「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾

2012年02月20日(月) 17時55分
「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾

東京に出ている妹から不可解な電話。。
帰ってくると約束した週末にも戻らず、
康正は妹のもとを訪れると。。。

証拠品を自らのものとし、
正規捜査手段をとらず、
自ら犯人を探し出そうとする康正。。


加賀恭一郎シリーズ その3


本が切れて、何を読もうか本屋をプラプラ
辻村さんと迷い、コレにする

康正が足を踏み入れた現場の情況は、何とも謎が多い。
犯行を隠そうとしてるのかどうなのか??
そんな中に紛れる自殺ではない証拠。。。

容疑者2人は、口を開くが、
そこにはどうにも嘘が混じっていて。。。

様々な証拠は康正に持ち去られ、
単純な自殺と判断されつつある中、
ひとり康正のまわりを動き回る加賀。

そして、
あれやこれやの仮定と検証の繰り返しは、なかなかに楽しい!
康正は納得できる結論を得られるのか?と読み進めて、、
はっきり書かれないラスト。

あれがそれならで犯人はあっちかなと。
で、よく読ませてもらいにいくこちらに見解があって、
うむうむと。
シンプルな筋に実はカナリ細かい小技。
全然気づかなかったけど、すごいな〜東野さん。

このシリーズ進めるぞ!
次は、「悪意」。



★★★★☆ 602

今は、「いとみち」越谷オサム を読み終わり、
「はやく名探偵になりたい」東川篤哉。


■■トラックバック先■■

山手のドルフィンさん  「The 近況報告!〜今度は多摩川のほとりから
itchy1976さん  「itchy1976の日記

□加賀恭一郎シリーズ

1 卒業 
2 眠りの森 
3 どちらかが彼女を殺した
4 悪意
5 私が彼を殺した
6 嘘をもうひとつだけ
7 赤い指
8 新参者
9 麒麟の翼


「眠りの森」東野圭吾

2011年11月10日(木) 10時20分
「眠りの森」東野圭吾

高柳バレエ団に忍び込んだ男が殺害される。
それは正当防衛だったのか?

捜査にあたる加賀たちは、
ある種特殊なバレエの世界に戸惑いながら
関係者の話を聞いていくのだが。。。



加賀恭一郎シリーズ その2


なんだかバレエに関する記述が細かくて、
ホントそんなにストイックなもなのかーと思ってた。
けど、コレを書くにあたり、
東野さんはカナリの回数バレエを観たらしいので、
リアルなんだろうなーとおもうと、スゴイ。

ちょっと微妙な状況だったんで、
正当防衛であることの確認をしていたら、
バレエ団で新たな事件が。。
という感じで、
よくわからないまま事件が起きて。。。って流れ。

事件は、過去が絡んでいたり、
よくわからなかったものたちが、だんだん明らかになっていく過程は、
恋心と、バレエの特殊性?が絡んでいたりで、とっても楽しめる!
それらが澱みなくキモチよく流れていく感じは、
さすが東野さん!だな〜

シリーズものとしては、前作が少し関係しつつ、
淡い想いを抱く加賀が描かれたりするので、
さらに、オレの中の加賀に血が通って次が読みたくなった!

次は、「どちらかが彼女を殺した」かな



★★★★☆ 586

今は、「切れない糸」坂木司。



□加賀恭一郎シリーズ

1 卒業 
2 眠りの森
3 どちらかが彼女を殺した
4 悪意
5 私が彼を殺した
6 嘘をもうひとつだけ
7 赤い指
8 新参者
9 麒麟の翼



「卒業」東野圭吾

2011年09月16日(金) 20時22分
「卒業」東野圭吾 

大学の仲良しメンバーである祥子が
自室で手首を切って死んでいるのが見つかる
自殺と思われたが。。

混乱する仲間たちだが、、
第2の事件が起きてしまう。。。。

加賀恭一郎シリーズ その1




久々の東野さん。
そろそろ再開しようと、とってあった加賀もの開始!

祥子は自殺だったのか?なら動機は?
と、仲間たちは悩んだりして、
次に起こる第2の事件も、彼らに大きな影を落とす。
2つの事件の真相は果たして!?

図があったりで、いかにも推理っぽい雰囲気が楽しい。
でも、
読者にわからせる(というかアホなオレが気づく)感じは
もうちょっとあってほしかったな〜と思ったー

祥子の死の動機ってのが、なんとも。
そりゃあ、なにもかも人それぞれだろうけども、
そんな勘違いと言葉(あんだけのこと言うほうも言うほうだけどー)
とで死んでたら
大変だよなーって印象だった(笑)

クレセントのトリックも、おい!それかよーー
な感じで、楽しかった!けどー

とはいえ、謎だけではない。
青春モノ的な感じで、社会にでる前の若者たちが描かれてて、
そういう部分の楽しさのが大きいかな〜

読んでいくぞー
次、「眠りの森」。



★★★☆☆ 575

今は、「最初に探偵が死んだ」蒼井上鷹。



「白銀ジャック」東野圭吾

2011年01月20日(木) 9時00分
「白銀ジャック」東野圭吾

スキー場が”ジャック”された
ゲレンデのどこかに爆弾を埋めたという
人質はゲレンデを楽しむ人たち全て

経営側は、犯人に従うしかなく、
”身代金”の要求に答えようとするのだが。。



創作秘話


久々東野さん。
滑り友だちのリヨさんからレンタル。

創作秘話でとある映画について語ってることに対して、
東野さんの考えも書かれてたり、
純粋に楽しめる描写もあったりして、
同じ雪山を愛する者として、
共感できる考えが書かれてて、そういう部分はいいな〜

”ジャック”の根幹にある問題も、
実感として持ってるので、わかりやすい。

とはいえ、
それは、軸となるのは”ジャック”自体。
そっちのほうは、
なんだか、
あまりに手軽に書かれていて、
東野さんって、こんなにライトな感じだっけ?
って思った。

けども、当然それを含めて狙いなんだろう。
個人的には、もうちょっと重厚さが欲しかったな〜
というのが感想。

最近、東野さん読んでないな〜
そろそろ読みたいな〜



★★☆☆☆ 517

今は、「半分の月がのぼる空」橋本紡
「百瀬、こっちを向いて。」中田永一 を読み終わり、
「折れた竜骨」米澤穂信。

「容疑者Xの献身」東野圭吾

2007年08月31日(金) 18時46分
「容疑者Xの献身」東野圭吾

自室で元夫を殺害していしまう母娘。。
そこに隣人の高校教師・石神が現れ、
状況を察し手を貸すという。。

聞き込みにあたる草薙。
相談される湯川。
偶然、石神は湯川の大学の同期で。。

湯川助教授シリーズ その3



やっと読んだ!
ほとぼり冷ませ過ぎたかな(笑)
カナリ前から、スタンバイ済みだったんだけど。

見事にやられた。。。という感じ。
「幾何の問題に見せかけて、代数の問題」
これにはまったってことかな。

まず、石神。
初めから、東野さんが数学ネタを絡め形づくっていくキャラ。
理系人間としては、つかみやすい部分あったかもな。
途中、フェイントもあったりするのがニクイ。
けど、それがトリックや石神の本質に絡んでたりでさらにニクイ(笑)

批判の多い?動機・献身も
自分の中に出来た石神からすると、しっくりきた。

ところで、純愛か?信仰に近いなと思った。
ぐっときた。

トリック。
もう、ズルイ(笑)

いろいろある手がかりは、石神が何故?と思うものが多い。
でも、そもそもの行動原理があれだと説明されたら、、、
何もかも納得しちまって。。
手段も、王道中の王道。。
だから余計にくやしい。やられたーー

でも、あまり考え過ぎずにすらすら読むのは、正解かな。
あとあと考えると気になる部分とかあるし。
と、ちょっと負け惜しみ(笑)

石神・トリック。どっちも楽しめる。
それに加えて、
今回は、湯川の石神を想う人間クサイ部分も見れてよかった。
ちょっぴり、お馴染みの”実験”挟んでるし(笑)


だけど、なんかちょっと軽かったかな。
掘り下げる部分が大部分なのかと思っていたら、最後くらい。
トリックがほとんどってのが残念。
石神の内面にもっとページが割かれていて欲しかった。。

久々の東野さん。
やっぱ、スゲエ。
そろそろ再開するかな〜



★★★★☆ 278

今は、「夏と花火と私の死体」乙一。


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