「はやく名探偵になりたい」東川篤哉

2012年02月28日(火) 12時10分
「はやく名探偵になりたい」東川篤哉

今回は、鵜飼と流平が活躍する、

 藤枝邸の完全なる密室
 時速四十キロの密室
 七つのビールケースの問題
 雀の森の異常な夜
 宝石泥棒と母の悲しみ
          の5編の短編集

烏賊川市シリーズ その6


安定感のあるこのシリーズ、初の短編集。

印象としては、、謎ディナーと同じで、
独特のふざけた軽快さが、
短編の中にちりばめられると、軽過ぎるかな〜と。
やっぱり長編の中にあるからこそイイ気がする

けれども、今回は鵜飼・流平が活躍。
ふざけちゃいるが、鵜飼はいがいとできるヤツなのかも?
とか、シリーズものの楽しさの部分が大きい
もち、
短編それぞれシンプルで楽しみどころはある!


藤枝邸の完全なる密室

 完全犯罪に挑む男は、名探偵鵜飼の突然の訪問に。。。

 なかなか楽しいオチ!
 完全犯罪なら、もっとちゃんとやらなきゃ〜(笑)

時速四十キロの密室

 タイトルの密室で行われた殺人。。。

 そんなバカな!なトリックは、本当である必要はない?
 てな雰囲気が楽しい。

七つのビールケースの問題

 とある住宅街で起こった数々の事件。。

 鋭い鵜飼がイイ感じ。
 目線の外し方とかまとめ方とか楽しかったな〜

雀の森の異常な夜

 深夜の密会中に流平が目撃したのは。。

 なるほどな推理と真犯人
 ただ、とつっこみたいところはある(笑)
 
宝石泥棒と母の悲しみ

 犯人は宝石をどこに隠したのか??

 語り手は、、東川さんとしては新鮮。
 そういうオチですかーと楽しめる


次は「学ばない〜」か〜
東川さんもあと数冊で追いつくな〜



★★★★☆ 604

今は、「ぼくのメジャースプーン」辻村深月。


■■トラックバック先■■

苗坊さん  「苗坊の徒然日記


□烏賊川市シリーズ

1 密室の鍵貸します
2 密室に向かって撃て    
3 完全犯罪に猫は何匹必要か?    
4 交換殺人には向かない夜    
5 ここに死体を捨てないでください! 
6 はやく名探偵になりたい




「謎解きはディナーのあとで2」東川篤哉

2012年01月11日(水) 12時27分
「謎解きはディナーのあとで2」東川篤哉

国立署の刑事は、御曹司とご令嬢
今回も奇妙な事件に遭遇し、迷走する二人

そして困った時の執事影山。
暴言にさらされ、
プライドを傷つけられることと引き換えに、
事件の真相を手にできるのだ


6編の連作短編集


会社の先輩からのレンタル。

基本は前作と変わらず、
刑事2人の楽しいやりとり+迷走する推理。
影山、暴言とともにズバッと解決!

重たくなりがちな推理モノを
軽快に楽しく読ませていく雰囲気は、充分に楽しい。
”あまりミステリーを読まない女性向け”
としては、
その役目を充分すぎるくらいに果たしてる!

けども、個人的には東川さんはやっぱり長編がいい。
この軽さで短編でっていうのは、
個人的な好みからは、ちょっと離れるなー

真相へ向かう感じも、そこからそれにいくのかー
と、負け惜しみながら、ずるいんじゃないかと思ったり(笑)

何よりもまずかったのは、
年をまたいでダラダラ読んだことだなー
集中してスパッと読むほうが楽しいはず

これだけ売れてたら、続編もじゃんじゃん出るんだろうなー
でも、この方向性でどこまでやるんだろう?



★★☆☆☆ 595

今は、「プラスチック・ラブ」樋口有介。



「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉

2011年10月12日(水) 18時10分
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉

お嬢様は、国立署の刑事。
謎の多い事件の詳細を執事に聞かせると、、
暴言とともにさらりと解いてしまう!

6編の連作短編集

第8回 本屋大賞受賞


TVドラマ化!


あまりにも流行ってそうなので、見送ってきたコレ。
今だにスゴイ売り方、売れ方してるよな〜

烏賊川市シリーズを読み終わったし、(と思ったら新刊出てたけど、、)
ドラマやるっていうんで、読んでみることに。


全体的に、いつものおふざけ感(笑)楽しいよな〜
でも、今回は短編ってことで、、
謎も複雑じゃなくて、物足りない感あるかな〜

事件が起きて、お嬢様とお坊ちゃま刑事が、
あれやこれやと楽しく”可能性”を議論。
よくわからないまま、
お嬢様が執事に詳細を話すと、、、暴言とともにスパッと解決!
が標準的な形。

どれもこれも、
読者にわからせようとしてくれてる感が楽しい
おいおい、お嬢様ーなんて思いつつ読めたりする。

これが!というより全体的な楽しさがあるけど、
この中では、

「死者からの伝言をどうぞ」がいいかな

 トロフィーで撲殺された社長。
 前夜に長男と激しく口論していたらしいが。。。

 影山が”安楽椅子”から立ち上がり、
 お嬢様をお守りしたりして。
 謎のほうは、なんか強引な感じもあったけどもー



アマゾンのレビューがおもしろいな(笑)
”売り方”に騙されてる加減とか。
でも、これが初の東川さんだったら、気持ちはわかる。
初じゃなくてよかったー

そもそも本屋大賞って、クセがあるものよりも、
万人ウケしそうなって評価がウエイト占めてる気するしな〜
コレも、本格がどうとかこうとかってより、
楽しくミステリを読むって部分では、
とてもイイと思うのだけれど。

さて、次は、何にしようかな?
「謎解きはディナーのあとで2」
か、「はやく名探偵になりたい」だな〜



★★★★☆ 580

今は、「狐火の家」貴志祐介。



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苗坊さん  「苗坊の徒然日記


「ここに死体を捨てないでください!」東川篤哉

2011年09月16日(金) 20時18分
「ここに死体を捨てないでください!」東川篤哉

香織が妹からの電話で向かった先には、
話どおり女性の死体がアリ。。。
どこかに捨てようと考えた彼女は、
目の前に止まっている車の男と
うってつけの入れ物に目をつける。

依頼人が約束の時間に現れなかった
とある名探偵は、彼女が口にした宿へ向かう

烏賊川市シリーズ その4


シリーズ最新刊。
おもしろかったーーー

死体遺棄に奮闘する話が、
あるペンションでの事件に絡んでいって、、、
山荘やらアリバイやら、大げさなトリックやらやら
それにいつもの楽しいやりとりと、
おなじみの登場人物たち+α。
安定したおもしろさ楽しさアリ!!

謎がどうとかこうとかってところも楽しいけども、
やっぱりなにより、
大掛かりなトリックと、
フィクションだからこその奇跡的な”罰”!
その思い切り感がとてつもなく爽快だった〜

とんでもなくリアルで重厚。
も好きだけど、
アホくらいでかいフィクションてのもいいな〜

さて、これで烏賊川市もの終。

次は、「謎解きはディナーのあとで」でも読むかなー
ドラマやるっていうし、
読んで観るかな〜



★★★★☆ 573

今は、「塔の断章」乾くるみ
「卒業」東野圭吾 を読み終わり、
「最初に探偵が死んだ」蒼井上鷹。



「交換殺人には向かない夜」東川篤哉

2011年08月09日(火) 13時27分
「交換殺人には向かない夜」東川篤哉

浮気調査の、鵜飼と朱美。
友人宅へ訪問する、さくらと流平。
殺人事件の捜査にあたる、刑事たち。

3つ別々に話は進み、
ばらばらかと思われた事件は。。。

烏賊川市シリーズ その4




おなじみの登場人物たち
と、あの凶暴なお嬢様十乗寺さくら再登場。

それぞれの話が短く切られていて、
代わる代わる話が進んでく感じは、小気味いい。
それにいつもの軽快なやりとりとおふざけ感で
シリーズものとして安定して、楽しい!って感じ

タイトルで”交換殺人”を入れて、
読者にネタを披露しておいての、
あの仕掛けとかとかってとこなんだろうけれも。。
その辺の話のつなげ方としては、、
ちょっとずるいなーって印象かな

つながりがわかるような前フリって、
あったんだろうけど、もっと簡単に見せておかないと、
なんか後半の謎解きが、しれーっとしてしまうというか。
個人的には、唐突に思えたなー
読解力不足かな〜?
仕掛けありきで、それぞれの心情描写も薄いかな〜とか。


次は、「ここに死体を捨てないでください!」か〜



★★★☆☆ 565

今は、「ルビアンの秘密」鯨統一郎。


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苗坊さん  「苗坊の徒然日記



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