婚活で50人と会った40代女性 見出した「戦略」

October 04 [Wed], 2017, 21:44





 感情に任せるのは若いうち。40代になったら婚活も冷静に、そして計画的に進める必要がありそうだ。

 50人くらいの男性と婚活で出会い、昨年6月に48歳で、元彼かつ友人関係を続けてきた米国人男性(60)と結婚した女性(49)は、婚活過程で多くの戦略を見いだした。お勧めは、「情報収集能力を高めること(聞き上手になる。相手のことを知り、次の戦略を立てる)」だ。

「『聞く』ことを徹底しました。彼が自宅に帰る時間やお風呂に入る時間を会話の中でリサーチ。メールを出すときは相手が返信しやすい帰宅後などのタイミングを見計らって送るようにしました」

 メールには「1回目のメールで交わした内容を盛り込む」のも好印象とか。他にも、「1カ月くらい先に会うきっかけを作る」(その間のメールのやりとりに共通の話題ができる)。「スキンシップを取るタイミングを狙う」(できればその時にうすーく香水をつける。香りの記憶は残る)。「40歳を過ぎたら体の無理が利かなくなるので、男性とは肌の状態の良い時に会う」ことも重要かもしれない。

 一方、自分を話しすぎると悪い結果となることも学んだ。社長や役員などの通訳の仕事を担当していた当時、年下のSEを結婚相手の候補として考えていた。社長らとの仕事の話や付き合いのある人たち、服のブランドなどを伝えていたら、「住んでいる世界が違う」と共通の知人を通して遠回しに断られた。

 夫が結婚を意識するようになったのは、立ち上げた会社の仕事が煮詰まっていた10年。仕事や対人関係のストレスで、ひどい肌トラブルを発症。医者に「誰かパートナーを持ちなさい」と勧められ、何人もの女性と会ったが、家族や周囲から「彼女といる時が一番楽しそうだよ」と言われて12月に来日した。女性は彼をサイクリングに誘った。目的地は葛西臨海公園(東京都江戸川区)。彼女のお気に入りのコースだ。これが彼にとってすごく楽しい思い出になったらしい。

「自分がして楽しいことを彼にも楽しんでもらう。一緒に楽しめたら大成功。ただこの戦略は、やってみないと効果があるかどうかわからないところが賭けなんですが」

「二十数年待って良かった」としみじみ語る程、今、結婚生活が楽しいと言う。

※AERA 2014年7月7日号より抜粋