【コスプレ】神戸市立須磨離宮公園のコスプレ利用者が増加 09年にイベント容認、バラ園や和庭園が撮影スポットとして人気

October 16 [Sun], 2011, 1:20
神戸市須磨区の市立須磨離宮公園が、アニメやゲームのキャラクターにふんする「コスプレ」を 楽しむ若い女性の間で人気だ。広大なバラ園や和庭園が、撮影スポットとして絶大な支持を 得ているという。客層の中心が中高年の離宮公園も「若い人に親しみを持ってもらい、将来の 来園につなげたい」と着替え場所を開放するなど協力。口コミで他府県からの利用も増えている。 コスプレ交流サークル「アミティエ」主催の撮影会が開かれた20日には、午前10時の開園とともに 大きな荷物を持った女性たちが次々に集まった。 高校生から20歳代前半までの女性がほとんどで、和室で1時間ほどかけてお気に入りの キャラクターに“変身”すると、思い思いの場所でポーズを決めて撮影を開始。なかには、 一眼レフのデジカメを駆使し、レフ板で光を調節するなど本格的な参加者もいた。 離宮公園で、コスプレ撮影を楽しむ女性たちが見られるようになったのは2004年頃から。 彼女らが園内のトイレや物陰で着替えていると知った吉田一郎園長(53)は「外で着替えるのは 嫌だろうし、ほかの来園客が目のやり場に困ってしまう」と考え、茶会などで有料で貸し出し している和室を更衣室として提供した。 化粧品やヘアスプレーなどで部屋を汚さないよう畳の上にシートを敷き、障子やふすまを 破らないために刀などの長い小道具は持ち込まないなどの決まりはあるが、コスプレファンからは 「ゆったりと準備ができ、和洋問わず好きな作品の世界観を表現できる場所が多い」と評判に。 昨年12月からはコスプレイベントの開催も認めたこともあり、今年度のコスプレファンの 利用は9月末で603人の見込みと、昨年度の240人を大幅に超えた。京阪神だけでなく、 東京や福井などからも訪れており、予約は3か月前から申し込みできるが、土日、祝日分は すぐに埋まってしまうという。 離宮に初めて来た大阪市内の女子高生(17)は「広いバラ園とたくさんの噴水があって興奮した。 撮影ではなく、一度、園内をゆっくりと散策してみたい」と笑顔。吉田園長は「園内の様々な 魅力に気づいてもらい、コスプレをやめた後も、婚礼写真の撮影などで訪れてもらえれば」と 期待していた。 YOMIURI ONLINE アミティエ of amitie.cos.net