ppなぜ、こうした違いがあるのかについて、VU大学アムステルダムのダニエル・バリエット博士は以下のように述べています

January 13 [Tue], 2015, 18:10

一般的に“男性は競争心が強く、女性は共感的”と言われるので、人に協力することは男性より女性のほうが得意なように思われがちです。

ところが、アメリカ心理学協会のサイトによると、必ずしもそうではなく、男性と女性とでは協力のしかたにそれぞれ特徴があるのだそうです。

 

50年にも及ぶ分析の結果、男性も同じくらい協力上手なことが分かりました。特に、個人と集団の利益が相反するジレンマの状況においてです。

さらに、アメリカ心理学協会の『心理学学会報』で発表された調査によると、同性同士の協力は男性のほうが得意とのこと。一方、異性に協力する場合は、女性のほうが得意な傾向があります。

研究者らは、18カ国・31,642名の被験者に及ぶ272種類の研究を精査しました。ほとんどの研究は、アメリカ、オランダ、イギリス、日本で実施され、社会的ジレンマに関する実験が含まれていました。

社会的ジレンマの実験とは、ふたり以上の人間が自分自身の利益もしくは集団のための利益のどちらかを選ばなければならないというものです。

もし、全員が自分勝手に振る舞うと、各人が集団の利益を優先させた場合よりも、結局損してしまいます。

たとえば、“囚人のジレンマ”は、最もよく知られた実験のひとつです。ふたり1組になって、各人が協力するか裏切るかを選びます。

両者が協力を選ぶと、ふたりともそこそこの額―たとえば10ドルを得られるとします。しかし、ひとりだけが協力を選ぶと、裏切った側は40ドルを得られるのに対し、協力側は一銭も無しです。

もし両方とも裏切りを選ぶと、ふたりとも2ドルというわずかな額しか得られません。

社会的ジレンマに直面した場合の協力においては、男女間で統計的な差異は見られなかったものの、研究者らがさらに分析を進めた結果、いくつかの違いが見つかりました。

特に顕著だったのは、女性は男女混交では男性よりも協力的であるのに対し、男性は同性同士だと、女性よりも協力的になるという点です。

なぜ、こうした違いがあるのかについて、VU大学アムステルダムのダニエル・バリエット博士は以下のように述べています。

「進化学的に見て、男性同士が協力するというのは、食糧や財産といった資源を得るうえで効果的な戦略です。

狩りも戦争も、個人と集団の利益が相反するという点で社会的ジレンマといえます。

みんなが一時的な個人の利益を優先させると、食糧が得られず、戦争にも敗れてしまうでしょう。

そうした社会的ジレンマを乗り越えるために、互いに協力する戦略が必要となります」

また、社会的ジレンマに直面したときに、女性はなぜ同性に対して協力的でないかも、進化学的に説明できるとバリエットは述べています。

「かつて女性は一夫多妻制において、夫を共有する他の女性と共同生活を送らなければならないことがよくありました。女性の社会的ジレンマとは性的競争であったのです」

 

いかがでしたか? “男性は同性同士だと協力的、女性は異性に対して協力的”というのは、その進化学的背景を鑑みると、かなりおどろおどろしい事実ですね。

でも、女性は同性に対して厳しいことをお伝えしましたが、やはり女性同士が協力し合うことは難しいのでしょうか?

また、外では優秀な企業戦士の旦那が、家ではぐうたらで家事に非協力的なのも、男女の協力における差異が原因といえるかもしれません。

もちろん、“他人に対してどれだけ協力できるか”というのは、各人の気質やそのときの状況によっても異なるでしょうが、今後、誰かと共同作業を行うにおいて、男女の違いをぜひ頭にいれておいてくださいね。

 

【参考】

男露888
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