オーケストラ!

2010年07月17日(土) 11時43分
さっそく昨日観た映画があって助かりました。

この映画は観る前の宣伝効果と「約束の旅路」の監督さん、
ということでちょっと期待しすぎていた感があります。

もっと音楽にあふれた、ひたむきに音楽を愛する人たちの
作品だと思っていたのですが、ちょっと首をひねる結果になりました。

アニメさながらの非現実的成功をおさめる割に、
当の楽団ってあんまり真剣ではないんですよね。
ロシアからパリについたら好き勝手で、
リハーサルもボイコット。。。
三十年の苦汁をなめているからこその態度ともとれますが・・・
だからこそ、もっと演奏に熱心であってほしかったです。

それぞれの思惑がからんでてコメディ作品としては面白いところ
も多々ありましたが、
一部本気で音楽にとりつかれた主人公の指揮者とか、
巻き込まれた優しいチェロ弾きとか、まっとうなヴァイオリニスト
とそのマネージャーとかの真剣さがあるだけに若干感に触るんです。

別に自分も、そして日本人も、
根がお固くて、現実的で真面目だと思うわけでは決してないのですが、
ちょっとこれはふざけすぎではないかと。。。
実際爽快感はあるのですが、
そこまでするなら、ロシアによるユダヤ人迫害とか党の衰退なんて
暗い、悲劇的な話を盛り込むのはなー、
なんて思いました。
ま、その前提がこの話の感動的要素なんですが。。。

ということで、全体的にそれなりに面白く、いい作品ではありましたが、
もし私が日本人としての国民性をしっかり持っているとしたら、
日本ではそんなに受けないかも、とも思いました。

コメディならそれこそ、某漫画のメディアミックスのドラマや映画
の方がスケールは小さくても面白いかな・・・なんて。
さらに言うなら感動というにしても、
某ゲームからまたまたメディアミックスのアニメとかの方が
日本人には受けそうな気がします。

でもフランスでは「THIS IS IT」を超えたんですよね。
日本のアニメがこれだけ人気を博するフランスですが、
やはり色々と異なるんでしょうね。
ツボとか感性とかが。

まあ確かに、いかに非現実的な展開であろうと、
演奏は前述の作品とは比べ物にならないと
素人耳ながら堪能しました。
くしくも同じ曲目、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が
演奏されましたしね。
オケはさっぱりな私ですが、この曲のラストは大好きです♪

そしてなりより、メラニー=ロランさんの華やかさが
あってこその映画だったなー、と思うほど、
とってもキレイで目に楽しかったです。
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