特殊なのはどちら

November 05 [Fri], 2010, 20:03
カムアウト。
要は自分のセクシュアリティの宣言?って意味なのかな?

ふと考えてしまいました。

繰り返しですが、私にはゲイの友人がいます。
彼とはなんかの話の拍子に

『あんまり私ら(私と私の幼なじみ)と遊んでていいの?相手とかいたら悪くない?』

と聞いたら

『俺ゲイだから女の子と遊んで妬く相手はいないよ』

『女と遊んでも妬かない?フィールド違うから?』

『人によるかな。今の相手は妬かないね』

と、まるで世間話のように終わった。
後で聞いたら彼にとっては、それが特殊なことではないから流れがあれば言うらしい。

余計な好奇心や興味本位な詮索、無理解な人には言わないそう。
それは不愉快な思いをしたくないからではなくて無理解な人は

『頭の世界が違うから』←輝く笑顔で。

なんだとか。
イヤ正直もっと厳しい言葉でしたが、そこは婉曲に(笑)

彼はセクシュアリティの自覚が早く、思春期に差し掛かる頃には
自覚していたので、その時間と性格がこの言葉を選んでいる。
そんな彼とは早くもン10年の付き合い(笑)

私自身は、前から言ってますが、ひかりがひかりだから好きなので
臍下三寸の存在の有無はどうだっていいんですが。

私には親友と呼べる人間が、このゲイの彼を含めて4人
故人を含めると5人います(いました、か?)

会う機会は本当に滅多になく、同じ県内にいるにも関わらず
そろそろ10年会ってないのもいたりして。
けれど会えば昨日会ったように話が出来る連中で
知らない時間の話をする折に

『私、彼女(彼氏)できた』

と話しました。

その1人は

『ああ、好きな人できたんだ』

終わり。

どうするのこうするのとか
そんなだったっけ、とか一切なく。
ただそれだけ。

他の1人は

『まぁあんたの想いだから』

終わり。

こちらもどうしろこうしろだとか一切なく
ただ追加に

『あんたが後悔しなけりゃいいのさ』

と。

あとで後悔に苦しむ結果だけは選ぶなよと
ただそれだけのエール。
それは私の人生へのエール。

彼女たちに特に何か言ったことはありません。
強いて言うなら男性であれ女性であれ人間として許せないことや
性区別としての違いからくる中での好悪くらい。


彼女たち(故人除く。今思えばやつは同じだった)は
話を聞く限りではいわゆるノンケです。
私の話を聞いても、自分にはないかもなぁと
否定をしないままの疑問系。
それはそう思える相手がいるかもしれないけれど
まだ逢っていないからだとも言います。
それ以前に自分の性格が、とも(笑)

ともあれ、彼女たちにとっては

『私、男性が好きなのよ』

と同じ意味らしい。
カムアウトというものが。

わざわざ言うことか?と言ってしまえる彼女たち。
そんなだと、ある程度は知ってもいたけど(笑)


たぶん私はそういった意味では恵まれている。
例えば親兄弟に理解されなくても
(理解できないのはまず父と長男だろうが否定もしないのを他人に対する言葉で知ってはいる)
(彼らはなぜかMtFやMtXな人たちにモテるので)
(血縁にはどうだか解らんけど)
(母と義妹になんてすでに先手打たれた)

同じ仲間がいてくれて尚且つ、わざわざ宣言しなくても
理解はしてくれる、否定しない人がいる。

そして否定しない人たちを見るにつけ

"頭の世界が狭い人たち"

を実感する。

マイノリティをマイノリティだと特殊扱い呼ばわりにするのは
大多数と言われる視野狭窄な人たちなのだと思ってしまう。
(これがセクシュアリティではなく民族なら差別だと騒ぐのに)
逆もまた然り。

特殊にしているのは誰なんだ、と
思わずにはいられなくなる。
P R
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