三連休で実家に戻ってきています。
震災の対応で、色々とスピーディーに判断を迫られる場面が多く、ストレスと疲労で体調を崩してしまったのと(地震で直接的な被害に遭われた方のことを考えれば微々たるものですが)、なにしろ東京では、仕事が終わってから買い物をしようにも早くなっている閉店時間に間に合わない(6時や7時閉店は当たり前、中には5時閉店のお店も)、店舗に食料品を含めた生活必需品がないという状況で、このままでは来週も居酒屋とファーストフードで胃袋を満たすことになる危険性があり、体調管理と補給のために帰省した次第です。
帰省のために、仕方なく土曜日は朝7時からガソリンスタンドの列に並び、給油量は20リットル制限だったものの、どうにか実家にたどり着きました。ちなみに14日から19日に掛けての東京は一般道も高速も概してガラガラ。
それにしても、11日金曜日の東京を見れば、車で避難するなど不可能であることは皆分かっている筈であり、車を使う予定がない方には意味のない行為は自重していただきたいものです。
東京の買いだめや行列を見ていると、政治や社会への不信感の中で、市民のアトム化ここに極まれりという気がします。
こうなると、夫が主たる稼ぎ手となり、妻がサポート役となるモデルが日中の買いだめに如何なく威力を発揮するわけで、家族単位では一面においてはこのモデルが有効となり、反面、社会全体でみれば物不足を助長しているような気がしています。
さて、このような中ですが、どうにか論文をまた一本ほぼ書き上げました。ただ、投稿先の字数制限が約13000字と非常に厳しいため、この字数制限でデータを使った実証研究を発表するには淡々と記述していくしかなく、正直、薄味な読後感しか残らない感じになってしまいました・・・。
ちなみに最近はこんな本を読んでいます。
戦後ドイツ社会民主党史研究序説―組織改革とゴーデスベルク綱領への道
こちらは友人の著作で参考文献として挙げられていた本ですが、非常に丁寧に関連資料を吟味しており素晴らしい。戦後当初の段階ではSPDも日本社会党の状況とかなり似通った状況であったことが分かります。そして一方は組織改革と時代に即した綱領改定に成功し、一方はそうでなかったことも・・・。
ところで、社会党における構造改革派も組織改革を目指した訳ですが、彼らの当時の別称は「組織左派」。要はマルクス主義に基づいた党改革を志向していたわけで、仮に彼らの試みが成功していたとして、果たしてどのような社会党になっていたのか、少なくともSPDのそれとはかなり異なった形になっていたのではないかと考えています。
ポスト・デモクラシー―格差拡大の政策を生む政治構造
こちらは先進国における民主主義の今日的状況を分析した本。著者はイギリス労働党の改革派グループ「コンパス」の中心的メンバーであり、日本人が読んでも非常に共感できる内容です。監修者の名前で購入を少しためらいましたが・・・。
監修者におかれましては、
このような著書を出される前に、政治改革ブームから現政権に至るまでのご自身の発言や行動、その結果がもたらしたものについて、真摯に向き合い、自己批判されることをお勧めします。