Anchangで大田紳一郎

February 05 [Fri], 2016, 15:06
全てのインプラント患者にとって、治療費の高さは重要な問題ですね。実際のところ、費用の総額は統一されておらず、歯科医院によってずいぶん違っています。保険適用外がほとんどであるインプラント治療は、歯科医院の裁量で、治療費を決められるのです。しかし、材料費や薬剤費などはほぼ決まっているので、相場は自ずと決まるものです。歯一本分のインプラントで、40万円前後が一般的です。
高額なインプラントは、一体何年くらいもつのかというと、歴史が比較的浅いのでデータも多くはありませんが、治療後のメンテナンス次第で本物の歯に匹敵する耐久性があると考えていいようです。すなわち、自分の歯と同じようにしっかりケアすることにより長期間トラブルなく使うことも可能ですが、他の自分の歯と同じように、ケアが行き届かなければインプラントの維持が難しくなってしまうという押さえが必要です。
歯科におけるインプラント治療では、あごの骨に埋める部分の素材はチタンが主流です。金属の中では、骨との親和性が高い方で金属アレルギーも起こりにくい素材の一つです。インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の検査を綿密に行い、その上で治療方針を決めて本格的に治療をすすめていくので患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。それから、治療後には、メンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけば安全で、快適な使用が続くことを期待できます。
様々な条件を考え合わせた上で、インプラント治療を受けることを決めたと思いますが、大切なのは自分にとって一番良い治療をしてくれる歯科医を見つけることです。最新の治療を実施できる技術があることは言うまでもなく、どのような検査を行って、検査の結果をどう見るか、手術後のアフターケアはどうかなどで歯科医の技量は厳しく問われるのでかなり治療実績には差があると考えられます。インプラントは、他の治療に比べても、歯科医による結果の差が大きい治療法だということを理解してください。手に入る限りのデータを集めて、歯科医を決めることが治療の成否を決めるのです。
インプラント治療にある程度の実績がある歯科医院で、外来診療を受けてのありふれたケースのインプラント治療も院内感染の可能性は否定できません。いくつかの候補の中から歯科医院を決めると思いますが、感染症対策についても調べ、納得した上で決めることが、キーポイントの一つです。院内感染防止の対策をきちんとホームページに載せている歯科医院もどんどん増えているので、調べるときは参考になるでしょう。
インプラント治療はどのような流れかというと、3つの段階に分けられます。最初に人工歯根を、歯茎を切り開いてあごの骨を掘ったところに埋め込みます。人工歯根があごの骨、及び周辺組織と結びつき、固まるのを待って、歯根と義歯の間をつなぐアタッチメントをつけ、義歯をかぶせれば使用可能です。というプロセスをたどります。この中では、人工歯根があごの骨に定着するまでに時間がかかり、あごの骨の状態や、その人の体質にもよりますが、最短で2ヶ月、最長で6ヶ月はかかると思ってください。インプラント治療の開始から、本格的な義歯を入れるまでに最短で3ヶ月、最長で10ヶ月ほど必要になってくるわけです。
言うまでもなく、インプラントにすれば虫歯になりませんが、お手入れなしで長持ちするとは誰も言っていません。インプラントを維持するためには、小さな異変でも放っておけませんし、自身の歯と同様、プラークコントロールができていないと当たり前のことながら、歯周病の危険性もあります。自分の歯のお手入れと同じように必要なお手入れをきちんと指導してもらい、完璧なセルフケアを目指してください。その上で、定期的に歯科医院でメンテナンスをしてもらえば完璧です。
歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗してもやり直しできないことが多い点です。義歯の中でも、入れ歯やブリッジと違い、あごの骨にインプラントを定着させるので時間をかけてもインプラントと骨の間に組織が形成されず、インプラントが定着しなければ再び手術を行っていったん削ったところをさらに深く掘ることになるのです。埋入するのもリスクがあって、埋入部分周辺の神経損傷というリスクもあるのです。
歯科医にインプラント治療をすすめられるケースとしては、他の歯に影響を及ぼしたくないといったケースです。ブリッジ治療を例に取ると、義歯を支える役目をする両サイドの歯は削らなくてはなりません。インプラントはあごの骨に歯根を埋入するので、失った歯だけを根元から再生する治療になります。他の歯に影響を与えずに、失った歯を再生したいという希望がある方には歯科医からインプラント治療をすすめられるはずです。
インプラント治療には隠れたメリットがあります。治療終了後、義歯だと気づく人はめったにありません。見た目からしても、自分の歯のようにとってつけた感じにならず、インプラントだとカミングアウトしなければ義歯だと気づかれることも考えなくて良いのです。義歯だと思われたくない方には優先したい治療方法ですね。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ムスビ
読者になる
2016年02月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/dppa0pro5tnof5/index1_0.rdf