歪んだ音 1 

December 28 [Wed], 2005, 15:26
大阪郊外の公立高校。
学区内ではトップの進学を誇る優秀校だが、それを知るのは地元の人ばかりで、全国に名を馳せる中高一貫の進学校とは、全く違う特色を持った高校。
生徒は中学時代を勉強の缶詰で過ごしたものは少数派で、たいていはクラスの勉強もできるが部活動にも励み、スポーツもしてきた者だった。
だからこの学校でも自由な校風が栄え、生徒自治が行われ、多様な部活動が盛んに練習に励んでいた。
そんな学校の広いグラウンドの片隅。
府の予算で取り壊されないまま残った旧校舎があった。
校舎からも離れたこの場所は、俺らの活動場所にうってつけだった。
ラグビー部の野太い掛け声、女子ハンドボール部の歓声、マネージャー達の声援。
その間から俺達の音が聞こえるのだ。
オーバードライブをかけて歪んだエレキギーターのとがった音と派手なプレイにグールヴ感の滲むベースがのって曲によりリズムを与える。
それを感じながらドラムがタイトなリズムを刻んで1つのバンドが形を成していく。
3つの楽器が集まっただけで、音は混ざり合い、刺激しあい、色を深めて、1つの楽器の3乗分の音色をだした。

初めまして 

December 28 [Wed], 2005, 15:19
HN毒林檎と申します。
これから、私の小説・詩などを掲載していきたいと思います。
駄文にお付き合いいただけたら幸いです。
感想随時大募集です。
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