(無題)

November 08 [Sun], 2009, 7:28
風景の終わり
満たされない午後12時38分の淡い幽閉
立ち止まって気付いた
握り締めた掌は依存に塗れていたことに
腕が痛い
見て見ぬ振りをしたぬくもりが悲しい
追い求めた安らぎは気付けばただの抜け殻になっていて
辿り着くべき場所がわからなくなっていた
ただの独り善がりだと
解っている振りを続けているのだと
欠け続けている私が叫ぶ声がどうしようもなく痛い
何を見てきたんだろう
今更失った自分を求めて縋りついてしまいたい
叶わない
消えない
怖いんだ
どう足掻いても本心が見つからない
空っぽの自分を認めることで
虚言を繰り返す今を眠らせることができるのかな
鏡に反射する歪に細めた目が
今更、今更高笑う
仮面を剥いだ
知りたくもなかった
ぐちゃぐちゃに思い知ればいい
否定すればするほど
悲痛に這い回る盲目の残骸
なぜか扇情的だった
繋げれば完成できると思った
触れてしまえば崩れる体温だと解っていたから
見たくなかった
気付きたくなかった
理由なんか用意していない
真っ赤に笑ってさよなら
目の前で快楽自殺の一人舞台が始まる
さようなら
さよなら
折り重なった哀れな残骸
非力な笑みは愛していた夢うつつの薄紅に溶ける
格好の餌食に呟いた
声は
聞こえない
朽ちてゆく指人形に
ことりと切れた感情が一つ、二つ
灰となって消えろ
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