押尾学被告:懲役6年を求刑

September 14 [Tue], 2010, 13:36
一緒に合成麻薬を服用して

容体が急変した女性を

放置して死なせたとして

保護責任者遺棄致死など4罪に問われた

元俳優、押尾学被告(32)に対し

東京地検は14日、東京地裁(山口裕之裁判長)

の裁判員裁判の第7回公判で

懲役6年を求刑した。



検察側は論告で

「麻薬使用発覚を恐れて

119番せず

自己保身のために被害者を見殺しにした」

と指摘した。弁護側は

一部無罪を主張したうえで

執行猶予付き判決を

求めて結審した。



16日に評議を行い

17日に判決が言い渡される。



 検察側は押尾被告について

「被害者に責任を押し付け

不合理な弁解に終始した」と指摘。

「求められていたのは人工呼吸や

心臓マッサージではなく119番で

必要な保護を怠った」と述べた。



 一方、弁護側は

「被害者は容体急変後に

あっという間に死亡し

119番しても

救命可能性は低かった」などと反論。

保護責任者遺棄致死罪と

麻薬取締法違反(譲渡)で

無罪を主張し

残る2罪について「懲役1年6月

執行猶予4〜5年」

と量刑意見を述べた。



 押尾被告は最終陳述で

「見殺しにするようなことは

絶対していない。

昨日(被告人質問で)

話したことが真実です」

と裁判員らに訴えた。



 押尾被告は09年8月2日

東京・六本木のマンションで

知人の田中香織さん(当時30歳)

とMDMAを服用

午後5時50分〜6時ごろ

田中さんの容体が急変して

錯乱状態になったが

救急車を呼ばずに放置して

死なせたとして起訴された。



 被害者の救命可能性が最大の争点。

検察側証人の救命医2人は

「心肺停止前に搬送された場合

9割以上の確率で救命できた」と証言。

弁護側証人の医師は

「田中さんの麻薬服用量は

致死量を大きく超えており

救命可能性は高くても

30〜40%だった」と述べている。


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