生姜の成分がクローン病と潰瘍性大腸炎に効果あり?

2016年08月31日(水) 16時17分
 生姜の成分をナノレベルまで小さくしたものが、炎症性腸疾患に関わるサイトカインの産生と抑制に効果があって、副作用も少ないとの研究。

 「食用生姜由来のナノ粒子 ──炎症性腸疾患と大腸炎が関連するガンの予防と治療のための新しい治療アプローチ」
 という論文を、ジョージア州立大学生物医学科学研究所とアトランタVAメディカルセンターの研究チームが発表。

 いま、慢性で消耗性の炎症性腸疾患に対する、より効果的で新しい治療のための臨床的必要性が存在しています。
 この研究で、私たちは食用ショウガに由来するナノ粒子( GDNPs 2 )の特定集団の経口投与後の標的と大腸への効果を実証しました。

 これらのナノ粒子は直径約230ナノメートルで、高水準の脂質、少量のタンパク質、マイクロRNA( miRNA )と大量のショウガの生理活性成分( 6-ジンゲロールと6-ショウガロール)を含んでいました。
 私たちはまた、GDNPs 2は、主に腸管上皮細胞(IECS)とマクロファージによって取り込まれ、非毒性であったことを証明しました

 異なる大腸炎マウスモデルを用いて、私たちはGDNPs 2 が、急性大腸炎を軽減し、腸の修復を強化し、慢性大腸炎と大腸炎に関連するガン( CAC )を防止することを示しました。

 分析法(2D-DIGE / MS)で、これらのマウスモデルに関与するGDNPs 2の分子標的候補をさらに分析しました。
 
 その結果、GDNPs 2の経口投与は、腸管上皮細胞(IECS)の生存と増殖を後押しさせ、炎症を誘発するサイトカイン(TNF-α、IL-6およびIL-1β)の産生が減少し、抗炎症性サイトカイン(IL-10およびIL-22)を増加させること、つまりGDNPs 2は治癒効果を促進しながら、有害な因子を減らす可能性を示唆しました。

 生姜は伝統的に吐き気や鼓腸など消化器の治療、スパイスに使用されてきましたが、この研究で食品やサプリメントとしてではなく、結腸を標的としたナノ粒子として提供することができます。
 標的を絞った、より正確なアプローチによって、低用量で送達することができ望ましくない副作用を回避することができます

 食用ショウガ由来のナノ粒子であるGDNPs 2には、IBDの予防と治癒を改善するための自然な配信メカニズム(全身ではなく炎症を起こした組織だけに排他的・特異的に送達されるドラッグ・デリバリーシステム)という新しい意味があります。

「バイオマテリアル」101巻,2016.6

参考
http://ibdnewstoday.com/2016/08/19/ginger-nanoparticles-inexpensive-nontoxic-ibd-treatment/

※ナノ粒子とはナノメートル(nm)オーダーの大きさを持つ粒子。1ナノメートルは髪の毛の10万分の1程度。

獨協医科大学第7回IBD教室@シンジ

2016年08月30日(火) 16時54分
来週土曜日の9月3日、栃木県下都賀郡にある獨協医科大学病院で第7回IBD教室(クローン病)が開催されます。
第5回IBD教室の様子は、CCJAPAN88号に掲載しています。
田7回では、同院の消化器内科医、富永先生が「生物学的製剤治療の過去と未来(仮)」というテーマで講演されます。

当日は、シンジも参加予定です。
参加に事前申込は必要なく、当日の13:45までに同院消化器内科外来へ集合すればよいそうです。
興味がある方はぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?

味噌汁に味噌を足す@シンジ

2016年08月29日(月) 18時58分
こんにちは、シンジです。
CCJAPAN93号、もうお手元に届いたでしょうか?
特集は「食べる14 発酵食品レシピ」です。

発酵食品がIBDに良い、というのは以前から言われていました。食事は「和食が良い」というのも、和食には多くの発酵食品があることが、その理由のひとつだと思います。

詳しくはぜひCCJAPAN93号を見ていただきたいのですが、今日のブログでは、私の菌活(体に良い菌を積極的に取り入れること)のひとつを書きます。

味噌は代表的な発酵食品で、私も味噌汁はよく飲みます。ただ、ひとり暮らしなので、お手軽なインスタント味噌汁、具材と味噌が別になったヤツです。
これだけでも良いのですが、実は大量生産の味噌には、菌の種類が少ない場合が多いそうです。腸内細菌叢をバランス良く保つためには、できれば多くの種類の菌を散り入れたいところです。
そこで、インスタント味噌汁に、長期熟成味噌を小さじ一杯足します。




こうすることで、お手軽に多種類の発酵菌を摂取できるのではないかと思っています(私個人の考えです)。

もちろん、最初から長期熟成味噌を使って、鰹節かなんかで出汁をとって、お豆腐ととろろ昆布のお味噌汁を作るのが一番良いのでしょうが、それはできません!!!
なので、可能な範囲で、可能な方法で、菌活やっています。

みなさんもいろんな工夫あったら、教えて下さいね。


幼少時の環境とIBD発症のリスク

2016年08月15日(月) 13時40分

【結論】
 多くの過去の論文を分析したら、
 子どものころに、下記のことがあると炎症性腸疾患発症のリスクが低くなるかもしれないと示唆された。
 ・幼少期に犬猫ペットを飼うとか家畜とふれあいがある(特に非白人の場合)
 ・ベッドルームを共有している
 ・兄弟が多くいる
 ・トイレが共同だったり、お湯がでない環境(特に非白人の場合)


 逆にいえば白人で子供のころにペットを飼わず、一人っ子で専用の寝室とトイレがあったり、蛇口をひねるとすぐにお湯がでるような裕福で衛生的な環境で育つと、そうでない環境で生育した人よりIBDになりやすいという感じです。

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 ニューヨークのモンテフィオーリ医療センター、ボストンのハーバード・メディカル・スクールとマサチューセッツ総合病院の研究者らは、炎症性腸疾患に罹るリスクを低減させることにつながる衛生環境状況を特定しました。

 この研究は「環境衛生と炎症性腸疾患」で、8月1日に『IBDジャーナル』誌に発表されました。
 若い頃に細菌にさらされる人々が感染と病気に対して好ましい抵抗力を確立するという、広く認められた「衛生仮説」の支持です。
 衛生仮説によると、衛生的な環境で育った人は、炎症性腸疾患(IBD)を発症するリスクが高いです。 しかし、研究によって結果は一貫していません。
 そこで、研究者たちは環境衛生およびIBDのリスク、クローン病(CD)および潰瘍性大腸炎(UC)に関連する要因の体系的なレビューを行いました。

 研究は民族性が一役買うかもしれないことを示唆しました。

 研究者は環境衛生とIBDのリスクの間の関係性を評価しました。1985年から2015年までに発表された、ペットと家畜との接触・兄弟の数・幼児期のベッドルームの共有・個人用トイレとお湯を評価したIBDの研究(MEDLINEによる)をレビューしました

 これらの研究分析はさらに民族別に行い重層化しました。

 統計によるメタアナリシスによる結果で、幼児期に犬または猫がいた人々のIBDに罹患する確率は、ペットを所有してなかった人々より 24%低いことを明らかにしました。
 家畜と接触することも、IBDに罹患する確率を55%減少させていました。

 民族性では、家畜との接触は白人群よりも非白人群のほうがIBDから防御されることに強く関わっていました。
 家畜と接触していた非白人群はIBDになる確率が83%減少していました。

 ベッドルームを共有しないこともIBDに対する免疫を増強して防御に関わっているとみられる。

 トイレへのアクセスとお湯は、非白人群ではなく白人の間で潰瘍性大腸炎発症リスクに関連性がありました。

 二人以上の兄弟姉妹を持っていることは、白人と非白人の間でクローン病の発症を7%低減させると判明しました。

 結論として研究者は、幼少期におけるペットと家畜とのふれあい、ベッドルームの共有と多くの兄弟によってIBD発症の危険性下がるという強い徴候を見つけました 。

※メタアナリシス
過去に独立して行われた複数の臨床研究のデータを収集・統合し、統計的方法を用いて解析する研究方法

参照:
http://journals.lww.com/ibdjournal/Abstract/publishahead/Environmental_Hygiene_and_Risk_of_Inflammatory.98767.aspx

●肛門周囲の複雑痔ろう新薬CX601、治験フェーズ3

2016年08月12日(金) 15時07分
クローン病の肛門周囲の痔ろうについては、これまでポステリザン軟膏などの肛門用外用薬を塗ったり、外科治療のシートン法しか治療がありません。

患者は肛門周囲が痛いのでお尻にドーナツ座布団を敷いたり、パンツの中にガーゼパッドやナプキンをあてて膿みを吸ったりと、生活が不便でしょうがありません。

しかし初めて薬剤による治療方法が開発されています。
お尻の痔ろうの穴に薬剤を注入するものです。
その治験の臨床試験フェーズ3がヨーロッパで終わり、有効であること、安全であることが発表されました

しかし、有効とはいっても投与した群の50%に効いたのであって、半分には効かなかった…。しかも食塩水を入れたプラセボ群も34%に効果があったとは…。
個人的に一番知りたかったのは、瘻孔に注入するとき、痛くないのか? ということ。
瘻孔にゾンデとか入れるととても痛いんですけど…。

なお、次はアメリカでフェーズ3をするといっていますが、ぜひ日本でもお願いします。

以下、発表内容です。
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 武田薬品工業とTiGenix NV(本社ベルギー)はCX601の臨床試験フェーズ3「ADMIRE-CD」の結果を医学誌「ランセット」に発表。

 フェーズ3は、ランダム化二重盲検比較臨床試験です。

 クローン病における複雑な肛門周囲の痔ろうは治療に努力を必要とします。

 CX601は、有望な新しい治療アプローチです。今回、安全性と有効性を評価しました。

 【方法】
 
 ランダム化、二重盲検法、プラセボ対照試験。
 7つの欧州の国とイスラエルの49病院(期間:2012年7月2日〜2015年7月27日)で施行。

 治療抵抗性、複雑な肛門周囲の痔ろうから膿が出ている、18歳以上のクローン病成人患者(基本的治療で層別化)を、1:1で無作為割付して、1億2000万の Cx601 細胞 または 24 mLの食塩液(プラセボ)を単回注入しました。
 この薬は病変内に注入する他家(同種異系)の脂肪由来幹細胞の懸濁剤です。

 治療は、評価担当者の外科医と、どれが本物か偽薬か知らない胃腸科医師、治療効果を評価する放射線医師で行われました。

 主要評価項目は24週目時点における混合寛解(combined remission)です(臨床的評価は投与された二次口(瘻孔)の閉鎖と膿瘍の不在、放射線学的評価としてMRIで2センチ以上の膿瘍が確認できないこと)。

 有効性はITT解析で評価され、安全性は安全だった患者数で評価されました(重大かつ深刻ではない副作用の発生と、副作用で中止した割合は、Cx601治療群とプラセボ間で同等でした)。
 
 患者の重症度は、肛門病変活動性指標「PDAI」(Perianal Disease Activity Index )によって、最初と来院時に評価しました。
 
 【結果】

 212人の患者が無作為割付されました(cx601に107人、プラセボに105人)。

 かなり多くのcx601投与群はプラセボ群よりも統計学的に有意に混合寛解の達成率が優れていました(50%(107人中53人):34%(105人中36人))(97.5%信頼区間[0.2-30.3]、p値 = 0.024)。

 最初はCx601投与群とプラセボ群のPDAIスコアは同等でしたが、6週、12週、18週時点におけるPDAIスコアは、プラセボ群と比較し、Cx601投与群において有意な改善を示していました。

 Cx601投与群103人の患者のうち18人( 17 % )、プラセボ群103人のうちの30人( 29 % )は、関連した有害事象の治療を経験しました。共通しているのは肛門の膿瘍( Cx601投与群6対プラセボ群9)と肛門の痛み( Cx601投与群5対プラセボ群9)でした。

【解釈】

 Cx601は、従来の治療法あるいは生物学的製剤に反応しない複雑な肛門周囲痔ろうのクローン病にとって、有効で安全な治療法です。

 なお、2017年にはアメリカでもcx601の臨床治験フェーズ3が行われるとのこと。 

参考サイト
http://www.bolsamania.com/noticias/sanidad/cx601-takeda-y-tigenix-ofrece-resultados-positivos-en-las-fistulas-

perianales-en-enfermedad-de-crohn--1652166.html

日本での武田薬品工業のプレスリリース
https://www.takeda.co.jp/news/2016/20160802_7500.html

◆ITT解析とは
 統計用語。ランダム化を保つため「意図された治療」を受けた群を解析する方法(途中で薬を飲まないとか副作用で脱落しても対象とする)。

ゼルヤンツ治験、潰瘍性大腸炎で第三フェーズの3完了

2016年08月10日(水) 15時05分
 米国のファイザー社は、7月29日、潰瘍性大腸炎における経口薬ゼルヤンツ(トファシチニブクエン酸)における治験のフェーズ3の3回目(維持療法)の結果を発表した。

この治験の略称は、OCTAVE(Oral Clinical Trials for tofAcitinib in ulceratiVE colitis)という。
 
 「OCTAVE」のフェーズ3においては3つの研究がある
 ・第一誘導試験(トファシチニブの10mg 1日2回投与により寛解の誘導を評価)
 ・第二誘導試験(トファシチニブの10mg 1日2回投与により寛解の誘導を評価)
 ・第三回目である今回の維持試験

 ほかに、
 ・長期延長試験のOCTAVE OPEN試験(現在進行中のオープンラベル延長試験で、トファシチニブ5mg、10mgの一日2回投与の安全性および忍容性を評価する)をしている

【対象】中等症から重度の潰瘍性大腸炎の成人患者(以前に2回のOCTAVE試験を完了して臨床効果の達成を完了した患者)

【期間】52週間

【研究方法】無作為化、二重盲検、プラセボ対照、並行群間、多施設研究
      593人の患者さんを、10mg一日2回投与群、5mg一日2回投与群、プラセボを一日2回投与群の3つのグループへ、無作為に割り付けた。

【投与方法】経口。トファシチニブの5mgと10mgを一日2回投与

【目的】寛解維持するかをメイヨースコアで評価

【結果】有効性の主要評価項目で、トファシチニブ5mg、10mgをそれぞれ1日2回投与された両群(の一部)は、プラセボ群と比べて 有意に寛解していた


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▲ゼルヤンツについて

 XELJANZ® 、XELJANZ XR® (クエン酸 トファシチニブ)は、ヤヌス ・キナーゼ ( JAK ) 分子を阻害することで免疫抑制作用があり。現在、アメリカなどでリウマチの治療に使われている。


※安全性

 副作用の懸念でヨーロッパではまだ未承認(一度、「安全性と効果のバランスに問題あり」として承認せず、2016年3月現在で欧州医薬品庁は販売承認申請を受理しているだけ)。日本リウマチ学会では使用のガイドラインを策定、また全例調査も行っている。

 ゼルヤンツを生物学的な抗リウマチ薬(DMARDs)または強力な免疫抑制薬(例えばアザチオプリンとシクロスポリン)一緒に使うことは推薦されない。
 B型肝炎またはC型肝炎の既往を持つ人ではゼルヤンツの効果と安全性は分っていない。
 重度の肝機能障害がある人には禁忌で使えない(軽度でも慎重投与を)。
 小児では効果と安全性が不明であり、適応を取得していない。
 妊娠中の安全性も不明。

 免疫機能を下げるのでバクテリア・真菌・ウイルスによる感染症、結核、帯状疱疹の発症の怖れがあり、一部の人は重い感染症で死亡した。
 悪性リンパ腫だけでなく様々なガンの発症の危険性が増す可能性あり

【参照】
プレスリリース
http://www.biospace.com/News/more-positive-phase-iii-data-for-pfizers-xeljanz/427657/source=TopBreaking

読売新聞2013年10月31日
「関節リウマチ 新しい飲み薬…高い効果 発がんの恐れも」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20131031-OYTEW52087/

ゼルヤンツ錠全例調査レポート(日本国内)
http://www.xeljanz.jp/medical/report/01.html

●潰瘍性大腸炎患者は副作用より合併症を心配する(米・豪調査結果)

2016年08月03日(水) 15時11分


 アメリカとオーストラリアのオンライン調査では、潰瘍性大腸炎の患者さんは、薬の副作用よりも大腸がんなど合併症のほうをより心配していることが明らかになったそうです。
『炎症性腸疾患』(発行:CCFA)という雑誌に発表されました。

 母数はアメリカの潰瘍性大腸炎患者370人とオーストラリアの潰瘍性大腸炎患者90人の合計460人(19歳〜81歳、回答者の53%が女性)。

 【結果】

 87%の患者は、治療の意思決定を主治医と共有(シェア)したいと思っている。
 患者の最も関心があることは大腸がんの危険性(37%)と、人工肛門の可能性(29%)だった。
 薬の副作用については14%が懸念を抱いていた。

 この研究調査では、潰瘍性大腸炎の患者が治療の意思決定をするとき、医師が薬のメリットとリスクを説明することに加えて、大腸の切除、大腸がんの可能性を減少させるための方法を話し合うことが重要であると結論づけました。

記念日ごはん@こー

2016年08月02日(火) 11時37分
いなり寿司
鶏肉
かぼちゃ
など

口の中が汚いと、IBD発症の危険が下がる?

2016年08月01日(月) 14時29分

 スウェーデンのカロリンスカ研究所らは、『衛生仮説』とIBD発症の関係を探るため『不衛生な口腔環境とIBDとの間の逆相関』という論文を、2016年6月に医学雑誌に発表。

 『衛生仮説』と免疫学で呼ばれている考えがあります。
 衛生環境が発達して良くなり、無菌状態に近い環境だと、免疫機能が鍛えられず逆に弱体化、アレルゲンに過剰に反応するのではという仮説です(1989年、イギリスのStrachan 博士が提唱)。
 研究者はIBDの発症増加は『衛生仮説』で説明できるのではと考えましたが、これまで口腔衛生とIBDの関係に関するデータがありません

 そこで不衛生な口腔環境とIBDの発症リスクを研究しました。(清潔な環境だと自己免疫疾患が増えるのではないかということから、口の中が不衛生な人はIBDにかかりにくいのでは? という研究です)。

 20,162人を対象者とした前向きコホート研究で、歯の欠損、歯垢、口の粘膜障害に焦点をあてて評価しました。
 スウェーデンの二つの自治体に住む15歳以上の人は研究参加の時に歯の損失、歯垢、口の 粘膜障害がないかを調べられました。(他にアンケートも取りました)

 40年間( 1973 から 2012年 まで )の追跡調査で、後にIBDになった人が特定されました。
 フォローアップの間、142人がクローン病になり、67人が潰瘍性大腸炎になりました。
 発病率から考えると不衛生な口腔はIBDの発病リスクを低下させると考えられました。
 歯が5〜6欠損していた者はIBDになるリスクが減少、歯垢が歯の表面33%以上を覆っていた者はクローン病になるリスクが減少していました。

 「過度の口腔衛生は、生まれ持った免疫反応の調節不全を起こすかもしれず、そして不衛生な口腔環境は、自分自身を攻撃しない『免疫寛容』と炎症抑制の誘導に関与するかもしれない」と、研究者はいいます。

 しかしこの結果から口腔衛生の欠如を促進してはいけない、しかし毎日の過保護な衛生も避けなければいけないと、研究者は警告します。

(一日何回歯磨きをしていたかも調べてくれたら良かったですね)

参考:
http://www.cghjournal.org/ar…/S1542-3565(16)30371-8/abstract
ほか
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