中野督夫が青田

June 25 [Sat], 2016, 18:54
インプラント治療とは、失ってしまった歯を取り戻すための治療です。歯科クリニックはコンビニエンスストアよりも多いですが、インプラント手術のできる歯科クリニックは全体の約20%程度のものです。数少ない歯科医院の中から安心して任せられる歯医者さんを探すことが大事です。
インプラントの寿命が気になりますが、包み隠さずに言えば断言できる人はどこにもいません。インプラントが一般に広まってまだそんなに時間が経っていないので証明できるほどのデータが集まらないのです。手術を受ける年齢層が高いこともありますが、インプラントは死ぬまでその役割を全うしているようです。研究者によれば、インプラントの寿命は40年とも50年とも言われています。
インプラント治療に、年齢制限の上限はありません。下限は骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳以上の高齢者もインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても健康状態によっては受けられない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。それでもインプラントを希望されるのなら、担当医とよく相談してから決めた方がいいでしょう。インプラントにしたい妊婦の方は、出産を無事に終えて日常生活に戻ってからにしましょう。
インプラント治療で真っ先に心配するのがどれだけ痛いんだろうかということです。金属の細い棒を歯茎に埋め込むわけですから、経験したことのないような痛みを想像しがちです。ですが実際には、当然麻酔が効いていますので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜く時ぐらいの痛みしかないんです。
自分の歯と同じように噛めるインプラントにしたくても、手術自体が恐ろしくて最初の一歩が踏み出せない、という方もいるかもいしれません。恐怖心があるとどうしても手術全般にわたって無駄に大きい反応をしてしまい、危ない状況を自らの手で作り出してしまいます。実はありがたいことに、恐怖心がなくなるという素晴らしい麻酔があります。
インプラント治療を実施している歯科医院は全体の約20%ほどしかありませんが、その中から全幅の信頼を寄せられる歯医者さんをひとりで探し出すのはこの上なく厳しいかもしれません。もしあなたが切にインプラント手術を希望するなら、今すぐからでも情報を集めることから始める方がメリットが大きいでしょう。
インプラントで腕のいい歯医者さんは、難しい症例でも安全に対応できる歯科医、であると言い換えることができます。代表的な難症例に『充分な骨がない』という症状があります。現在では骨造成という技術が広まっているので、必要な場所に骨を創ってそこにインプラントを埋め込みます。
あまり知られていませんが、最近まで大学ではインプラントを教える授業がありませんでした。情熱的な歯医者さんたちは世界的なインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、世界のインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を磨いてきました。最近の大学ではきちんと教えているので、今後インプラントに取り組む歯科医が増えそうです。
入れ歯からインプラントに替えたくて歯科医のカウンセリングを受けたものの、「あなたにはインプラントはできません」と宣告されたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれる先生はいい歯医者さんです。最悪なのは、症状と自分の技術が釣り合っていないことが判断できない歯医者さんです。
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