
アタッシュケースにつめこんだ

花瓶に水をはり
暖色のポピーが
首を振って頷いた
「アナタハ其レデ良カッタノ?」

さぁいかないと
アタッシュケースに詰め込みすぎたら
壊れちゃうよ

Only as for nothing? Or is it two? 

2007年02月15日(木) 15時01分
ひとつ ふたつ みっつ よっつ

ひとだまひとつ ふたっつ みっつ

よべよべ
ぼくをよべ

よんでよんで
あたしをよんで

ふたりは夢をみる
ふたりはかなしみ
ふたりはよろこび
ふたりは愛し合う
ふたりは そう 運命共同体

「あなたはあたしのもの」 「じゃぁきみはぼくのもの」

ラプソディ 

2007年02月08日(木) 18時36分
嗚呼、もう少しだけ

爪を立てたら血が滲み出そうな
白い皮膚に
赤い紐で結びつけたら

青白い肢体を嬲り揺さ振り
壊してやったなら
思い霽れるものなのか

泣き叫びながら「俺」を呼ぶ
「オマエ」を
甘い接吻で黙らせたなら

嗚呼もう少しだけ

全てはオマエを想った為の
茨の棘だけ

リキュール 

2006年12月17日(日) 17時45分
小さな白い家が
暗くなった空に
浮かんでいるように見える

白い家には
大きな窓がありました

大きな窓の内側には
椅子とテーブルに大きな鏡がひとつずつ

ゆらりゆらりと揺れる、人影と椅子
人影は揺れるだけで動きません
顔は俯いたままで泣いていました

夕闇は嘲笑うかのように
暗く暗く染まっていきます

訪れた悲劇
それはもう
苦いリキュール

誰かが吐き捨てるコトバ
「神なんてどこにもいないんだ」

ほろ苦いリキュール
素敵なお誘い
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