「くるくるコンパス」越谷オサム

2012年04月12日(木) 12時13分
「くるくるコンパス」越谷オサム

東京駅に立ち、昔を懐かしむ男。

中学生の将棋部3名は修学旅行において、
教師たちが警戒する京都を抜け出し、
大阪に引越した”元部員”と会うことを計画。

さて、うまくいくのか?





好きな作家さん新刊ラッシュ!その3。

これは、もう、非常にシンプル。

怖い体育教師やら、マジメ女子やら
修学旅行の非日常感とか、見知らぬ土地での冒険とか、
オヤジが懐かしむには遠すぎるような気も(笑)

中学生らしい、しかも活発でない将棋部という設定が、
この冒険にちょうどいい感じで楽しいな〜

児童書くらいのライトな感じと、
ご都合主義的な展開は、物足りないなーと思うものの、
最後に昔から今にフェイド・インしていって
自分にとって、手近な今と現実に落ちてくあたりはイイかな〜
ちょっと、とって付けた感はあるけど(笑)

いずれにしても楽しくて、
文字数も少ないので、ラストは寝る前に一気読み

越谷さん楽しいな〜
ガンガン書いてください!



★★★☆☆ 616

今は、「イルミネーション・キス」橋本紡。


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苗坊さん  「苗坊の徒然日記




「いとみち」越谷オサム

2012年02月20日(月) 20時03分
「いとみち」越谷オサム

強烈な津軽弁の相馬いとは、
自らを変えようと、
本州最北端のメイドカフェでバイトすることに

そこは、人見知り+ドジっ娘ないとには
少々厳しいところ。。
果たして先輩メイドたちに鍛えられ、
一人前となれるのか!




いやーおもしろい!
すげえや越谷さん

ドジっ娘いとの奮闘ぶりと訛ぶりは微笑ましくて、
先輩メイドも店長もお客も、登場人物たちはみんなイイひとで、
メイド奮闘物語を気持ちよく楽しく、よめる!
けど、それだけじゃない!

そういう中に、
青森だからこその、問題だとか都会との距離とか関係とか
”田舎の閉塞感”的な雰囲気を挟んだり、
高校生になっての、友達とのこと。
幼い頃亡くした母のこととか父、祖母、家族のこと。
そして、津軽三味線。
ちょっとずつ、ぐっとくる小ネタを含みつつ、
後半に盛り上げていくペース配分はとてもイイ!


まあ、あんまり多くを語る必要なし!
おもしろいわ


さて、これで越谷さん新刊待ちだっ
楽しみーー



★★★★★ 603

今は、「はやく名探偵になりたい」東川篤哉。


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苗坊さん  「苗坊の徒然日記






「せきれい荘のタマル」越谷オサム

2011年12月21日(水) 12時39分
「せきれい荘のタマル」越谷オサム

静岡から東京郊外の大学にやってきた寿史。
そこには、同じ予備校だった女子がいるのだ

恋心を隠し、映画研究部に入り、
大学生活をエンジョイ!するはずが、
入居した「せきれい荘」の隣には、
タマル先輩がいた。。





楽しい大学生活!青春!的な話。

タマル先輩は、とにかくハタ迷惑なヒトで、
思いついたら行動に移すその力は、ハンパない。
けどもそこには悪意がないだけに、
誰も手がつけられない恐ろしい先輩。

タマルも所属する映画研究部は、
なぜか、撮影班、鑑賞班にスッパリ別れていて。。

なんで、映画研究部が分裂してるんだ?から、
酒の場で過去の出来事が分かってきて、
”本尊”失踪事件から、話が動きだす。

やっぱり、イイ感じだ!
細かい話も含めて全体が動きだす感じとか、
次第に変な展開になってってどうすんだよ〜ってとこで、
活躍する、タマル先輩。

そのタマル先輩にも。。なベタ展開もイイし、
そこで触れられる越谷さんの想い?は、
話の流れと相まって、
一段、この話をオモシロくさせてると思うな〜

常識的一般人(読者)代表としての寿史、
非常識ながら、こういうのはどうだー!
って感じの極端な方向性をもたせた、タマル。
そこに込められたメッセージは、キモチイイ!

いやいや、越谷さん読もー
次は、「いとみち」かな〜



★★★★☆ 594

今は、「謎解きはディナーのあとで2」東川篤哉


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苗坊さん  「苗坊の徒然日記

「金曜のバカ」越谷オサム

2011年11月22日(火) 17時33分
「金曜のバカ」越谷オサム

金曜のバカ/星とミルクティー/
この町/僕の愉しみ 彼女のたしなみ/
ゴンとナナ

の5編の短編集。







いやいや〜越谷さんオモロイ!

とにかく、どれもこれも読みやすい。

おふざけ感だとか、ベタ・甘な部分が、
ちょうどいい強さで、いい配分に感じる。
あと、ガチッと書かれない部分に、
ん〜〜〜と想える感覚的な部分??があるのがイイ!

そして思うのは、
男が好きな女子とか展開なんじゃないかな?と。
しかも、若い男子ってより、オヤジに受けそうかな〜


感想それぞれ。

「金曜のバカ」

 金曜日が憂鬱な女子高生は、
 ある金曜日の下校中に不振な男と出会い。。。

 おいおい!なおふざけ気味な展開でありながら、
 結局、2人が成長していってる雰囲気って流れ、、イイ!
  
「星とミルクティー」

 ひとり流星を眺めていたら、
 同士が現れ、暗闇の中しばしトーク。

 ただの淡い想い出だと思ったらの、あーなるほど。
 んーステキでしょ!こりゃ。 
 
「この町」

 愛媛に住んでる主人公は、冬休みを利用して、
 彼女と東京に行こうと企んでいた。

 東京への憧れとかそういうのはわからないけど、
 歳重ねるとわかってくることってあるよな〜

「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」

 淡い想いを抱いていた女子と、
 恐竜展に行くことになったのだが。。。

 自分の正体を告げ、彼女の企みを知る。
 深刻かと思った彼女の問題がなんともよかった〜(笑)
 ほほえましいよなー

「ゴンとナナ」

 部活を辞め、海辺を散歩するナナ
 そこに同じ部活の後輩男子が現れ。。。

 節操ねーなーな男子が去った後のゴンの告白は楽しい!
 そこに含まれてる想いとか、いいね〜


越谷さん読むぞ!
次は、「せきれい荘のタマル」



★★★★★ 589

今は、「嫉妬事件」乾くるみ。


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苗坊さん  「苗坊の徒然日記


「空色メモリ」越谷オサム

2011年08月18日(木) 18時48分
「空色メモリ」越谷オサム

文芸部のハカセと仮文芸部のブーちゃん。
地味に放課後を過ごす彼らのもとに
新入生のメガネ女子がやってきて、
なんと、入部することに!

そんななんてことない日々を、
”空色メモリ”に記していくブーちゃん。





地味高校生たちの青春!

主人公は、ダメダメ雰囲気なブーちゃん。デブ。
相棒の読書家ハカセは、無駄な雑学をもってたり。
文芸部の日々の活動が
”読書”てのは、なんてステキな部活なんだろ〜
たった今、入りたい。

地味に放課後を過ごしていた、そんな彼らに、
メガネ女子やその友だちも加わったりして、
そこに恋模様やら、
あれとあれが無くなったりの事件やら、
が起きることになる。

ダメダメな感じな主人公たちだけども、
それでも、一種純粋なココロで、
女子に接したり、事件に向き合ったり。
ほほえましい感じではあるな〜
ちょっぴりミステリ的なのも楽しい!

全体的に、これだ!
と特別掲げるものはないかもだけど、
なんだか全体的にイイ雰囲気な青春もの。
悪くないです

あと、越谷さんは、
名前どおりで埼玉県民らしく、
出てくる地名は、
実際の地名をもじったんだろーなーって雰囲気で
ちょっと楽しめたりもした

他のもよむぞー
次は、、「金曜のバカ」



★★★★☆ 567

今は、「キミは知らない」大崎梢。



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 じゅん

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