墜ちていく僕たち

March 07 [Sun], 2010, 18:24
 

著者:森博嗣


ある日突然、男が女に、女が男に変わったら…?
神出鬼没の摩訶不思議なインスタント・ラーメンが巻き起こすミステリアスな五つの物語。
生まれてからずっと男でいつづけるのも、
女で一生終わるのも、人間ってけっこう楽じゃない。
性に悩めるあなたも、悩んだことなんて全然ないあなたも、
さあ、そんな綱渡りのような固定観念を捨てて、性差の呪縛ものりこえて、
新しい自由な世界へようこそ。



古本屋で100円だったので、作者買いしてしまいました。
中身も見ずに・・・。
1ページ目を開いていたら、絶対買いませんでした・・・

無理して若者ぽく書いているのがイタい・・・
幸せベストってなんですか・・・。

実は最初の数行でドン引きして、1ページも読まずに挫折し、
今回2度目の挑戦だったりします


そもそも作者買いとはいえ、森さん、あまり好きではないのです。
初めて森作品を読んだS&Mの萌絵、犀川が好きなだけで、
以来、古本屋で安く売ってたりなんかすると、つい買っちゃうの。
もう読むのやめようと何度も思うんですが、100円だと、つい(笑


これははっきり言って「なんとなく」で構成されているような、内容のない本だと思います。
私は森さんのこういうところが好きではないのですが、
本書では更に「なんとなく」詩的にした感じが嫌でした。
もう雑に書き散らしたみたいな。

女王の百年密室

May 30 [Sat], 2009, 17:21
 +

著者:森博嗣


住人たちが「殺人を認めない」ってのがおもしろそうで買ってみました。
長いのでず〜っと放置してましたが
読みやすいので、あまり長さを感じなかったです。
森さんの作品で読みやすいと思ったのはもしかして初めてかも


これは殺人を認めないというより、
そもそも「死」を認めないのです。
蘇った者はないのに、死んだら生き返る、的な発想しかなくて。
女王が治めているというのも、なんか童話っぽくて好きです。


でも精神状態を表すとき、やたらと短い文章で改行してしまうのが
なんか気に入らないのです(笑
この作品に限らず、森さんの心理描写はどうも苦手です。
気取りを感じて結局伝わってきません。
冒頭なんか辟易したもん。


そこがものすごく残念なのですが、
この国の仕組みはおもしろいです。
名前もおもしろいしね
SFだし神を信じてるし、なんでもアリな感じだけど、
結末に不満はないです。

今までに読んだ森作品では一番好きかも。ストーリーは。

今夜はパラシュート博物館へ

July 04 [Fri], 2008, 23:51
 

今回も、読んでない人にはさっぱりな感想のみ

どちらかが魔女
不思議だけど答えのある話をして、それがなんなのか
みんなで推理するって話。
これは途中でわかった
といっても、諏訪野がある一言を言ってからだけどね
ちょっと無理があるような気がしないでもないけど、
人の記憶なんかあまりアテにならないってことですね。

・・・でも、胸に釘を打たれたキリストの話は

双頭の鷲の旗の下に
この短編の魅力は、国枝先生の旦那さんが出てくるという点のみです。
珍しく感情(しかも照れ)を出す国枝先生もかな

ぶるぶる人形にうってつけの夜
ひどく退屈でした
Vシリーズの小鳥遊が出てくる話なのですが、
最初から最後まで(ネタバレシしても)全然興味が湧きませんでした
S&MシリーズとVシリーズのコラボって感じなので、
両方好きな人にはいいかもしれませんね。

ゲームの国
つまらないのが2つ続いたので、先を読むのをやめたいくらいでしたが、
これは興味を持てる出だしだったので良かったです
でもラストが・・・。なんでこのタイトルなんだろうとは思ってたけど、
事件が起きたのは本当なんでしょ
解決して欲しかった

私の崖はこの夏のアウトライン
これは幻想的で結構好きです
真実ももうちょい詳しく知りたかったけどね。

卒業文集
なんだこれって感じだけど、最後まで読み、
再読すると納得できる
でも再読しないとなんだこれって感じのまま。

恋之坂ナイトグライド
読者を騙したいがために作られたような作品。
騙されて納得ならいいんだけど、納得できない
騙すための表現がうまいならいいけど、これはズルイ
しかもわかりにくくて、2ページ前から読み直してやっとわかった(笑
それに、今時の若者風に描こうとしたんだろうけど、
テレビで見た印象だけで描いちゃって失敗してる感じ

しかも最後までわからないことが。ネタバレ↓
アルバとチュチュって何
チュチュは光るものが好き=カラスと思いきや、渡り鳥っぽい。
・・・今気になって調べてみたら、渡り鳥もいるらしい
外国に行くとまでは書いてなかったけど。
アルバはもうどうでもいいや。多分ハシボソガラスでしょう(笑

多分気にする必要のないことなんだけどね・・・。

素敵な模型屋さん
これも好き
模型ばっかの話だけど、子供の「憧れ」や「夢」を描いているから
模型に興味のない私でも退屈ではありませんでした
もしかして、小さい頃の森さんの夢だったのかな
と少し思ったりもした。


すっごくいいってのはひとつもなかったです

地球儀のスライス

April 12 [Sat], 2008, 14:46
 

だいぶ前に買って、なくしたと思っていた本が出てきました
親が物置に片していたらしい・・・


小鳥の恩返し
森博嗣にはもうあまり期待をしていなかったんですが、
これはおもしろい

後味の悪さも良い味に変わってしまいます
見直したぞ、森博嗣


片方のピアス
双子入れ替わりトリックを考える人って、双子の知り合いいないのかな
見分けつかないほど似てても、親しくなれば絶対わかるって
ラストがうやむやになっていたのは、逆に良かったけど。


素敵な日記
オチがよくわからなかった
SF的な作品ショートショート風な・・・わからない


僕に似た人
S&Mシリーズではないようで、S&Mシリーズです
シリーズを読んでいない人には全くわからないけど、
わからなくてもおもしろいですよ
切なく、悲しいです
私は後のほうにある作品のヒントで、

はぁぁ〜〜〜〜〜

と気づきましたから(笑
そんで検索して調べてみたらやっぱりでした

私の途中までの解釈↓ちょっとヒントになるかもなので伏字。
主人公は知能障害児。まあ君は、人間じゃなくて犬。
これで納得してました。


多分正しい解釈↓
まあ君のお母さん=萌絵。
まあ君のお父さん=諏訪野(萌絵の執事)
森作品で犬が出てくるといったら私はS&Mシリーズしか知らない
(ていうかそれしか読んだことない)のでピンと来ました


読んでない人はこの解釈を読んでもピンと来ないだろうな〜
勘のいい人は、高層マンションに住んでるって辺りでピンと来るかも。
シリーズを知っている人は納得がいくと思います


石塔の屋根飾り
考古学をイメージできて楽しいクイズだった
答えには確かに納得はできたけど、なんだぁ・・・って思ってしまいました
まどろみ消去でも思ったような気がするけど、
S&Mシリーズの短編はあまり好きじゃないです


マン島の蒸気鉄道
これもS&M。
機関車に興味が全くないので、つまんなかった
流し読み程度に読んだのであんまり頭に入ってない
それに、2つのクイズが入ってるけど、ひとつは答え出てなかった
そして二人だけになったでもそういうのあったな・・・。


有限要素魔術
よくわかんない・・・
死んだ男が幽体離脱したってこと


河童
これもよくわかんない
本当に自殺だったのだとしたらあの恐い女が存在する意味は
消化不良だし、なんか気持ち悪い愛したって何・・・


気さくなお人形、19歳
これはVシリーズの登場人物が出てる。
Vシリーズは読んでないけど、いつか読もうと思って調べたことがあるので、
小鳥遊の名前だけは知ってました。
内容は普通。でも人のパスポート使うなんて無理でしょ


僕は秋子に借りがある
オチはバレバレだったけど、良かった
秋子のキャラが好きじゃないけど「だよう」という語尾にイラッ


9編だけだから1つずつ感想書いてみたけど、思ったより長くなっちゃったな(笑
意図があってのことなんだろうけど、自己満足で書いたように感じる作品が多々ある
でも、良いのは本当に気に入ったので、森博嗣はもういい・・・
と思っていたけど、また気になり出しました

そして二人だけになった

February 04 [Mon], 2008, 23:25
 


実は長編のS&Mシリーズ以外の森作品は初めてです
かなり久々の森作品でもあります
でもキャラクターは違っても、森博嗣らしさは出てますねーかなり
天才・変人・金持ち・変わった苗字。憧れでも抱いてるのかな

結構長いけど、おもしろかったのでわりと早く読み終えました
登場人物はどの人も好きじゃなかったけど、主人公の二人が
どちらも他人を演じているっていうのがおもしろかったし、
二人だけ残る、そのどちらも犯人ではない・・・というのがすごく気になった

森作品を何冊か読んだことのある人ならわかると思うけど、
結構ありえない設定を作ってしまう人です。
真面目に書いてるから気にならない人もいるかもしれないけど、
よく考えるとアホらしいくらいの。トリックがね。

S&Mシリーズは3年くらい前にハマッてて、途中まで読んだけど
トリックに魅力を感じたことは一度もないです。
気づかないわけないじゃんとか、そんなのが多い
動機もあまり納得できたことはない。
単に萌絵と犀川のコンビが気に入って読んでました。
当時はお金がなくて古本屋で買ってたけど、今もこれから残りのシリーズを買うとしたら
古本屋で買うと思います(笑

(余談なので薄字w)


で、これもありえないトリックだった
いくらなんでも無理があるよぉ・・・・・とは思ったものの、一応はすっきり
と思ったら覆って・・・
私の嫌いなタイプのオチになってしまいました
しかもこのオチ、読んでる途中に(ていうか最初に)一度考えたものでした

さすがにユカのほうも人格のひとつだってことは考えなかったけど
私は基本的に精神障害者が犯人のミステリーというのが嫌いです。
例えば殺人犯が実は精神障害者で、
自分のしたことに気づいてないとかなら別にいいんだけど、
探偵役とか主人公がそうだったら、何とでもできるじゃん


でも最後動機がわかればいいや〜と思ってました。
途中まではちゃんと説明がある納得できるものではないけど、
いつものように天才だから・変人だからと納得するしかない
最後の最後「言いたくない」そんでわからないまま終わり
気になってしょーがないよ

途中まではおもしろかったんだけどな・・・
プロフィール
  • ニックネーム:みぃ
  • 性別:女性
  • 趣味:
    ・読書
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読書大好きです
最近本の好みが変わり、ミステリよりも文章を読んでいて楽しくなるものを好むようになりました。
文体重視というとちょっと違うような気もしますが、それに近い感じです(笑

画像隣の「」は一応評価です。
2009/4/7から今まで5段階評価だったのを6段階に変えました。

2009/6/16また変更
基本5段階評価で、「+」は半分の意味です。


好きな本を酷評していたりしたらすみませんです

ネタバレすることがあります。
未読の方は気をつけてください!!


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