性感染症によって失うもの 

2009年04月10日(金) 15時49分
性感染症によって失うものはとても大きいといえます。
 ここでは、その二つのことについてお話しましょう。

1、パートナーとの確執
 あなた自身が性感染症にかかるのは仕方のない面もあります。
 病気について知らなかった、検査を怠っていた、無自覚な異性交遊をしていた等の自業自得の面もあるからです。
 しかし、性感染症はとても高い感染率をもっています。
 もし感染したら、ほとんど間違いなくセクシャルパートナーに感染させてしまいます。
 考えてみてください。
 もしパートナーに感染させてしまったら、パートナーはあなたのことをどのような眼で見るでしょうか?
 感染がわかった時点で、あなたのことを「浮気者」「淫乱」「裏切り者」と決めつけるでしょう。
 あなたが感染した理由がなんであっても、人である以上、大半の人がそう思うのは必然です。
 そうなれば、あなたは大切なパートナーにこの上ない罵詈荘厳をあびせられ、別れを経験しなければならなくなるかもしれません。
 夫婦であれ、恋人であれ、パートナーをもっている以上は、性感染症によって関係を引き裂かれるという可能性はどうしても避けられないのです。

2、他の病気への感染
 性感染症にかかると、他の病気をうみだすことが多々あります。
 たとえば日本人の数十パーセントがかかっているといわれているクラミジア。
 女性の場合、これは不妊症や子宮外妊娠を生み出すことになります。
 また、クラミジアに感染したことによってHIVの感染率が5倍にもはねあがるといわれています。
 それ以外にも、コンジロームは癌をうみだしますし、ヘルペスや肝炎や梅毒などは生まれてくる子供に多大な影響を与えてしまいます。
 性感染症自体はそれほどおそろしいものではありません。
 しかし、それに感染することによって、一生を左右する病気などに感染する可能性をもっているのです。
 これを防ぐには、定期的な検査と治療が必要になります。
 たった数千円、たった一二週間の治療をうけなかった代償はとても大きなものになってしまうのです。