オーケストラ! 

2010年07月17日(土) 11時43分
さっそく昨日観た映画があって助かりました。

この映画は観る前の宣伝効果と「約束の旅路」の監督さん、
ということでちょっと期待しすぎていた感があります。

もっと音楽にあふれた、ひたむきに音楽を愛する人たちの
作品だと思っていたのですが、ちょっと首をひねる結果になりました。

アニメさながらの非現実的成功をおさめる割に、
当の楽団ってあんまり真剣ではないんですよね。
ロシアからパリについたら好き勝手で、
リハーサルもボイコット。。。
三十年の苦汁をなめているからこその態度ともとれますが・・・
だからこそ、もっと演奏に熱心であってほしかったです。

それぞれの思惑がからんでてコメディ作品としては面白いところ
も多々ありましたが、
一部本気で音楽にとりつかれた主人公の指揮者とか、
巻き込まれた優しいチェロ弾きとか、まっとうなヴァイオリニスト
とそのマネージャーとかの真剣さがあるだけに若干感に触るんです。

別に自分も、そして日本人も、
根がお固くて、現実的で真面目だと思うわけでは決してないのですが、
ちょっとこれはふざけすぎではないかと。。。
実際爽快感はあるのですが、
そこまでするなら、ロシアによるユダヤ人迫害とか党の衰退なんて
暗い、悲劇的な話を盛り込むのはなー、
なんて思いました。
ま、その前提がこの話の感動的要素なんですが。。。

ということで、全体的にそれなりに面白く、いい作品ではありましたが、
もし私が日本人としての国民性をしっかり持っているとしたら、
日本ではそんなに受けないかも、とも思いました。

コメディならそれこそ、某漫画のメディアミックスのドラマや映画
の方がスケールは小さくても面白いかな・・・なんて。
さらに言うなら感動というにしても、
某ゲームからまたまたメディアミックスのアニメとかの方が
日本人には受けそうな気がします。

でもフランスでは「THIS IS IT」を超えたんですよね。
日本のアニメがこれだけ人気を博するフランスですが、
やはり色々と異なるんでしょうね。
ツボとか感性とかが。

まあ確かに、いかに非現実的な展開であろうと、
演奏は前述の作品とは比べ物にならないと
素人耳ながら堪能しました。
くしくも同じ曲目、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が
演奏されましたしね。
オケはさっぱりな私ですが、この曲のラストは大好きです♪

そしてなりより、メラニー=ロランさんの華やかさが
あってこその映画だったなー、と思うほど、
とってもキレイで目に楽しかったです。

気づけば半年?? 

2010年07月15日(木) 17時56分
 前回のタイトルに久しぶりだとか書いてあります。

では今回はどうすべきかと悩むのも無理からぬことで、
我ながらこれほどまで放置していたとは。。。
びっくりです、はい。。。

このブログは、主に観た映画を逐一覚えていられるほど能のない自分
のためのものなのです。
それをいいことに、手帳に観た映画の題名だけ記す習慣がついてから
こっち、まとめていつかブログに・・・なんて思ったのが間違いでした。。。

しかしながら、大学に入ってから、それなりに続いてきたので、
反省して、再びスタートさせようと思います。

で、手始めに何をするかと言えば、この空白の半年を埋めるべく、
ただの映画のタイトルの羅列です。
なんかもう、ホントすみません。。。。
せめて面白かったの(いい作品)には☆印をつけようかと。

・誰がため ☆
・ソフィーの復讐
・500日のサマー
・フローズンリバー
・ハート・ロッカー
・キリクと魔女 ☆
(アズールとアスマールも観たかったなー)
・パリの霧に濡れて
・シャッターアイランド
(↑私にとってまれに観る駄作かも・・・)
・マイレージマイライフ
・ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 ☆
・ミレニアムードラゴンタトゥーの女ー ☆
・チョコラ!
・ユキとニナ ☆
・フィリップ、君を愛してる! ☆☆
(↑クオリティの高さを評してふたつ♪)
・パチャママの贈り物 ☆
・抵抗
・ウディ・アレンの夢と犯罪
・プレシャス
・クロッシング ☆☆

なんか、意外に少ない・・・うーん、抜かしてそうでこわいですね。
やっぱり記録は大切です。

で、ブログ再開のきっかけって最後の「クロッシング」なんです。
なのでこの作品だけはコメントを。。。
ちなみに、「息もできない」って前評判の高かった韓国映画を観逃して、
どうしようかな、って思ったすえに観た作品です。

北朝鮮のある親子の実話がもとになっているので、
北朝鮮の様子がわかって勉強になるかも、と考えていたんですが、
その認識はかなり甘かったです。
それはもう、映画に対しても北朝鮮の現状認知にしても、
はなはだ反省を促される作品でした。
ついでに言えば、お昼食べ損ねて、集中して観れないかも、
とか思いながら観はじめて、途中で忘れて、さらにはそんなこと考えて
ごめんなさい、っていう気分になりました。

この映画に登場する家族(その他の人も)は、
それはもう理不尽な目にあいます。
ただ妻のために薬を手にいれたくて外国に行くのに、
必死で川を渡って密入国したり、それからも追手に追われて外国の大使館に
頼らなければならなかったり。
薬を手に入れるために働いてお金をためて、やっと外国のお店に行けば、
その国では無料で配給されるものだったり。

残された妻子といえば、奥さんは亡くなり、
子供は一人父親を追いかけ密入国をはかり、
同じ国の人間に捉えられ、強制的な労働をさせられる。
衛生状態は最悪でいっしょに収容された人間が一人また一人と減り、
父親の手回しでやっと出られたかと思えば、再度の密入国に失敗して・・・

プロパガンダにしても思想弾圧にしても、
情報の煩雑する現代でそれをするには徹底した暴力と洗脳が
必要となる、ということが分かりました。
(解りはしません!念のため。)

この世の中、理不尽なことは多々あれど、そろそろ人権侵害なんてことは
起きなくなってるんじゃないかと思います。
いまどきテロリストだってやたら独自の思想で、
世界中動き回ってるわけですし。

ところが、この映画のなかでは、同じ国の人間、それもただ普通に
生きようとしている人間に対して非人道的な扱いが行われています。
罪があるわけじゃないし、どうあっても救えないわけじゃない。
でもって崇拝する自国の上層部には弾圧され、救いの手をのばしたのは外国でした?
何それ?って感じです。

北朝鮮の世界は一部だけ私たちと切り離されています。
それならそれで、「勝手にすれば」では済まない。
それが、この映画でもっとも大切な部分だと感じました。
この映画の家族であれば、
本来、外国に出て行けないことはないし、
貧しくある理由もない。
一緒にいられない理由もない。
増してや一生離れ離れのままなんて・・・・
でそれが全て、国を外界から遮断しようとしている
一部の人間のせいなんですよね?
事情を知るわけではありませんが、
そこに意味が感じられない以上。
無性にそのシャッターをこじあけたくなるお話でした。

久しぶりの・・・ 

2010年02月08日(月) 17時31分
前の記事を見てアレ?と思いました。
とっくに過ぎたのに明けまして〜とか書いてあって。。。

この間ちゃんと映画は観ているのですが、
そんなに感銘を受けるのがなかったんですなー。

ときに私、最近誕生日を迎えたのですが・・・・
こーんなに、何にもしてない一年は思い返す限りはじめてです。
ところどころのイベントはともかく、
日常の過ごし方にかなり問題ありです。
成人してからの一年はやはり早い!というべきか、
社会人になれば、一番貴重なのが時間、となるわけですから、
もうちょっと丁寧に扱いたいものです。

といっても、今のうちに惰眠をむさぼるのも一計と言えなくも
ない・・・かな。

さて、このひと月で観たのは、
「クヒオ大佐」
「正義のゆくえ ICE特別捜査官」
「ジャック・メスリーヌ part1・2」
「戦場でワルツを」
「ミツバチのささやき」
「エル・スール」
とくるので、けっこうがんばってはいます。

どれもそれなりによかったです。

クヒオ大佐は、笑わせてもらったってとこですが、
そういう風につくってあるとわかってはいても、
日本人って(もちろん自分も含めて)・・・「小さい」よなーなんて。
っていうより、平和なんですかね。
やっぱり邦画はなかなか絶賛できるものがありません。

で、正義のゆくえは・・講義にもつかえそう(^_^.)
ハリソン・フォードの渋さが、混迷のアメリカに映えてます!
が、それにしたって移民問題は重いですよね。
ラストの方に行くと、ホントに小さなことが明暗をわけて・・・
良心と邪念と、家族や恋人との絆があったかと思えば
結局は一人で、とか。
市民権を得た人たちの祝典のシーンは特に
安穏と日本国民として生きている身には染みるものがあります。

ジャック・メスリーヌは、一生かけてギャング哲学を語る!っていう映画でした。
人殺しと銀行強盗、全てを暴力と金で片づける人間の、人情と道徳!
悪者ながら、ここまでくるとあっぱれなんだよなー、と感心しきりでした。
悪者なりのポリシーっていうか、
どこかギリギリではずさない一線があるっていうのも
観てる側にはきますよね!
クヒオ大佐も女性にもてる・・・はずですけど、
スケールが違います。
後半になって禿げようが、腹が出ようが
男の魅力は自信と精力!?みたいな。
どこいっても男にも女にももてるジャックですが、
真に彼についてこれる人はいなかった・・・のかもです。
お見事な生き方と、70年代の高級クラシックカーと
フランス、カナダの街並みに、きれいな女優さんがいっぱいで、
わーいって感じでしたよ。

長い・・・・。

戦場でワルツを。
これは想像してたほどでは、なかったです。
が、それでもなかなか印象深い作品です

戦場も兵隊も、常軌を逸しているように感じるけれど、
それでいて、戦場にいる人は、私たちと変わらない。
それも、戦争になるその瞬間まで、私たちと同じ日常を
生きている。
自分の眼で見ても、体感してもなお実感できないような出来事。
戦争っていったいどういうこと?
体験していても遠くに感じられるほど、
人間の理性にとって認めがたいものなんだろうなと感じました。

さて最後。ビクトル・エリセ監督作品。
とにかく観ねば!と思っていました。

正直、ミツバチのささやきは、よくわかりません。
物語自体が神秘的で、まるでファンタジーか、おとぎ話です。
その雰囲気だけが伝わりました。
私の印象に残ったのは、キノコ採りと、火を飛び越えたり、線路で遊んだり、
というところ。
それに真っ白なパジャマと黒猫。ホントに童話みたいです。
少しボーイッシュなアナちゃんもまた、無垢な魂っていうのが
ぴったりでした。すっごくかわいかったです。
そんな彼女が今やずっと年上で、
あのドロドロの「ブーリン家の姉妹」とかに出てらっしゃるなんて・・・

と話は変わって、ミツバチ〜、の方の姉妹の間で語られる
妖精さんについて。
妖精とフランケンシュタインいっしょにしていいの??
って感じですが、こういうのって身に覚えがあります。
誰しもあるんでしょうか??
小学生のころ・・・それも高学年に差し掛かるまで、
友達と一緒に田んぼの石ころになんとかが宿ってるとか、
夢のお告げ?だなんだとか話していたような・・・。
ウソはウソですが、何の意味もないウソなんで、
つまりは子供なんて意味不明ってことです、はい。

とにかく、そういう神秘的なお話なので
この作品にスぺイン内戦の影を観る人は実際そんなに
いないんじゃないかなーなんて。
もしかしたら、あの一人の男の人が出てくることで、
童話を少しだけ現実っぽくするエッセンス、ということでしょうか。

で、本当は、私はエル・スールの方が好きなんですよね。
というのも、こちらはちょっと人間味が増して、
どっちかっていうと小説みたいなんです(実際原作の小説ありますが)。
女の子の思春期とか、その過程で変ずる父親に対する感情とか。
背景にある、フランコ政権と共和制派のわだかまりも、
こちらはしっかり大人たちに影を落としています。

映像美もこっちの方が感じられました。
芸術っていうか、絵のような映像ばっかりです。
こちらで印象に残ったのはそういう美しい自然の映像と、
振り子をつかって、井戸を掘る場所を見つける場面。
昔は、本当にこういう人がいたんですよね。
あと、はじめの方の城壁都市の外側の映像。
そろそろ訪れてから一年になるセゴビアの街を思い出しました。

実はわたし、ポスターで娘を虐待する父親と勘違いしてしまって、
だいぶ内容は予想と違いましたが、
上手に挿絵のはいった小説を読みあげてもらっているような感覚で、
この監督さんの魅力を感じられる作品でした。
意味があるのはストーリーだけじゃないですものね。

ほんとーに長くなりましたが、私がエル・スールで好きな登場人物、
それはミラグロス夫人です!
みんななんだか影をしょった中、とっても元気な田舎風のおばあちゃん。
あんまり賢くなさそうに見えるけど、こういう人こそ
誰にもましてどんな時代にも次の世代を守っていける、
そんなたくましさを感じる人です。
ちょっと私のおばあちゃんにも似ているのです。
さすがに、彼女ほどじゃないけど。
エストレリャ(主人公)が南にこがれたのは、
父への思い入れもあったと思うけれど、
この人が持つような明るさを、そのままイメージに持っていた
からじゃないかなぁ、と思います。

帰省してきました。。。 

2010年01月11日(月) 21時18分
明けましておめでとうございます!!

北陸から静岡までもどる新幹線で、
岐阜羽島から名古屋の間みるみる雪が
なくなって、静岡についてみれば青空でした。

小さいけれど、気候差に富んだ国です、ホント。

で、静岡にもどっても今だダラダラ過ごしている私ですが、
最近観た映画はというと、
まず、「ザ・リミッツ・オブ・コントロール」。
映画好きの人ならそれなりに楽しめるかな、
という作品です。
サスペンス風のストーリーだと思うのですが、
なぜか単調にのんびりと。
私にとってはなつかしいスペインの情景に浸れます。
会話の少ない映画なので、若干なぞっぽいのも
残りますが、じれったいほどではない、
っていう巧さも感じる作品です。

次は「副王家の一族」。
原作は難しいのかなー、と思いますが、
映画の方は、かなりよくできています。
イタリア統一を背景とした、シチリアのスペイン副王家の末裔
(名門貴族の最高峰)のお話です。
この一族がどのように生き残っていくか、というのが
作品の大筋ですが、
中身は当主と嫡男の不仲や、相続争いなどから、
その時代遅れにも感じる貴族的、封建的な一面と
自由の風潮にのった思想の両面がせめぎ合っている様子が
ドラマチックに繰り広げられています。

時代背景はハイスピードの展開ですが、
登場人物それぞれのエピソードを大事にして
一族内部をよく描いているので、
むしろテンポよく進んで面白かったです。
人物それぞれが愛だ、権力だ、自由だって主張を持つ割に、
結局は自分の利害によってそれらを変化させていく、
人間味あふれる感じが物語を盛り上げてくれました。
結局生き残るため、王権にも民衆にも受けをよくして権力を保つ、
ここに行きつくんだなー、と感じました。

ブルボン家とハプスブルク家、それに教皇庁の存在と
イタリア統一、こういう怒涛の展開を見せる時代に
生き残るって本当に大変だと思いますが、
この作品では、前時代的な宗教だのみとか、
ものすごく相続財産に執着するとかいう、
やたらに古ーい慣習の持ち主たち(当主とかその姉とか)のおかげで
華麗っていうより泥沼の貴族事情って感じでした。
こんなんで、よく生き残れましたな、と言いたくなります。

嫡男の最後の方向転換は、やっぱりそうきたか!
と思いましたが、ラストで作中ずーっと当主親子を見守ってきた
執事さんが去っていく場面で、
これからの前途がなんとなく暗喩されている気がしました。

面白いけど、難しい作品って観た後が肝心ですよね。
またちゃんと勉強したいなー、と思って終わる私です(汗

でもって、「アンヴィル」とか「地下鉄のザジ」とか、
なんか中途半端に観たのもあります。。。
ザジはいつかちゃんと観なければ!!

パリ、オペラ座のすべて 

2009年12月15日(火) 1時48分
いつも更新してないなぁ、
と思っている私ですが・・・・
むしろ最近マメといってよかったのかも??

だいぶ間が空きましたが、
これは色々忙しかったから・・・というよりは、
ただ単に映画を観てなかったんです、はい。
暇がなかったのも確かですけどねー。
あんまり、コレっていうのがなくて・・・
で、もし映画以外のこと書き始めると、
今度は切りがないと思うのです。。。

で、久々の映画ですが、エーっとぉぉぉ。
ドキュメンタリーなのにやたら長かったです。
二時間四十分!!

前にブロードウェイがあって、今度はオペラ座ですね。
(ラフマニノフの次はシューマンでしたしね。。。)
で、ミュージカルのほうがやっぱりにぎやかでしたねー。
活気があるというか。。。。

でも、この映画もすばらしいと思いますよ!!
ちょっとウトウトしといてなんですが、
好みとしてはやはりこちら!と言いたいところです。
バレエってほとんどなじみがなかったのですが、
とにっかく芸術の塊でした。
人間のからだって、他の動物に比べてなんてしまりがないんだろう、
プロのスポーツ選手にしてもやっぱり・・・とか思っていた私ですが、
オペラ座の方々は違いました。
人間にも造形美はちゃんとありました。
そして人に成せるとは思えない神秘的な動きをたくさん
披露していただきました。スクリーンの中でなければ、
美しいだけじゃなくって、ド迫力だったはず!!

女性はちょっとこわいくらい皆さん痩せているんですが、
一見わかりませんがモデルさんの病的な細さとは
全然ちがうんだろうな、と思いました。
でなければ、あんな跳んで回って出来ませんって^_^;
ありふれてるとは思いつつ、
どうして目が回らないのか、どーしても不思議でした。。。

とにかく同じ人間とは思えない美しい方々でした。
そして彼らの一番の魅力はその表現力ですよね。
他の動物にも知性はあるけれど、そこだけはやはり
人間の表現する情感が一番なのではと。。。

特に私の印象に残った演目は「ジェニュス」です。
人間の身体的な美しさは、自然に女性に
求めていた私ですが、意識改革がおきました。
女性のなめらかさ、たおやかさ、しなやかさ、
それらに勝るとも劣らない引き締まった筋肉とその動き。
神話で言ったら、アダムが先に産まれたのもこれなら納得・・・
とか考えた無教養の私ですが、
あとで調べたら「ジェニュス」は「種」という意味、ダーウィンの進化論だそうで。
一応近くありません??あれ??
まあ、なんとなくイメージが伝わってたあたり、
それだけすごいんだろうなー、と思いました。
他の「メディナの夢」とか「パキータ」、それぞれとっても
特徴的でした。敢えてあげるなら「ベルナルダの家」は、
意味不明ながら強烈でした。

さて、また長くなりましたが、残念なことを一つ。
それは、明らかな知識不足で、「エトワール」がどういう人たちか
知らなかったこと。
知らなくてもすごかったけど、
ちゃんと一人ひとり覚えて観ていたらどんなにか・・・・
だって演目も出演者もころっころ変わってその場じゃ
覚えられないんだもん。。。。。
これは悔しい。。。。
あと一つ。これは会話についてなんですが、
演技指導はともかく、やったらよくしゃべる場面があって、
字幕観てると同じことばっかり、または支離滅裂。
でもって、耳の方は、もう絶え間なくフランス語が・・・
とってもありがたーいお言葉なんでしょうが、
その場面が踊りの間に入ると若干イラッとするか
眠くなるのでした。。。。

KING OF POP♪ 

2009年11月17日(火) 1時21分
先週金曜日は、めったにやらない二本観でした。

なぜって観たいのが三つとも終わっちゃうから(^_^.)
金銭面の関係で、どーしてもレディースDAYがよかったのです。

で、その一本目は「あなたは私の婿になる」です。
恋愛コメディはそんなに好きではありませんが、
サンドラ・ブロックのは別格です♪
とにかく笑える!これぞエンタ−テイメント!
それでいて、ちゃんとキレイに化ける女性!!
今回はいつもより大人し目でしたが、
そのぶん働く女性のプライベート。
その意外性から男心をつかむ、という典型パターンが
なkなかいい感じになっていたと思います。
ポップコーン片手に笑いましょうって映画ですね。

で、もうひとつは実は「仏陀再誕」と迷って
一応観とくかと思っていた「THIS IS IT]です。

劇場に入ってみてびっくり!最近、最大級の劇場が
いっぱいになるなんてあまりないご時世に、
なんだかひとがいっぱいでした。
好評判につられて集まったかと思いきや、
はじまってみれば二時間があっという間です。
ストーリー性がないだけ、頭が疲れないのもありますが、
決してそれだけではありません!
とにかくライブの演出と歌に夢中なってしまいます。

亡くなったと聞いた時、MJの名前は知っていました。
でも、ジョーダンではない方の人で、
お笑いの人だったような、バスケの選手だったような・・・
としばし思い悩んだあるまじき人物。
それが私です。
なんと、耳にしたことはあっても、
ちゃんと知っている曲はゼロ!!

その後の特集で色んな情報が入って、
その歌と人格と偉業とそして奇行を知りました。
ほんとに色んな意味で語れる人ですが、
おかげで「スリラー」とか「Beat it」とか
ムーンウォークとかもいいな、って思って、
この映画を観るまでにいたったわけです。

そして映画を観て、そのライヴのリハーサル風景を観て、
その別格さを知りました。
一流のミュージシャンたちがMJを見る崇敬のまなざしが
スクリーンから伝わってきて、
さらにその歌とダンスを観れば、
この人は本当に王様だ!!と思いました。
と同時に、休憩とかの合間にはなんだか「お姫様」にも見える☆
これは、私だけなのかな??
なんだかそんな気がしたんです。

とりあえず、そんな歴史に残る人物が自分と重なりあった時代に
生きていたんだな、と思うと改めて感じる感慨があります。
あんまり興味のない分野、POPミュージックですが、
王様ともなれば話は別ッてことですかね。

なにはともあれ、すばらしかったです。
で、改めて、MJの曲で私のお気に入りは「WHY」になりました。
なんだかMJファンにつられて、I miss you.って気分に
なれる映画です!!

3:10 to YUMA 

2009年11月13日(金) 1時18分
3時10分決断の時!!観てきました。

観る時間があるようでない。
時間があるからこそ、まだ機会はある、
とか思ってしまう、ある意味贅沢な悩みを抱える
今日この頃ですが、
これは観なければ!と思ってました。

およそ初めて西部劇というものを劇場で観ました。
せっかくなので長々と語らせていただきます(..)

私の西部劇の認識と言えば、
「全ては銃で片がつく!」世界であります。
あるいは「銃で語る!」世界でもいいかもしれません。
この作品は、そんな西部劇の世界で生きる両極端な
男の生きざまを描いたものでした。
でも結局最後は、銃で片づけちゃいましたねー、やっぱり。
それが悪いわけではないんですが、
どうしても人がバタバタ死ぬんだよね、この手の映画は。
と思ったのは確かです。

内容が、なかなか真面目なのでなおさらです。
ラッセル・クロウ演じる悪名高い強盗犯ベン・ウェイド。
彼は力と金が全てという生き方をしてきた男で、
その生き方を信じています。
対するは戦争で力を、まっとうな生き方のために財産
を失った男。家族の絆もこわれかけたその時、
彼はその生き方の誇りを賭けて、
ウェイドを護送しようとします。
3:10発、YUMA行きの列車に。

信じる者が全然違っている二人の共通点。
形は違えど強い信念をもつその矜持、そして
その満ち足りなさが彼らをつなぐものでした。
お互いを否定し、認め合うなか、
一見優位に立っているのは終始ウェイドです。
そして生き残るのもウェイド。
しかし、真に強かった男は、
人として最後まで意地と誇りを捨てず、
ゆがんだ(あるいは楽な)生き方に逃げなかった
もう一人の男の方だったわけです。
日本社会だと「漢」とは!という感じ。
つらい生き方を選ぶ強さ、でしょうか。

ただ実のところ私としては、一番活躍したのは、
そのもう一人の男の息子だったと思うんですが。
そして真に気の毒なのはウェイドの部下のチャーリーだったり、
と思っています。かっこよかったんですこの人。。。
なのに必死にウェイドを助けた!と思ったら、
次の瞬間ウェイドに殺されたわけです。
そのチャーリーの場合、人の命をなんとも思ってないんですが、
彼にとってウェイドの命だけは特別でした。
その彼に殺されるのは彼にとってひょっとしたら、
本望なのかもしれません。

で、最後の最後。かっこつけたウェイドが口笛で
彼の愛馬を呼ぶわけなんですが、
なんていうか、あまりにも月並みなこのラストシーン。
内容的に、フィクションバリバリの悪役ヒーローもの
じゃないんだからさ、って感じ。
こういうのは「パイレーツ シリーズ」とかで
やってくれよ・・・・と思いつつ、
内容の惨状をスパッと切り捨てていっそ
気持ちよかったです(^_^.)

いずれにせよ、味のあるいい映画でした。
西部劇としても、命を粗末に扱う。というよりは、
こういう形での命の賭け方があるんだ、って感じでしょうか。

いつかは昔のやつも観てみたいな、と思いつつ、
明日(今日)はメジャーなのを出来れば観ようかな、
と思ってます。

ポー川のひかり 

2009年10月29日(木) 23時16分
またまた久しぶりの映画ですが、
これは前から観ると決めていた作品です。

イタリアのある若い大学教授が、
貴重な歴史書にくぎをさして逃走、そして
田舎の川べりで暮らし始め、その地域の
コミュニティに組み込まれていくお話。

結局彼はつかまってしまうのですが、
前途有望だった彼を何が変えてしまったのか。

彼自身は自分の行いを罪とは思いませんでした。
これまで本から知識を得て生きてきて、
人とのコミュニケ―ションをしてこなかったことを
悔いているようでした。
彼は本から全てを得て、そこに神の姿を見出そうとしてきました。
そして、自分の人生が本による知識だけになっている
ことに気付いたのです。

そして、しがらみから抜け出した彼は、
田舎の人たちの手を借りて、河原で一人で住むのです。
彼はそれまで得てきた知識を、論文や講義と違う本当の
人との交わりに役立てていきます。

田舎の人たちは博識の彼を「キリストさん」と呼んで慕います。
そしてそのキリストさんは、村の一員として仲間と語らい、
女性とも心を通わせます。
キリストさんはその生活で、空いた心の穴が埋まっていくの
を感じていたようです。

でも、それだけではなかったのです。
彼は釈放後、キリストさんとしてもどってはきませんでした。
それは彼の行動には普通の人にはわからない
深い考えや意味が含まれていたということでしょう。

陽気で、あたたかいイタリアの田舎町。
イメージそのままのお話でしたが、
意図するところの深さを感じる作品でした。

ただその宗教や哲学といったことを考えるには、
ちょっと疲れてて、めずらしくも中盤眠ってしまったので、
もったいないなーと思いました。

でもとにかくそういう「雰囲気のある」作品なんです。
その奥深さをなんとなく感じるとともに、
キリストさんの心の機微をどう感じるかは
人の自由・・・なのかな、と。

私なんかも昔から本と漫画とアニメと映画、
そういったもの中心に生きてきましたが、
それをアウトプットするような現実の体験も数多く
あったんだ、と思い起こしながら観ていました。

単純に考えると、彼はそのアウトプットをしながら
世界を自分の五感で見に行ったのかなー、
と思います。

珍しめのを二本。。。 

2009年10月14日(水) 21時13分
先日観てきた、「私の中のあなた」。
何が珍しいって、
キャメロンディアスとブレスリンちゃん
のようなビッグな人たちの作品ということ。

ガンになった長女の延命のため遺伝子操作で
誕生した次女、そのお母さんを中心とした
ホームドラマです。

物語は、その次女の姉への腎臓移植を拒否し、
両親を訴えるという行動から始まります。

そこから、長女のがん発覚のときや幼少期、
恋愛などに合わせて時間は行ったり来たり。
主に長女のがん治療生活が中心となった話の
進みから、意外にも次女の方はそこまで・・・・
訴えの件も、中盤からこういうことだろうな、
と事情の予想のつくものでしたし。

なので、物語は終始どこか物悲しく、
予告編を観て、観たい!と思ったのとは少し違っていました。
けれど、がんと闘う本人と家族のが抱える様々な困難と
それゆえに生まれる絆がとても得難いものに感じました。

この家族の思いやりは、ある意味で
全てのがん患者の家族の見本になるのかも。
少し間違いは犯すけれど、すべては互いを思い合っているが故。
そんな家族がスクリーンの外にもあるんだろうな、
と思う一方、
間違っても、自分の家庭にはがん患者が現れてほしくない!
と思わせる映画でした。

で、もう一つは「南極料理人」です。
こちらはさっき観てきました。
珍しいのは邦画だからです。
でも最近洋画もあんまり興味あるのが
なくって、うーん、という感じです。

それはさておき、作品の感想ですが、
これはおもしろかったです!
はっきり言って残るものはそれだけですが、

南極に閉じ込められた人たちの
それぞれの退屈やさみしさや不安。
それを互いに慰め合う、というか笑い飛ばす
楽しい人たちのお話です。

特に、南極という特殊な環境の中腕をふるうコックさん、
特殊な環境故の特殊な調理方法や工夫、問題点などが、
それぞれなるほど!という感じで実に興味深かったです。

せっかく作ったものがあっという間に凍ってしまうところで、
料理をがんばる人がいる!
なんとも微笑ましく、応援したくなるお話でした。
そして、ちょっとだけ南極生活に興味のわくお話です。

宇宙生活はまだまだ遠いけど、こっちなら?という感じなのです。
こっちなら一般人でもできるけど、相応の覚悟は必要そうです。

ココ・シャネル 

2009年10月10日(土) 23時04分
この映画は大々的に公開されているアヴァン・シャネルでは
ありません。

オドレイ・トトゥが好きなので、
そちらも気になっていましたし、
フランスが舞台の話で英語はなぁ、と思いましたが
結局こちらになりました。

実際観てよかったと思います。
シャリー・マクレーンはさすがの迫力でした。
シャネルの着こなしはもちろんでしたが、
ほんとにフランスにいそうなアクのつよーい
おばさん、にも見えたのが巧さかなぁ、と。
そう、好感は持てないんですよね。
こういうのがココの晩年の姿なのかな?
細いんじゃなかったかな?とか思ったり。。。。

若いころのココを演じていた女優さんは、
顔のつくりがまさに西洋風でしたし、
なぜかオドレイ・トトゥとも似てて、
ココの人物像としては十分でした。
それだけに、せっかくの衣装がアメリカ・カナダ風に
になりすぎないか、という不安もなくなりました。

お話の中には恋愛を中心としたせいか
時系列に若干ゆがみがあったみたいですが、
それはそれでよかったです。
この映画で伝えたいのは、ココの出世ストーリーでしょうから。

実際、ココの一生を貫くファッションのこだわり、
まさにスタイルというのが伝わった気がしました。
彼女の生き方があらわれたものとして
シャネルというブランドを見ると
これまで感じなかった魅力を感じます。
さすがに現金だな、とは思うのですが(^_^.)

恋愛もココの生き方の指標でした。
作中の二人のパトロン。
はじめは何不自由ない暮らしの男性。
ココはそこで社交界触れ、劣等感を抱き、
抵抗するように自分のスタイルを作り始めます。
彼が、ココの人脈のはじまりという意味で
重要なのは確かですが、
ココの生き方の価値観とは相いれない人物
なのがわかります。

次のパトロンは実業家の男性。
価値観としては申し分なくココと一致します。
しかし、それゆえに出世、野心などにとりつかれココと
道を分かつこともあったようです。
その部分はあまり描かれていませんが。

こういった男女関係についても、ココの
自立、女性の社会的地位向上を求める強さ
がうかがえます。
この点は女性として尊敬せずにはいられない
強さです。
こういう映画の路線はアメリカならではなのでしょうか?
ココの実際の人柄だと思いたいところです。

とにかくは、そんな流れでココ・シャネルという人物や
ブランドへの理解を深められる作品でした。

ココ・シャネルは歴史的に見るとナチスとの関連があって、
そういった知識を得て観るのもまたおもしろいですが、
そこはこの作品のねらいとははずれたところでしょうね。

私としては、色々勉強になりましたし、
ノルマンディー海岸の女王、
ドーヴィルで生まれたコルセットのない
ファッションからこっちの衣装には
目を奪われっぱなしで、
それだけでも十分な感じです♪ 

久々に書いて、また長くなりました。
書いてても疲れるのに、なぜでしょうこの文量は(・。・; 
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あまり統一感のない私ですが、どうぞよろしくお願いします
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