「嘘〜lie~第二章 『好き』を覚えた日」 

March 18 [Sun], 2012, 14:24

 「嘘〜lie~第二章 『好き』を覚えた日」

 *恋side*

 小学校に入学してから、亮介とは近いようで遠い距離を保ち続けた。

 亮介とはたまに登下校を一緒にする程度だった。


 その頃私は、違う幼稚園から来た、類(るい)という男の子が好きだった。
 と、いうよりかは友達が皆、
 「類かっこいいよね〜」とか、
 「類の事、好きなんだ〜」
 と、言うから心の中で好きと思い込んでるだけだったのかもしれない。

 でも、類と居るとドキドキした。

 水の入ったバケツを水道まで運んでいる私に、
 「手伝うよ?」
 と、言ってくれた類。

 でも、これは思い出。

 今では類は嫌味なくらいだ。

 運動神経が良くて、生徒会に入っていて、学年1位をとるほどの頭のよさ・・・。

 せいぜい、欠点をあげるならば、身長が小さいのと音痴な事。
 音痴といっても、ピアノは異常な程、上手い。

 類のお爺ちゃんは有名でもないが、食品メーカーの社長で、お金持ちである。
 お爺ちゃんの次は類のお父さんが社長らしい。

 寄り道なんてするんじゃなかった。
 もし、このころから亮介を思っていたら、亮介は私のそばに居たのかな?

 
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