平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
<はじめに>
突然ですが、アクセサリー売り場についてお話させていただきます。
春休みには好調な兆しが感じられたアクセサリー売り場でしたが、
GW商戦以降は苦戦が続いているようです。
春休みが良かったのも、
実際のところ新機種の買い替えで好調だった
ストラップ関連に助けられていただけに過ぎなかったのかもしれません。
市場が悪くなると当然お取引先の皆様からは、「アクセはなぜこんなに悪いのか?」
「どうしたら売れるのか?」「どんな商品が売れているのか?」
などと言ったご相談を多く耳にする機会が増えました。
確かに今、アクセサリー売り場は低迷しており、
これといった売り場提案や売れ筋商品がないように思われるかもしれません。
しかしながら、弊社は皆様ほどの強い不安を感じておりません。
(強がりに聞こえるかもしれませんが。。)
売上が好調だ!と大きな声では言えませんが、決して不調ではありません。
これだけ雑貨店、アクセサリー専門店などの媒体が増えている中、
月並みに推移しております。景気を聞かれたら「良くないですね」とは言いますが、
それは市場が「良くない」の意味です。
しかし、アクセサリー売り場の多くが
数社の商品で形成されているので、
すべての問題を打破することは難しく、
また、店の
レイアウト・什器・周辺情勢・客層にも大きく影響されますので、
こうした形での提案には限界があるのですが、
少しでも皆様の力になれるのならと思いましたので、
よろしければお付き合い下さいませ。
<夏に向けた売り場提案>
弊社は春からの売り場提案として、皆様に
「ナチュラル」をキーワードにして参りました。
「森ガール」からの流れで、それに合う
「カチューム」を前面にし、
「レース」や「リボン」といったガーリーなテイストを取り込んだ売り場でした。
今でもアパレルはレースやデニムにカンカン帽といったスタイルが主流です。
この流れは夏まで続きそうで、最近の雑誌では
「ゆるカワ」「ボヘミアン」といった表現で提案しておりました。
同じように花柄、レース使いにかごバッグといったナチュラルテイストです。
そういった市場のファッションスタイルに合わせたアクセサリーは何なのか?
と考え、もちろん7月8月の夏休みまで意識した
提案をアイテム別にご紹介させていただきます。
<@カチューム>
弊社が春から1番押しているアイテムです。
上記イメージに1番似合うアクセサリーであり、使い勝手も良く
カチューシャよりも楽に使用できます。
今までは売り場での管理問題やトレンド性の高さがありましたが、
この春からは三つ編みの髪型が流行り(実は少し前からでしたが)、
手軽にできる
三つ編みカチュームがブレイクしました!!(現在も超売れ筋です。)
弊社は春夏展示会でも紹介し、皆様にカチューム売り場を作っていただきましたが、
商品供給が追い付かず、商品アピールするのにご迷惑をお掛けしました。
弊社は引き続き新商品を出し続け、現在は豊富なバリエーションがご紹介できますので、
1度少し展開しただけの店舗様や、
今まではあまり好感触を感じていなかった店舗様がありましたら、
ぜひもう一度チャレンジしてみてください。
先日、朝の全国放送の番組でも
「カチューム」がトレンド単語として取り上げてありました。
継続が力であり、売り場としても思い切りよく
「壁面上段」に見せて、
カチューシャやシュシュなどと合わせて展開してみてください。
目線の下の方に隠れていたり、複数の種類を重ねて乱雑に展開するのではなく、
他の商品のように、せめて同型ずつのフック展開をお願いします。
好調な三つ編みカチューシャなどの売れ筋は、カラー展開してください。
POPでのアピールもお忘れなく!(弊社でご用意出来ます。)
豊富なアイテム柄がありますので、
夏のエスニック・ボヘミアンスタイルにも適用出来ます!!
カチューム売り場の拡大こそが弊社が皆様にオススメする最初のアピールポイントです。
最近の反省点として、たとえば「デニム商材」ですが、
弊社はいち早く取り上げて色んな商品をご紹介しましたが、
市場よりもトレンド性が早かったのか、売れないということで返品があり、
弊社もそれ以降継続しませんでした。しかし、直後にデニム商品が溢れ、
ウエスタン調が流行りました。
その経験から、仕掛けや撤退の決断が早すぎたとの反省が生まれました。
早く仕掛けるのは良いとして、継続して商品量を増やして思い切りよく提案し、
市場と合致するタイミングを待つことも大事だと知りました。
カチュームカタログはこちら↓↓
http://educktail.com/2010_05_hairband.pdf
弊社は夏も継続して「カチューム」をイチオシ致します!!!
<Aリボン>
こちらも継続という意味では、ずっと以前から注目がありましたが、
ここにきて爆発しております。どの雑誌を見ても、
頭にはカンカン帽かリボンといった具合です。
ヘッドアクセサリーとして大人気ですがアイテムはリボンカチューシャだけに留まらず、
リボンシュシュやリボンゴム、クリップやバレッタなどと豊富で、
最近はワイヤーの入ったターバンやカチューシャで
「うさ耳」が登場しております。
また、スカーフやバンダナを巻いてリボンにしたりと多種多様です。
その日のスタイルによって使うアクセは変わってきますので、
売り場には多くのリボンアイテムを揃えての
コーナー展開が魅力です。
アイテムや柄も年齢層によって違いますので、
全てのリボンアイテムを混ぜるのではなく、
プライスも含めてJr層とティーン層と考えた提案が必要かもしれません。
例えばJr層には
水玉・花柄・ボーダーなどを集め、
大きめのリボンアイテムも混ぜますが、
ティーン層には
小さめのリボンに
サテン・レース・デニム、
ワイヤー素材や
バンダナ・スカーフが合いそうです。
主流のアイテムはやはり
カチューシャ、ゴム、シュシュだと思います。
大きなリボンを頭に付けるのに抵抗のある人でも、ゴムやシュシュでワンポイントで使うにはアリかもしれません。
ここ最近はアクセサリー売り場の中ではヘアーアクセサリーの需要が続いております。
そのために限られた売り場スペースをどのようにアイテムを括って構成するのかが非常に重要になります。
弊社としては、壁面売り場は「カチューム」「カチューシャ」売り場を拡大し、
リボンのついたカチューシャやゴム、シュシュはリボンコーナーを作る方が良いと思います。
単にアイテムで括って、シュシュやリボンゴムで壁面を埋めてしまっているのであれば、見直しを考えても良いのではないでしょうか?
<Bブレス>
夏の売り場に欠かせないのが、ブレスレットです。
ミサンガからバングルまで、豊富な種類があり拡大して売り場を作るだけで楽しくなり、夏を予感させます。
売り場を作る時のポイントですが、まずは素材を合わせることです。
プラ系・ラバー系・ウッド系・金属系と様々ですが、上段から並べるには、クリア感のある涼しげなプラ系ブレスでしょう。
明るいカラーリングを見せることでアクセ売り場全体が華やかに見えます。
続いてビビットカラー、ラバー系カラー展開、ウッド系、ミサンガの順です。
全てをフック展開する必要はないですので、売り場に余裕があればラバー系、ウッド系やミサンガなどは籐のかごなどに入れて展開し、夏本番には「エスニック」や「ボヘミアン」のコーナー売り場を作ってみてはいかがでしょうか?
造花のコサージュなども合わせればさらにリゾート感が出るかもしれません。
フック展開にはバングルですと1ケ〜2ケの展開が限界になりますので、バングルは丸い器の中に入れたりするか、平置きで良いと思います。
ブレスが良く売れる夏の需要期には、10cmフックを使って展開するのもオススメです。
ブレスも展開の括りとして、ミサンガや¥200、¥300までの廉価なアイテムを子供向きにして、エスニック風バングルや天然石を使用したような高価なもの、金属の連バングルなどは大人向きになるので分けて上記のコーナー作りでも良いと思います。
色展開も多い商品ですので、売れ色を多く持つように発注数量の調整が必要です。商品の物量が多すぎて限られた売り場のスペースしか展開できない場合は、しっかりと売れ筋を見極めて、同じような商品ばかり揃えていないかどうか調整しましょう。
今の段階で夏に売っていく商品を決めて、事前に数量を考えて発注を頼んでおくぐらいでも良いかもしれません。
ブレスカタログはこちら↓↓
http://educktail.com/2010_05_bracelet.pdf
アイテムが変わりますが、同様にネックレスも夏に売っていきたい商品群です。
最近は¥500プチペンばかりが目に付きますが、夏にはじゃらじゃらとしたロングネックレスや、ロザリオネックレスも必要ではないでしょうか?客単価のUPにも繋がります。
夏はT−SHで薄着になりますし、ワンピースにも映えて似合います。
「エスニック」「ボヘミアン」売り場なら、ウッドネックなどの賑やかなロングネックは魅力です。
数多くの色んな売り場を提案しておりますが、皆様の売り場のスペースや客層に合わせて試してみてください。
または、色々と各地方の気候に合わせて売り場を変えて見てください。
きっとまだまだアクセサリーは元気に売れますし、手を加えた皆様にも達成感や販売の喜びが見つかるかもしれません。
<Cピアス>
最後に、あえて
ピアスをオススメさせていただきます。
皆様にとっては、「ここ最近ピアスが全然売れない」という方が多いかもしれません。
しかしながら、弊社はピアス、シリコンピアス共に好調です。
売れています。
弊社の定番商品を踏まえたしっかりとした売り場スペースを使っていてもダメという方は、ご連絡下さい。
配置や商品内容を改善し、必ず今よりも良くする自信があります。
弊社のピアスやシリコンピアスの展開スペースが少ないという店舗様は、どうか試しに
売り場の拡大をお願いします。
試してダメだった場合は、どうぞ返品してください。
「ピアスが売れていない」という意見があるのなら、試してみることです。
ダメだったなら、売り場を元に戻せばよいのですから。
ただ何もせずに手をこまねいていることこそが、段々悪くなる原因ではないでしょうか?
ヘアー売り場と違って、さほど変わり映えのないピアス面ですが、
「アクセ売り場の調子が悪い」
のであれば、そこも手を加えて見るべきです。
もしかしたら、
お客様は変化を求めておられるのかもしれません。
弊社
ミルキーピアスに関すれば、6ケ付きを主とした構成が目立ちますが、そればかりではピアス面の売り場としての面白み・魅力を失います。
しっかりと定番系シンプル商材、G型やフープ系を揃えた上で、デザインピアスも取りそろえてみて下さい。
皆様からは「デザインピアスは売れない」というお声もあるかとは思いますが、弊社は市場よりもリーズナブルな価格のためか新商品にも動きがありますし、ここ最近の感触では、イヤリングよりも
ピアス需要があるように思います。
また、おなじみの弊社
シリコンピアスですが、変わらず好調が続いております。
新商品もたくさん出ております。夏場に向けて需要も上がります。
しかしながら、売れていても決まった面の量しか展開されていない店舗様を拝見します。
そこが、冒頭で話した通り、
売り場が複数社の商品で形成されているからだと思います。
各社が決まった面割りで並べるのもよいのかもしれませんが、売れている商品群を拡大するのはセオリーであり、ピアスも例外ではありません。
ピアスの
面というものにこだわらず、売れている商品を広げるのであれば、今までの通念に捉われることなく、多少台紙が混ざっても良いのではないでしょうか?
最近は特にその思いが強くなってきております。
はたして台紙が混ざることが、それほど問題なことでしょうか?
こちらサイドが発注する際には、分かりにくいという手間が生じますが、それはお客様には関係のない問題です。
それよりも、売れている商品がたくさんある方が良いのであり、
「アクセサリー売り場の調子が悪い」のであれば、やってみる価値はあるのではないでしょうか?
もしかすると、今が売り場変革の時なのかもしれません。
長々と、偉そうに話してしまいましたことを、どうかお許しくださいませ。また、強引な売り場提案であるのであれば、お詫び申し上げます。
しかしながら、「アクセが売れない」という冒頭の話が出るたびに、どこか素直に受け入れられない点があることも確かであり、何かご提供できる意見・アドバイスがないかという思いに駆られた上でのご案内です。
反対に皆様からのアクセサリー売り場に対する想い、弊社商品に関するアドバイスなどありましたら、弊社営業マンにお伝えいただきたいと思います。
今後も皆様の売り場活性のお手伝いができるよう努力を惜しまず邁進いたしますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
〜追伸〜
もしも今回のご案内に興味を持たれた店舗様、ご担当者様がおられましたら、ぜひともご一報くださいませ。我々はアクセ売り場がもっともっと売れるように、売り場提案・アドバイスを続けていきたいと考えております。ご相談いただければ、出来うる限りのご案内と売り場作りのお手伝いをさせていただきます。
赤花陽一