大地賛称('A`) 

2006年03月12日(日) 23時09分
前回のようなことはありましたが彼等の生活は普段とそう変わりませんでした。
強いて言えばちょっとだけじれったくもあり、微笑ましい毎日が展開されるようになったことでしょうか。
不安やときめきを抱き、時にはチャンスを逃し、それでも一歩一歩前に進もうとするその姿に撲滅委員会の面々はポケットに入っていたハンカチのように生暖かいエールを送るのでした。

沙良ちゃんの痛い子レヴェルがおじいちゃんの入れ歯が飛び出すくらい上がりました。
きっと彼女にとっては一年も一週間程度の感覚なのでしょうね。
ムスカ大佐も吃驚バルス。
見ろ!半年が一日のようだ!!




ぽんぽんいたいよー。

第二章('A;) 

2006年03月03日(金) 22時33分
そんな山ちゃんと沙良でしたが、ある日山ちゃんの耳にある事実が伝わりました。
それはある日の体育の時間。
春日先輩(断じて違う>先輩)が、藤浦浩子という友人に、尋問をぶちかましました。
鯉してるだろう、と。
狼狽する浩子さん、驚いたことに春日先輩は彼女の思い人まで当ててしまったのです。
なんと言うことでしょう、章場さんのストライクゾーンに入る某兄弟も真っ青です(んなこたぁない
そして浩子さんもまた、山ちゃんのまじょパウアー(パワー)によって涙を流す一人なのでした。
ご愁傷様です。
それだけならとてもとても微笑ましい日常の1コマでしょう。
しかしそうは問屋が卸しません。
なんと浩子さんの想い人というのは沙良の想い人でもあったからです。
さあ大変なのは山ちゃんです。
私は只の出歯亀です。
何を隠そう浩子さんは私や山ちゃん、章場さん、吉住さん、そして春日先輩の属するとある撲滅委員会のメンバーだったのです!
といっても単なる友人の集まりに近しいですが。
彼女は友人と沙良の板ばさみになってしまったのです。
ですが、ぶっちゃけ沙良の恋路なんぞピンクチラシ、もしくは風化した布テープと同じくらいどうでもいいので板ばさみになどなっていないようなものですが。

数知らぬ嬉し涙と暗涙の暗翳 其の弐03 

2006年03月03日(金) 22時29分
噂は確信へとなった。その後、春日望美の元クラスメイトはよく部員に彼氏を自慢するようになった。それを快く思わないのが大木沙良だった。大木沙良は自然と春日望美の元クラスメイトを避けるようになった。部活中も無意味に怒りだしたりした。そのグチは他の部員へと向けられ、一時期バレー部は2つにくっきり分かれていた。5人いたうち、春日望美の元クラスメイトグループは本人を含め2人、大木沙良グループは本人のみ、残りの2人は中立の立場に居た。中立と言うのは実に面倒だ、だが、二人はどちらにも付かず、この状況を面倒だとグチあっていた。

「この状況って、部活に居るのつらくなるよね…」

「うん…沙良の気持ちも分かるけど…こんな風になるのはよくないよね」

大木沙良はもう春日望美の元クラスメイトとは話したくないような素振りを見せた。逆に春日望美の元クラスメイトは大木沙良がなぜ自分を避けているのか分からず、仲良くしたいという気持ちのほうが強かった。その仲良くしたいという気持ちも大木沙良にとっては

我慢ならないことだった。

部活の時も「ボール当ててやる」とか小さく呟いて宣言しながらサーブを打ったり、この亀裂はなかなか埋まるものではなかった。

数知らぬ嬉し涙と暗涙の暗翳 其の弐02 

2006年03月03日(金) 22時27分
そんなある日、偶然にも商店で噂の先輩とその友達と遭遇した。バレー部と先輩達は語っていた。いつまでもその時間が続くわけでもなく、バス時間と言うものが先輩とバレー部一同には待っていた。そこで最後まで残っていたのは噂の2人と山寺利恵の3人、利恵にも時間が待っていた。そこで2人に別れを告げ、2人とは反対方向に向かった。ふと噂のことを思い出した山寺利恵は、無意識に振り返った。2人は仲良く自転車に二人乗りをして、微笑ましい光景が山寺利恵の前には広がった。空は赤と言うよりはオレンジ色に近く、寂しさを訴えながらも暖かく2人を包み込むようにそこにあった。2人は地平線を目指し進むようにして、徐々に小さくなっていった。山寺利恵はこのときにあの噂は真実だったと勘付いていた。だが彼女は確信が無い限り、噂は噂と思い込む人間だった。彼女の言う確信とは「本人からこの話を聞く」それが確信と言うものだった。次の日の部活の終わり、春日望美の元クラスメイトから、ある話が打ち上げられた。

「あたし…。先輩と付き合ってんだ。」

そういいながら携帯を見せ付けてきた。その待ち受け画面には、あの先輩の正面写真、それにすこし落書きしていて、頬が赤く斜線が数本引いてあったり、上のほうに名前が書いてあったりした。

数知らぬ嬉し涙と暗涙の暗翳 其の弐01 

2006年03月03日(金) 22時25分
6月、バス遠足という行事があった。あるクラスメイトの女の子が森田成和のことを少し想っているという噂が流れ始めた。遠足のときも、みんなで焼肉をしたときもクラスメイトは森田成和のことを見つめていた。

「なぁ、ゼッテェあいつ見てるよな」

森田成和は、近くに居た春日望美に話しかけた。春日望美は森田成和の言われたように、森田成和の指さした方をチラっと見た。そこには中学が一緒だったクラスメイトが居た。

いつものことかと、少々あきれた春日望美は、

「大丈夫、大丈夫」

と言い返した。それでも、森田成和は春日望美の元クラスメイトのことが気になるみたいだった。それからも春日望美の元クラスメイトは森田成和のことを意識しているようだ。

そんな気になるバス遠足からしばらくして、春日望美の元クラスメイトは森田成和にアピールを仕掛けてきていた。

「森田ぁ、森田ぁ、バイト遅れちゃう!送ってってぇ!」

眉をピクリと動かし、その言葉に少しの苛立ちを抱きつつ、森田は春日望美の元クラスメイトの望みをしぶしぶと呑んだ。だがこのとき、ある噂があった。春日望美の元クラスメイトは2年生の先輩と付き合っているという噂だ、真相はいまだによく分からない。しかし、付き合っているのだとすれば、今している行為は卑劣に値する。そんな春日望美の元クラスメイトはバレー部に入部していた。バレー部1年生はこの時5人、その中には大木沙良と山寺利恵も居た。バレー部は部活帰りに、商店に寄り、アイスを買って食べながら帰るというのが日課だった。

数知らぬ嬉し涙と暗涙の暗翳 

2006年03月03日(金) 21時25分
この春、この学校に40人の生徒が入学した。まだ桜は咲き誇らず、雪も残る北海道の田舎…。1学年1クラスの小さな学校で、悲しくも切ない物語が始まるとはこのときまだ誰も知るよしはなかった…。



入学式が終わり、クラス内では、顔見知りは数人居るが、明らかに見知らぬ顔の人のほうが多かった。そんなクラス内は、顔見知りの人と話していること事が多くなり、周りの見知らぬ人にはなかなか近づけない人や、その人とは正反対に、どんどん見知らぬ人と話、仲良くなろうと努力している人も居た。

クラス内で、とあるグループがあった。そのグループはこの高校の地元出身で、「美島 智子」「藤本 七実」「吉住 友恵」「山寺 利恵」の4人グループで構成されていた。他に地元出身は「西友 大介」「佐々木 広秋」の2人と、中学は違うが引越しをして、今地元に住んでいる「田中 訓章」が居た。特に目立ったような人は遠く本州から来た「室井 真綾」、髪が長く、誰でも話せる「春日 望美」、望美と同じ学校で仲のよかった「岸谷 夏姫」、髪が赤っぽく、ハーフパンツを折らなければいけないほど制服のスカート短くしていた「内山 美咲」美咲と話しの合いそうで、制服のズポンを下げている、いわゆる腰パンと言うものをしていた「石田 彰」「森田 成和」。天然パーマで、よくしゃべる「後藤 将希」。おとなしそうで、かわいらしい「藤浦 浩子」浩子と仲のいい「章場 美紀」。ゲームの得意そうな「中山 尚人」。おてんばで、好奇心旺盛な「大木 沙良」とその他もろもろで構成されている新1学年は、初め、一目で分かるくらい、くっきりとグループ分けされている。その氷のように硬く閉ざされていた壁は、6月に行われたバス遠足の時には少しずつ解け始めていた。

第一章?('A`) 

2006年03月03日(金) 20時50分
(ああ…、また休み時間がやってくる。そしてアイツもやってくる)
本来ならば歓迎すべき至福の一時休み時間。
10分ほどしかないとはいえ授業で疲れた体と心を癒すには貴重な時間である。
(その時間を数分とはいえ奴に費やさねばならんのか…鬱だ…)
彼女は山ちゃんこと山寺利恵。
悩み多き女子高生だ。
彼女の武勇伝は此処では語りつくせないほどではないが此処では語らないでおく。
そのにこやかなフェイスという名の化けの皮にだまされ涙したものは数知れず。
そのうちの一人はこう語る。
「本当に怖かった、今は反省している。勘弁してください」
何を反省しているのだろうか。
そんな鬼も逃げ出す山ちゃんですが天然成分10パーセント、残りの成分は数学で出来ています。

「利恵利恵〜」
そしてとうとう山ちゃん曰くの奴、大木沙良がやってきた。
(来た、北!あー、面倒くせえ…)
「ねぇねぇ聞いて〜」
「今度は何さ」(手前の話なんざ知ったこっちゃねえんだよ、ヴォケが)

今のところこれが山ちゃんの日常である。
毎時間ごとに泣きついてくる沙良の相手をし、慰め、元気付ける。
毎日毎日この繰り返しだ。
自分で努力もせずただ自分を頼ってくるこの人物に山ちゃんは嫌気が差していた。
そしてさらスリリングな日常がやってくるであろう事など誰も望んではいなかった。

次回予告?(´・ω・`) 

2006年02月24日(金) 23時27分
プチOP
待ちに待ってない三学期
始まったのは授業だけではなかった。
そう、それはゆっくりとしかし確実に成長していた…。
鯉という名のうわなにをするあqすぇdrftgyふじこlp;@:

〜魔のトライアングル〜

40人のクラスの中に
漢が一人女が二人
そこから始まるのは(周囲の人間にとって)地獄の時間
煮え切らない女に相談をされ、友人との板ばさみという苦境に立たされる山ちゃん
彼女の運命や如何に!!

次回予告
ココアは誰の手に!
乞うご期待!!
P R
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