カルカソンヌ日本選手権に出場してきた

August 18 [Thu], 2011, 17:57
ドイツゲームの定番的名作に「カルカソンヌ」というゲームがありまして。



なにせ定番的名作なので、世界大会が過去5回もおこなわれておりまして。

そして今回、メビウスゲームズさん主催の第一回カルカソンヌ日本選手権
というのが、満を持して開催されたわけです。
http://www.mobius-games.co.jp/carcassonne/

これに優勝すると、ドイツはエッセンにておこなわれる第6回世界大会へ
日本代表として参戦でき、交通費&宿泊費まで支給される…だと!?


ドイツ行きたい!


というシンプルな動機で、無謀にも大会へエントリーしたのが5月のこと。


まあ、3ヶ月も練習期間があればなんとかなるかな?
ある程度は運もからむゲームだし…

と思いつつ、気づけば大会当日になってしまいました。




で、結論から言いますと、

カルカソンヌはぜんぜん運ゲーじゃない

ということが判明しましたよ\(^o^)/


なにせ全員が予選を5回戦やって、その勝利数とか得失点差を集計し、
上位4名が準決勝進出、という方式をとっていたのですが、
1位で予選突破した人はそこまで全勝なんです。

「実力の差」というのがはっきりある、ということですよね。


しかもですね、これは本当に「大会をやる意義」があるなと思ったところなんですが、
上手い人のプレイを見て勉強すると、自分もちゃんと強くなるんですよ。その場で。

「あ、カルカソンヌってそういうゲームだったんだ」

という気づきがあるんです。


今回僕が学んだこととしては

・2人プレイでは、自分がいかに得点するかより、相手の得点をいかに削るかのほうが重要。
 (自ら得点しようとする行為のほうが不成立のリスクが高いから)
 (ここらへんを完璧にリスクコントロールできるようになってくると、どんどん運ゲー的側面は薄くなる)

・特に教会は完成しないリスクが高いので、むやみにコマを置いてはいけない。

・「1コマあたりの得点効率」という考え方が重要で、一見おいしいように見える
 草原なども、早期にいくつもコマを置くことで得点したのでは低効率になってしまう。

などでしょうか。


しかも当然これらも唯一の正解というわけではなく、強い人のなかでも
いろいろな考え方があるので、例えば今回の日本選手権で優勝された方の戦い方と
前回の世界大会の優勝者(ドイツ代表)の戦い方はぜんぜん違うそうです。

うむむ、面白い!



ちなみに、渡辺の成績としては、

 1回戦 ×負け
 2回戦 ○勝ち
 3回戦 ×負け
 4回戦 ○勝ち
 5回戦 ○勝ち

で3勝2敗と、なんとか勝ち越すことができました。
(この3回戦と4回戦の間で一皮むけたような気がしたんですが…勘違いかもしれません。)

大会エントリーが60名ぐらいだった中で、23位だったようです。
「日本選手権23位」というと、響き的にはなかなかすごそうな気がしますね。


ともあれ、自分では何度か遊んだことがあるつもりのゲームでも、
たまにはじっくりやり込んでみたり、本気で強い人のプレイにふれると
ぜんぜん別の魅力が出てきたりする、ということが一番の収穫でした。

ゲームっておもしろいなあ。


普段はどちらかというと「楽しければなんでもあり」的なプレイを
推奨しているドロッセルマイヤーズですが、そのうち全員が本気で勝ちを目指すような
ガチ大会も開催してみたいなー、と思いました。

(渡辺)
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◆メンバー◆

 渡辺範明
株式会社ドロッセルマイヤー商會 代表取締役
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ゲームデザイナー
ドロッセルマイヤーズ店長

アナログからデジタルまで幅広い「遊び」をプロディースする独立系ゲームプロデューサー。世界の「遊び」紹介のためドロッセルマイヤーズを開業。

元(株)スクウェア・エニックス プロデューサー

代表作:
『巨竜の歯みがき』 『HYKE』 『アダムとイヴ』 『Stamps』 『嘘つき村の人狼』 『嘘つき村の収穫祭』

Twitter: Drosselmeyers_


 真城七子
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遊びとフェティッシュをテーマに西洋史を収集/解釈/編纂する特殊作家。

代表作:
『アントワネットの玩具箱』 『媚薬のレシピ』 『紳士のかつら』 『宮廷マダムの作法』

サイト:http://nanakomashiro.com/
Twitter: nanakomashiro

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