宇宙戦隊キュウレンジャー Space.7 「誕生日をとりもどせ!」 感想

March 26 [Sun], 2017, 23:59
 注:以降ネタバレ有り

 
 今週は『超スーパヒーロー大戦』公開に伴う春のコラボ回かつバランス回でした
 つってもコラボ要素抑え目でバランス要素の方が大きかったですね

 
 今週のダイカーンは、「誕生日を奪う」能力を持つトゥーミー
 
 
 誕生日を奪う、って最初「?」ってなりますけど、それに伴う「幸せ」を奪っていくってのはなかなかに悪の怪人らしくて面白いです
 奪ったものが自分のところに来るから「Happy Birthday to me」「トゥーミー」って名前も上手いなと
 「命日になっちゃったァ〜〜!!」って断末魔で爆笑したわ

 
 コラボ怪人枠は『スーパーヒーロー大戦Z』からスペースイカデビル
 今だから言うけど、正直スペースイカデビルってなんか原典イカデビルの尖った個性を削いだ感じのデザインであまり好きじゃあないんですよね……
 スタイリッシュにすればいいってもんじゃあないぜ
 (スペース蜘蛛男は星を散りばめたマントと良い感じにもっさり感が抜けててバランスが良いなと思うんですけど)

 
 
 エグゼイドはまさかの「エグゼイドキュータマ」による召喚での登場で驚きましたね……
 考えると例年なら春映画コラボおもちゃになる枠じゃないこれ?(スーパー戦隊ウィザードリングとかデンライナーレッシャーみたいな)
 レベル1が動いてるとこめちゃめちゃ久しぶりに見たな

 
 「クロスオーバー大好きなおれ」の目線で見ると物足りないものもあったんですけど、「EXCITE」が流れたり現行主人公同士で握手したりと好きな要素は結構詰め込まれてましたネ

 
 
 コラボを挟みながらもバランスの人物像、バランスの為に誕生日を取り戻そうとする仲間たちといった面でも面白い回だったと思います
 
 「誕生日ってのは、主役が嬉しくなるだけの日じゃない。祝う人間もすっげー嬉しい日なんだ!」
 「産まれてきてくれてありがとう。おれと出逢ってくれて、ありがとうってな」

 
 って台詞でちょっとウルッときたよ
 考えると「産まれてきてくれた命にありがとうと言う日」である誕生日のエピソードに「命を救うライダー」であるエグゼイドが客演するのもなかなか粋ですね
 
 
 次回、Space.8 「司令官ショウ・ロンポーの秘密」

仮面ライダーエグゼイド 第23話 「極限のdead or alive!」 感想

March 20 [Mon], 2017, 1:02
 注:以降ネタバレ有り

 
 子供の頃に考えたのが〜〜ってのは以前も書いたんですけど『龍騎』のミラーモンスター誕生の経緯を思い出します
 主人公が他のライダーに比べて何度も奇跡を起こしたり、強くなっていくことができるのを「世界初のゲーム病患者」って点で納得のいくものになっているのはこの段階までくると本当見事な話運びですね
 
 
 マキシマムマイティXガシャットで変身した、仮面ライダーエグゼイド マキシマムゲーマー レベル99
 RPGなどの「カンスト」状態の「レベル99」をちゃんと「レベルMAX」として取り入れて来たのがゲームのライダーならでは!だなと
 パワードスーツみたいな重厚感と胸の顔のインパクトがすごい

 先週も書いたんですけど、
 
 貴利矢の遺したデータとドライバーで変身して、

 飛彩がそのデータを見つけ、永夢を𠮟咤激励し、

 大我が考え資金提供した「ゾンビを倒す為のガシャット」の雛型にそれを注ぎ込み、

 永夢が体内のバグスターウィルスでガシャットに仕上げて使う


 っていう4人のドクターにして仮面ライダー達の「協力プレイ」であり「チーム医療」の結晶とも言える形態なんですよねこれ
 

 
 めっちゃ久々にバグスターユニオン出て来たな!と
 1〜4話までの個体の合体したデザインになっているのもツボです

 
 体内のバグスターウィルスの抗体をリプログラミングしてライダーの力を奪う、ってのは永夢たちドクターが社長を倒す上では最善の方法だったと思います
 作中でも明言されてますけどドクターが命を奪うのアレですし、ドクターでなくたっていかなる相手だろうと、いかなる理由があろうと人が人を殺すことを是にしちゃいかんですよって話で
 
 
 「ゲンムを消せ」
 「あいつは人として死んでたようなモン」
 「レーザーの命を奪ったあいつを、許せるのか?」

 という「感情」の面では納得できなくもない囁きで揺さぶって来る描写があったからこそ、「道理」の面で筋を通して不殺に持っていくのも良い流れでした
 一個人の「感情」ではなく人として「道理」を通してこそのヒーロー、ですしね

 
 それだけにパラドによる「敗者に相応しいエンディング」としての処刑が際立つってのもありましたしね……
 何だかんだでここ数話はパラドクスがゲンムと敵対することもありましたけど、「敵の敵は味方」なんて曖昧でなあなあな流れでなく明確に考え方も目的も全く別のベクトルの異質な相手としてパラドを描き出す意味でも成功したんじゃないかと思います
 ただバグスターウィルスに感染させただけじゃゲーム病になるだけだから、蓄積された死のデータを注ぎ込んだってのがまたエグい
 
 
 「死ぬのは嫌だ」と恐怖しつつも「……私は神だ! 私の夢は……不滅だァーーッ!!という断末魔で、悪党は悪党らしく、最期までぶれない一人の人物として描かれたなと
 悪党なりに悪としての筋が通ってる絶対悪ってのは、悪い奴なのにどこか見てて気持ちいいものがあるなーッと常々思ってて……
 社長はまさにそんな感じのキャラクターだったんじゃないかと思うんですよネ

 ……つーかここでも「GAME OVER……!」使うならこないだギャグに使ってんじゃあねーよホントによォォ〜〜

 
 それを受けて本気で心から泣く永夢がね、また凄く良い
 永夢にとっては貴利矢は「ゲンムにやられた後で駆け付けたせいで既に手遅れ」でしたけど、社長の場合は「助けられたのに助けられなかった命」だからまた意味合いが違いますしね
 今まで「ゲンム!」って呼んでたのが最後に「僕は黎斗さんの笑顔を取り戻したい」って言ったのもグッとくる

 良くも悪くも話の中心に居続けた社長が退場することで、次回以降の「新章」がどう話を転がしていくのかが本当に楽しみですね

 
 次回、第24話 「大志を抱いて go together!」

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.6 「はばたけ! ダンシングスター!」 感想

March 19 [Sun], 2017, 23:20
 注:以降ネタバレ有り

 今週はペガサスキュータマこと「ペガさん」を登場させつつのハミィ回でした。
 ガルとハミィがケンカしたりという描写もあったりで、「9人揃って、段々と一つのチームになっていく」過程を描いた回でもあったと思います

 
 ペガさんのキャラはほんと濃いな!と
 てらそまさんで関西弁ながら、キンタロスとはまったく違ったベクトルに仕上がっているのは脚本の妙。
 設定上はシシレッド以外にも使える筈なんで、今後レギュラーキャラと何かしら関わる回がまたあるといいんですけどネ

 
 ハミィは「イマドキのJKっぽいキャラ」ってことでいつか「でも結局、ラッキーって運だけじゃない?」とカルいノリで何気なく言うようなエピソードはあるかなーと思ってたんですけど、「忍びの家系でずっと努力してきた」という点で割と真面目な感じに落とし込んできましたね
 
 
 今週のダイカーンはデンビル
 「集団行動」「規律正しく」を押し付ける、ってところで「ばらばらな9人がひとつになっていく」に対してのアンチテーゼになりながらもディストピア感が出せる、上手いポジションのキャラでしたね
 
 
 
 劇中でも言われてましたけど、「皆でひとつの動きを見せる」って点を「強制されてやる」のと「自分たちから楽しんでやる」のとでは些末ながら大きな違いなんですよね
 ダンスが用いられたのは、「皆でやることを楽しむ」って点で一番わかりやすいからなのかなと

 
 
 敵の準レギュラーになりそうな、キュウレンジャー抹殺の刺客として送られたイカーゲンマーダッコも登場。
 
 イカーゲンの声は大ベテランの塩屋翼さんですが、東映公式によると「とあるアニメの強烈なキャラクターの声をきいて監督と、この人にしましょう!と即決した」とのこと。
 これは『ジョジョの奇妙な冒険』ウィル・A・ツェペリ、通称ツェペリさんのことだろーなーと
 ツェペリさん演るまでここ数年は音響監督や講師としての仕事が多かったですしね塩屋さん

 バランスの小野さんも東映公式で仗助について言及されてましたし、アニメ版ジョジョが東映特撮に波及力を持ち始めているのを感じます
 (アニメ版のメインライターが小林靖子さんだからってのもあるのかな)

 マーダッコはなんつーか、ガワエロ!って感じ
 タコをモチーフにしつつ外ハネっぽい髪型とか、際どいラインの黒ショーツとか……
 キタエリが普段演らないヤンキーっぽい感じの喋りがまたいいんだ
 つーかラプターといいキュウレンのガワエロ特化やばない?

 次回はまだこの2人との直接的な交戦は無いようなので、今後のスティンガー以外の面々との対決が楽しみです
 
 
 次回、Space.7 「誕生日をとりもどせ!」

仮面ライダーエグゼイド 第22話 「仕組まれたhistory!」 感想

March 13 [Mon], 2017, 23:43
 注:以降ネタバレ有り

 
 今回は今まで以上に社長回!……というか、今のエグゼイドって良い意味でも悪い意味でも彼一人で話を動かしてますから、その極みたる回なんだよなァって
 グラファイトが正体を明かした頃に提示された「悪党でも患者なら救うべきか否か」ってところに再び切り込んだ内容でもあったと思います 
 
 
 先週「あと一体のバグスターは何だろう」と書いたんですけど、そういやシャカリキスポーツのバグスターはまだだったなと(すっかり失念してました)
 シャカリキスポーツのバグスターってことで「チャーリー」バグスターってのは純粋に上手いと思いましたね

 
 
 貴利矢は先週の話でも触れられてましたけど、世間的には失踪扱いになってて真実を知るのはドクター達だけ……なのは仮面ライダーが「人知れず戦う戦士」であることを考えるとなかなか良いなと
 貴利矢の遺したプログラムを飛彩が発見し、大我が開発を提案したガシャットにそのデータを注ぎ込んで来週永夢が使うっていう4人のドクターの「協力プレイ」なんだよなァ

 
 
 サブタイトルの通り、永夢の人生は社長によって仕組まれていたものだったんだなと実感させられる衝撃の告白でした
 今週の展開を踏まえてみると、高校の頃に一人称が「俺」のオラついた性格だったのは「8年間の間にバグスターウィルスがゆっくりと成長していたから」で、それが財前美智彦の手術によって体外に出た為に本来の人格が主になった、つまりは「俺」の天才ゲーマーMが主人格と見せかけての「僕」の研修医・北条永夢が主人格ってことなのかな 
  
 
 『ボーズ・オブ・テラ』はギャグで流されちゃいましたけど、ゾンビ対策としては割とマジに良いチョイスだったんじゃないかと
 ゲームとしても「僧侶がレベルを上げて、ゾンビが跳梁跋扈する世の中を成仏させながら冒険する」っていうRPGみたいですしね
 もう一個の『お経でポクポク』も気になるぞ

 
 
 全然反省してないどころか、CRを隠れ蓑にするってところは先週の予告の段階で予想できたんですけど(ゲンム究極の変身!ってやってましたしね)、ガサ入れが入ったのは予想外ってところ若干笑っちゃいました
 いやだってそこまで計画の内かと思うじゃん?
 そこら辺で詰めが甘いのが何と言うか「らしい」っちゃらしいんですけど

 
 
 そして、ゾンビゲンムは遂にレベルXへ。
 見た目的には変化なしで、クリティカルデッドの影法師達が全てゾンビゲンムになるっていう技の面で進化を見せて来たのは演出として上手いですね
 予算的にはCGモデル作って動かす従来のクリティカルデッドより、こっちの方が撮ったゲンムを切り貼り合成すればいいから楽なんやろなァ

 
 次回、第23話 「極限のdead or alive!」

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.5 「9人の究極の救世主」 感想

March 12 [Sun], 2017, 22:12
 注:以降ネタバレ有り

 
 
 遂にキュウレンジャーが9人揃う、という序盤としては一区切りになるエピソードでした
 スティンガーの一件はどうするのかな、と思ってたら「ショウ・ロンポーの送り込んだスパイだった」という点で割とあっさり、ながらも納得のいく解決法でしたね
 
 つってもスティンガーとチャンプはまだ博士の一件がありますし、本当の意味で「9人が一つ」になるのはもうちょっと先なんじゃあないかな
 (とりあえずスティンガー本人が博士を殺った可能性は限りなく低くなったと思う)


 あと、友人の感想を見て気づいたのは

 「9人の究極の救世主」

 って「究」の字に「九」が入ってますけど、「救」って字もローマ数字の「\」に見立ててるのかなーとなんとなく
 
 「『きゅう』にんの『きゅう』きょくの『きゅう』」せいしゅ
 
 で韻をふんで、かつ

 「『9』にんの『九』きょくの『\』せいしゅ」
 
 っていう字の遊びにもなってるんじゃあないですかね

 
 スティンガーの兄貴、スコルピオは回想だけかと思ったら「ジャークマター最強の殺し屋」という触れ込みや「どうしてオレ達を裏切ったんだ!?」という別れからしてスティンガーの一年を通しての大河的要素に繋がって来そうです
 『鎧武』で一年を通して濃いキャラクターを見せてくれた久保田さんが、戦隊ではどういった演技を見せてくれるのかも楽しみですね
 やはり戦隊とライダーだと芝居の魅せ方って違ってくるよなーッって思うところは結構あるので……
 (近年だと矢車さんとアニーを演じた徳山さん辺りが解りやすく違いを見せてた感じ、草加とバドの村上さんは良い意味でどちらも安定してたなって)

 
 「おれ達が頑張るから皆も頑張ろうと思える、おれ達は皆の希望になれる」
 と、「救世主を名乗る」というある意味ではもの凄く傲慢なキャッチフレーズに対してのアンサーも上手かったです
 
 「チキュウに住んでいる人自身が頑張ろうと思わなきゃ、ジャークマターから解放されたいと思わなきゃ駄目なんじゃあないか」
 という部分を「なんかモヤモヤする」と抽象的な心情にして入れ込んでくるあたりも、「熱血おバカキャラに見えて、その実自分なりのロジックと思慮がある」って点でルフィを彷彿とさせますねーラッキー
 (つっても、侵略という形ながらも安定してたところを部外者であるキュウレンジャーがダイカーンを刺激して余計に煽ったのは確かなわけで反感を買って当たり前なんだよなァ)


 ブラック・ジャックで言うところの「患者自身に治ろうと思う気持ちが無ければ治療にも意味は無い」みたいな
  
 
 エリードロンは退場しちゃいましたけど、序盤の幹部格にしてはあっさりすぎる気がするんで今後何かしらの形で再登場はありそうです
 まだ5話でキャラも立ってない時期ですしネ……
 デレプタみたいに「実は生きてて復讐のチャンスを」ってのが一番ありそうかな

 
 スティンガーをスパイとして送り込んだのを「忘れてた」って言ってましたけど、これ100パー嘘だろォと
 お調子者でとぼけたように見せての切れ者、ってのはやはり間違い無さそうですネ
 (そのぐらいじゃねーとあの濃いメンバーまとめきれねーよなーッってのもある) 

 
 次回、Space.6 「はばたけ! ダンシングスター!」
プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:度近亭心恋
  • 性別:男性
  • 誕生日:1992年7月13日
  • 血液型:AB型
  • 現住所:福岡県
  • 職業:会社員
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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