否決の漫画児童ポルノ条例案 知事、9月再提出明言(産経新聞)

June 18 [Fri], 2010, 21:21
 「何回でも提出してやる−」。平成22年度一般会計補正予算案などを審議した都議会定例会が16日、閉会した。注目を集めた子供を性的対象にする漫画などの規制を目指す都青少年健全育成条例の改正案が、最大会派の民主などの反対多数で否決された。石原慎太郎知事は閉会後、報道陣に改正案を「もう一回出す」と述べ、次回の9月議会に再提出する方針を示した。

 石原知事は民主に対し、「反対のための反対で都民が迷惑。ばかなことをやっている。抽象論ではなく具体的な対案を出すべきだ。(出さないのなら)『現状を認める』と都民の前で言えばいい」と批判。

 その上で、改正案について「目的は間違っていない。何回でも繰り返してやる」と述べた。

 石原知事は閉会後、各会派の控室を回った。民主の控室で石原知事は「日本語の解読能力がないな、君らは」とチクリ。大沢昇幹事長は「自分だってそうじゃないか。言われたくないよ」と言い返していた。

 民主幹部は「改正案が再提出された際の可否はその内容による。問題点はこれまでの質疑で明らかだ」とし、「今後、民主から案を出す可能性もある。試案はあるが、提出するには練り直しが必要」と述べた。また、都側に対し「改正案を規制対象ごとに分けて提出するなどして審議するのも一つの手だ」と注文した。

 また、改正案に反対した共産幹部は「出版社などとの合意もないまま再提出しても結果は同じ」とした。

 一方、改正案に賛成した自民幹部は、再提出の時期について「9月議会より12月議会の方がよい」と性急な対応は逆効果との認識を示した。「民主が冷静に議論するにはある程度の冷却期間が必要」と述べた。

 公明幹部は「民主は勘違いしている。もっと冷静で客観的な判断をしてもらいたい」とした。

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