新作発表!『巨竜の歯みがき』

November 11 [Sun], 2012, 4:08


ドロッセルマイヤーズの新作ゲームタイトル

『巨竜の歯みがき』

11/18発売いたします!



凶暴なドラゴンの歯を磨く、勇気ある竜騎士たち…

しかしドラゴンにはそれぞれ気性があり、
「どのぐらいの時間、口を開けていてくれるのか?」
は先行調査に行った騎士の言葉を参考に、推察するしかありません。

疑い、退くか
信じて、みがくか

これ以上ないほどシンプルなルールのなかに

ブラフ    :嘘をついたり、見破ったりの心理戦
バースト   :ギリギリの線をつくチキンレース
バッティング :他のプレイヤーとのかぶりを避ける駆け引き


まさにドイツ系ゲームの王道的3要素を融合したゲームになっています。



このゲーム、実はこれまでのドロマイ作品と異なり、
渡辺がゲームデザインをしていません。

本作のゲームデザイナーは、
毎月このblogでも開催のお知らせをしている

みんなでボードゲームをつくってみるイベント
ドロッセルマイヤーズ ワークショップ


の参加者の方々です。



このイベント、開始当初は

「制限時間たった4時間で、初対面のメンバーが、
しかも多数決で1本のゲームをつくる」


という、いわば無茶ぶり企画としてスタートしたのですが、
なぜか毎回、結構いいゲームが誕生してしまう
という謎の展開を見せてきました。


こういう、主催者の意図を越えた展開が起こるところが
参加型イベントの面白いところですが、

毎月1本おもしろゲームが誕生してしまう…となると、
そこで生み出されたゲームをそのまま埋もれさせてしまうのは
あまりにも惜しい!と思いまして、

少しずつでも世に出して、みんなに実際に遊んで
楽しんでもらいたい、と今回の製品化を決めた次第です。


さて、『巨竜の歯みがき』の原作は、2012/4/21におこなわれた
第一回ドロッセルマイヤーズ ワークショップ
昼の部での完成作品『ドラゴン歯みがき』なのですが、

これが司会の僕も驚くほどの仕上がりで、

・ルールがめちゃくちゃシンプルで誰にでも説明/理解できる
・短時間(15分程度)でさくっと遊べる
・戦略性(頭を使う要素)とギャンブル性(運の要素)のバランスがいい
・遊ぶ人の工夫次第でコミュニケーションの広がりがある
・何度やっても、絶対的な正解はない


と、ちょっとどうかと思うぐらいの優等生ぶり。



しかもさらに面白いことに、この作品、誰か特別ゲームづくりに
慣れた参加者がリーダーシップを発揮して作ったというわけでもなく、
本当に参加者全員でひとつひとつのアイディアを積み重ね、
一段階ずつ試行錯誤をして、組立てられたゲームデザインなのです。

(なにせ、このゲームの決定的な核となっている
「プレイヤーのうち一人だけが先行して山札の一番上を見る」
というルールすら、終了間際ラスト30分で発案されたものですからね。)


今回、このあたりの制作過程の面白さも追体験してもらえれば
最高だなあ…といろいろ考えまして、ゲームマーケット2012秋では

『このゲームが作られたワークショップの議事録』

をオマケにつけたいと思っています。



ニッチにもほどがある特殊なオマケですが、
ここまで詳細にゲームデザインの過程が追える
レポートはなかなかないと思いますし、
アートワークの制作過程なんかも収録予定ですので、
※11/15修正 紙面の都合上ここはナシになりました!すみません!
興味のある方はぜひ手にいれてみてください。

(手作り資料なので、たぶん先着100名様ぐらい限定に
なるんじゃないかと思います。)



◆コンポーネント紹介

さて、今回もアートディレクションをお願いしたのは
『アダムとイヴ』『HYKE』に引き続き宇佐美詠子さん

コンポーネントの仕上がりもいいですよ!


これがドラゴンカード。色とりどりのドラゴンがいかしてます。



そして歯ブラシカード。数字が大きくなるごとに
「強そうな歯ブラシ」になっていくというアホな仕様です。



カードはかなり大きめ&厚手で遊びやすいです。
味のあるごわごわした質感で、ドロマイらしい雑貨感も抜群。


※チロルチョコは大きさ比較用ですので付属しません。


さて、気づけばずいぶんな長文になってしまいましたが、
遊べばすぐにわかるゲームですので、ぜひ一度手にとってみてください。

『巨竜の歯みがき』、自信をもっておすすめいたします!

(渡辺)


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巨竜の歯みがき 定価1900円(税込)
プレイ人数:3〜5人 プレイ時間:15分 対象年齢:6〜99才



ゲームデザイン:大前広樹 きむらこうじ(@kimura511) 木村祥朗
高円寺しめじ 副島武志 布施雅隆 堀井城太郎 西澤篤央 菱川ゆうき
他 ドロッセルマイヤーズワークショップ参加者一同

プロデュース/イラストレーション: 渡辺範明
アートディレクション: 宇佐美詠子

企画/制作:株式会社ドロッセルマイヤー商會
(C)Drosselmeyer & Co.Ltd.
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  • URL:http://yaplog.jp/drosselmeyers/archive/86
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こんにちは。
ドロッセルマイヤーズ ボードゲームマートなどを運営する、株式会社ドロッセルマイヤー商會です。


Drosselmeyer's
Board Game Mart

↑ネットショップもやってます



◆メンバー◆

 渡辺範明
株式会社ドロッセルマイヤー商會 代表取締役
ゲームプロデューサー
ゲームデザイナー
ドロッセルマイヤーズ店長

アナログからデジタルまで幅広い「遊び」をプロディースする独立系ゲームプロデューサー。世界の「遊び」紹介のためドロッセルマイヤーズを開業。

元(株)スクウェア・エニックス プロデューサー

代表作:
『巨竜の歯みがき』 『HYKE』 『アダムとイヴ』 『Stamps』 『嘘つき村の人狼』 『嘘つき村の収穫祭』

Twitter: Drosselmeyers_


 真城七子
株式会社ドロッセルマイヤー商會 役員
作家
ドロッセルマイヤーズ マネージャー/世界観コンセプト

遊びとフェティッシュをテーマに西洋史を収集/解釈/編纂する特殊作家。

代表作:
『アントワネットの玩具箱』 『媚薬のレシピ』 『紳士のかつら』 『宮廷マダムの作法』

サイト:http://nanakomashiro.com/
Twitter: nanakomashiro

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