ニコ生は海外では「ゲーム実況」が中心になる可能性

August 23 [Thu], 2012, 16:43
ニコニコ動画は、常にグーグルの動画サイトYouTubeやライブ配信のUstreamと比較される。アメリカでは、日本文化をのぞいて、どこで差別化ができるのだろうか。スパーン氏が強調したのが、「コミュニティ機能」の重要性だ。「YouTubeは図書館で何かを調べたいときに検索をして動画を見るサイトで、Ustreamは企業向けという要素が強い。それに比べて、ニコニコ動画は笑って楽しんで、自分でも配信して、コミュニティを作って、視聴者とのリアルタイムインタラクションを楽しむという点が大きく違います。そのため、競合ではないと思います」(同) 同じ動画にコメントが追加されていくために、何度も、同じ動画が再生されてお互いに楽しむという点は大きく違うという。

「ニコニコ動画Zero」の海外展開が開始された後は、日本と同様に、「生放送」の機能を強化して、自分で発信する「コンテンツクリエイター」を育てていきたいという。「日本人気があるのは、アニメ、ゲームの順ですが、アメリカではゲームの方が中心になるのではないかと思います」(同)アメリカでは、ゲームを実際に遊んでいる画面を放送する「ゲーム実況」の動画の人気が高いという。

アメリカのゲームで人気があるのは、FPS(ファーストパーソンシューター)といった戦争をテーマにした対戦ゲームだが、あまりに画面の変化が速いので、ニコ動のような配信には必ずしもフィットしないのだそうだ。「特に日本のレトロゲームの番組には人気があります。ペースがゆっくりとしている上に、他のプレイヤーの意見を生で反映しながら、ゲームを進められるおもしろさがあるためです。これはライトなゲームを展開する上では有利になるかもしれません」(同)

すでに、niconico.com では、フェイスブックのアカウントでユーザー登録ができるようになっており、連動性も進めていく予定で、日本のゲームを展開する上で、海外ファンとの間の直接的なコミュニケーションを通じて話題性を作ることができる。日本好きのコアなファンは一定数存在することはわかっている。まずは、その層から確実に支持を受けられるかどうかが重要だろう。

今まで、日本のコンテンツ企業(いや、コンテンツクリエイターにとっても)日本好きの海外の人達に、直接的情報を届け、インタラクションを取る方法は限られていたが、niconico.com が成長してくると、海外ユーザーとのコミュニケーションツールになりうる。そして、動画を通じたコミュニケーションサイトの登場はコアなファンのみならず、裾野を広げ、日本で引き起こしたような新しい文化を作り出す土台にもなる大きな可能性を秘めている。
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