『未来逆算思考』4/20オープン!

April 17 [Sun], 2016, 7:26
日本科学未来館のリニューアルオープンがついに4月20日(水)に迫りました。
去年から制作してきた展示『未来逆算思考』も同時にオープンとなります。

4月20日(水)〜24日(日)は無料開放もおこなわれるみたいですよ。
 日本科学未来館:常設展、ドームシアター無料開放日のお知らせ

未来館リニューアルのショートムービーはこちら↓
『未来逆算思考』のほかにも面白そうな展示が一杯です。



ゲームと展示
娯楽と教育
フィクションとリアル
デジタルゲームとアナログゲーム
科学と文化
現在と50年後の未来
私たちと子孫
地球と人間

いろいろなものの間をつなぐ架け橋として、『未来逆算思考』をゲームデザインしました。
未来をつくる豊かな思考のきっかけになりますように。

皆さんのPLAYをお待ちしております。

【制作中!】日本科学未来館 常設展示『未来逆算思考』

February 06 [Sat], 2016, 9:58
皆さん、お台場にある日本科学未来館をご存知でしょうか?
宇宙飛行士の毛利 衛さんが館長を務められている、日本最大&最先端の国立科学館です。





この通称:未来館が今年4月に大規模なリニューアルを予定されてまして、ドロッセルマイヤーズ渡辺が常設展示のひとつをディレクションさせていただいております。

日本科学未来館:常設展リニューアル〔2016年4月公開〕について
http://www.miraikan.jst.go.jp/info/1508051118586.html

展示タイトルは『未来逆算思考』
人類が豊かな社会を持続していくために必要な「思考法」を展示する、というなかなか斬新な試みです。



なぜドロマイがそんなことを?と思われるでしょうが、これ、実は巨大なボードゲームでもあるんですよ。
(↑この写真はミニチュア模型ですが、実際は10m以上のデカさ)

巨大なボードゲームであり、光と音のデジタルゲームであり、インタラクティブなメディアアートであり、そしてもちろん科学展示です。



僕たちがこれを作らせていただくことになったイキサツはまた機会があったらお話するとして、科学展示にゲームデザイナーを参加させる、というのがそもそも面白い発想ですよね。

こういうところも未来館が先進的だなあ、と思うところです。


さて、中野の実店舗を閉めてからの数年間、ドロッセルマイヤーズは次に何をすべきかずっと考えてきました。
そして最近、ゲーム制作でもイベントでも、『人と遊戯の関わり方』について考えていくのが、これからのドロマイの役割かな?と思いはじめています。

例えばゲームデザインが、単に刹那的な快楽発生と効率のいい集金システムとしてだけでなく、その「おもしろさ」によって社会にどう関わっていけるのか?
本当に豊かなゲーム体験とはどういうものか?
ゲームは最終的に人を幸せにするのか?不幸にするのか?

そういうことを考えながら、この展示を作っています。


そして展示自体のテーマは、もっと遥かに射程が大きく、
『人類は、人類をどうやって幸せにできるのか?』
というもの。

あまりにもデカい話すぎて、僕らもなかなか腑に落ちるのに時間がかかりましたが、僕の解釈ではこういうことです。

未来館で紹介されている数々の先端技術、科学研究。
しかし科学それ自体は善でも悪でもなく、必ずしも幸せを保証してくれるものではないことを、戦争や原発事故を経た私達はすでに知っていますよね。

でも科学技術が、本来は人を幸せにするために作られた道具のようなものだとしたら、私達はどうすればそれをうまく使いこなせるのか?

この展示では、みんなでそこを考えていくためのキーワードとして
『未来逆算思考』
という考え方を紹介しています。



「未来逆算思考」は、これまで「バックキャスト(backcasting)」という言葉で紹介されてきた概念を日本語化したもの。
まず理想の未来を思い描き、そこから逆算的に今すべきことを導き出すことで、本当の持続可能社会を作ろうという考え方です。

※例えばこの↓コラムがすごくわかりやすいし面白いのでぜひ!
 [ライフスタイルを変えよう! −環境テクノロジー最前線]


ガマンの話になりがちなエコロジーの分野で、「幸せ」や「豊かさ」を深く考えていくポジティブな姿勢が素敵だと思います。


さて、この「思考法を展示する」というめちゃくちゃ難しいお題に対して、ゲームデザインでうまくそれを表現できるのか?
それは僕らもまだわかりません。現在は制作の大詰め段階なので…多分できてると信じてがんばっています!

皆さんもぜひ、ご自身で体験して確かめてください。

2016年4月20日 公開予定です。


ちなみに余談ですが、

ゲームデザイン/ディレクションはドロッセルマイヤーズ 渡辺範明
イラストは『dreeps』の平岡久典さん(現オインクゲームズ所属)
プロジェクトマネジメントはアークライトの野澤邦仁さん


…とボードゲーム業界的にもなかなかドリームプロジェクト感があります。
ドロマイ×オインク×アークライトです。

さらにサウンドは『バーチャファイター』『ルミネス』の中村隆之さん
ソフトウェア開発は『悠久の車輪』の株式会社リズ
ゲームチューニングは唯一無二のプロ集団 猿楽庁
空間設計がデザインムジカ安藤僚子さん
プロジェクトリーダーは電通イーマケティングワン
監修にeスポーツプロデューサーの犬飼博士さん


と超おもしろいメンバーで作ってます!



『未来逆算思考』 よろしくお願いします!

ゲームデザイン討論会 in 東洋文庫ミュージアム

January 15 [Fri], 2016, 16:44
みなさま、明けましておめでとうございます。
遅ればせながら今年もドロッセルマイヤーズをよろしくお願いいたします。

さて、きたる2/7(日)東洋文庫ミュージアムにておこなわれるゲームデザイン討論会に参加します!

ゲームデザイン討論会
―公開ディスカッション2016.02.07


【主催】
日本遊戯史学会
日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)

【とき】  2016年2月7日(日曜)13:30〜17:30
【ところ】 公共財団法人 東洋文庫ミュージアム
→地図はこちら

【テーマ】 『ゲームと歴史学との遭遇』




これはドロッセルマイヤーズ渡辺が普段twitterで参加させていただいてる「ゲームデザイン討論会」のリアル版公開イベントです。
以前おこなった神保町の老舗「奥野かるた店」さんでのトークイベントの2016年版ともいえますね。

そしてテーマは『ゲームと歴史学との遭遇』!

なかなかに重厚で敷居が高い感じのテーマかもしれませんが、各種ウォーシミュレーションゲームの例を挙げるまでもなく多くのゲームが歴史をモチーフとし、現実の歴史から影響をうけて作られてきたことを考えると、とても興味深いお題です。

しかも今回は東京大学、東京電機大学、東京工科大学の先生方もゲストとして参加していただけるということで、僕らの属するゲーム分野だけでなく、歴史学の視点からの専門的知見がいただけるとのこと。
さらにスペシャルゲストとしてアナログゲーム界のレジェンド 鈴木銀一郎先生もご登場!
個人的にもとても楽しみです。

参加方法や時間割などの詳細は、主催となる日本遊戯史学会、日本デジタルゲーム学会のサイトをご覧ください。

日本遊戯史学会
http://www.gameshistory.net/o-zhirase/gemudezaintaolunhuigongkaidisukasshon20160207


日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)
http://digrajapan.org/


それでは皆さま、当日お待ちしております!
プロフィール
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こんにちは。
ドロッセルマイヤーズ ボードゲームマートなどを運営する、株式会社ドロッセルマイヤー商會です。


Drosselmeyer's
Board Game Mart

↑ネットショップもやってます



◆メンバー◆

 渡辺範明
株式会社ドロッセルマイヤー商會 代表取締役
ゲームプロデューサー
ゲームデザイナー
ドロッセルマイヤーズ店長

アナログからデジタルまで幅広い「遊び」をプロディースする独立系ゲームプロデューサー。世界の「遊び」紹介のためドロッセルマイヤーズを開業。

元(株)スクウェア・エニックス プロデューサー

代表作:
『巨竜の歯みがき』 『HYKE』 『アダムとイヴ』 『Stamps』 『嘘つき村の人狼』 『嘘つき村の収穫祭』

Twitter: Drosselmeyers_


 真城七子
株式会社ドロッセルマイヤー商會 役員
作家
ドロッセルマイヤーズ マネージャー/世界観コンセプト

遊びとフェティッシュをテーマに西洋史を収集/解釈/編纂する特殊作家。

代表作:
『アントワネットの玩具箱』 『媚薬のレシピ』 『紳士のかつら』 『宮廷マダムの作法』

サイト:http://nanakomashiro.com/
Twitter: nanakomashiro

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