瀬戸口のあゆみ

March 31 [Thu], 2016, 22:20
長く根気のいるインプラント治療。しかし、やっと治療期間が終わったといっても、ケアはそこで終わりではありません。せっかく埋め込んだインプラントを長く維持できるかは、治療後のメインテナンス次第なのです。口腔内ケアの仕方を病院で教えてもらえる筈ですので、必ず守るようにしてください。治療技術が進歩しても、結局大事なのは自分自身でのケアなのです。さらに、インプラントにした部分には当然、自前の神経はないですので、口の中で何か異変が起きていても、なかなか気付きづらくなっています。治療後も定期的に歯科に通い、検診を受けるようにしてください。
徐々に市民権を得てきたインプラントですが、インプラントの処置後、口の臭いが気になるようになったケースが歯科医院ではよくきかれます。インプラントで見栄えがよくなってもこれでは意味がありません。この原因としては、インプラントと隣の歯の間などに溜まった食べ物が口臭の元となっていたり、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっている場合もあり、単なる口臭と侮れません。こうした症状に気付いたら、一刻も早く、インプラント治療を行った病院に行くべきでしょう。
初めてインプラントの説明を聞いた人は、差し歯とどう違うのか疑問に思うかもしれません。まず、差し歯は歯の土台が残っている場合にのみできる施術です。歯や歯根の一部が残っている場合に、その上に金属の土台を埋め込むものです。そのため、歯そのものを抜いてしまうと、原理的に差し歯の施術は不可能なのです。対して、インプラントは差し歯と異なり、金属製の歯根を顎の骨に埋め込んで癒着させ、そうして出来た土台の上に義歯を接続して固定するという技術です。原則として保険は使えないので費用はかかりますが、自前の歯がない場合でも気にせず行えるのが最大の特長であるといえます。
インプラントという治療法を聞いたことのある方も多いでしょう。これは、「インプラント(埋め込む)」という意味の示す通り、穴を開けた顎骨に人工の歯根を埋め込み、義歯を装着するというものです。入れ歯と比べて格段に手間がかかる分、綺麗な見た目に仕上がりますし、食べ物も噛みやすいのです。この最新の治療法には、歯科医をはじめ、歯科技工士などのスタッフの卓越した技術を欠かすことは出来ません。高価な資材や長い時間をかけた丁寧な施術ですが、保険はきかず自由診療なので、治療費は高額になっています。
顎骨に人工歯根を埋め込んで義歯を固定するインプラントは、一種類だけではなく、部品の接続形態によって何種類かのタイプがあります。人工歯根からアバットメントまでが一つのパーツになっている「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、アバットメントが人工歯根から分離している2ピース・インプラントがあります。この2ピースタイプはさらに、そのコネクション部分の形状により、凸面(エクスターナル)タイプと、凹面(インターナル)タイプという二つの形式があり、インターナルの方がアバットメントの接続が容易なのでよく使われています。
歯科治療の新たな形として注目されているインプラント。その人工歯には、色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、見た目を損なわず、機能面でも優れた人工歯の成形には、専門スタッフである歯科技工士の技術に左右されます。人工歯の製作には、高い技術と美的センスが必要不可欠です。これには大変な手間と時間がかかりますから、時間・技術ともに大きなコストがかかってくる結果、一本あたり数万円から十数万円という高い費用がかかるのです。
一度埋め込んだインプラントの使用可能年数は、原則的には一生持つとされていますが、それは治療が完了した後のメインテナンスの頻度や質、手術を担当する歯科医師の技術にも左右されると言われています。口内のセルフケアを怠れば、わずか数年で使い物にならなくなることもあるのです。さらに、口内の状態を悪くして歯槽膿漏などになってしまうと、インプラントを埋め込んでいる顎の骨にも影響しますから、埋め込んでいるインプラントがグラつくなど、耐用年数も短くなり、最悪の場合はインプラント自体を埋め直す必要が出てきます。
最近話題になることも多い治療法であるインプラント。ですが、難点もあるということに気を付けてください。最も重要な注意点は、インプラント治療は誰でも受けられるわけではないということです。これは重要な事実です。いくつか例を挙げると、腎臓病や高血圧、糖尿病などで治療を受けている方や、歯周病などで既に顎の骨が浸食されている方なども、歯科医院でインプラント治療の適用は不可能と判断されてしまうかもしれません。
年々進化を続けるインプラントの技術。近頃では、医療スタッフもインプラントに慣れてきて、失敗は少なくなったようですが、それも皆無とはいきません。上部構造(義歯)が人工歯根にしっかり接続されておらず、硬いものを噛むと歯がグラグラしてしまうなどといったトラブルの事例もあるようです。そのようなトラブルの多くは、歯医者さんの経験不足が要因となっています。インプラント専門医や、それに類する技術を持った歯科で治療を受けるようにしましょう。
インプラントの利用を考える際に、歯茎が腫れてくるのではと気にされる方も多いでしょう。とはいえ、手術を担当する歯科医の技術や、本人の体調、口腔内の状態なども影響してくるため、どうなると言い切ることはできず、結局、治療してみるまで分からないということになります。鎮痛剤を飲んで、患部を冷やすなどの処置で痛みが引く場合が多いですが、それでも腫れがなかなか引かないという時は、すぐに担当医にかかり、診察を受けてください。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:リク
読者になる
2016年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/eadatoyssircdo/index1_0.rdf