Nina Braunwald 

July 24 [Fri], 2009, 23:04
今日は金曜日なので実習はいつもより遅く8時半からです
本日朝の回診にて
Profから一言
「Nina Braunwaldってしっとるけ?」と。

さっぱり聞いたことが無いという顔の私
そして研修医の先生にも話が振られ
「なんやしらんのけ」と。

Braunwaldとは、Cardiologyの有名な教科書。
http://www.amazon.com/Braunwalds-Heart-Disease-Textbook-Cardiovascular/dp/072160479X
そしてProfは何が言いたかったのか。

要するにこういうこと?

Nina BraunwaldはそのTextbookのBraunwaldの奥さんだという。
そして
“the first woman of heart surgery in USA"
なのだそう。
参照:http://www.nlm.nih.gov/changingthefaceofmedicine/physicians/biography_41.html

Profはそこまでしか説明されず
話は尻切れトンボのまま近江○津病院へ出張。

きっとProfは1960年代にすでにアメリカ初(ということは恐らく世界でも初)の
女性心臓血管外科医が誕生し
しかも僧帽弁置換術を初めて行った人
しかも立派に家庭も築き、3人もの子どもを育て上げ
歴史に名を刻んだ、
そんな女性がいるんだ!!
お前もがんばれ!!
ということ?!

でよろしいのでしょうか?

明日は納涼会。

豚心臓をつかって手術のままごとをさせてもらったあと
ロイヤルオークにてお食事

ぜひともProfのお傍に陣取り
お話をゆっくりうかがえればと。

Ninaさんが心臓外科医となられてから
はや50年ほど
これまでにも数多くの女性がこの分野でも活躍されていらっしゃることと思います

それでもいまだ偏見は強くねづき風当たりは強く
女性には無理という意見も色濃く残る
ただ個人的には
・手術は体力・力強さだけがものをいうものではない
・力任せに片付けられるような無理な手術は流行らない
・男性でも体力がないひともいる
・男性ばかりだからこそ女性としての自分の存在がspecialになれるはず
・女だからできる心臓外科があるはず

なんて生意気に考えたりするのです

50年前に比べれば状況はかなり変わっているし
日本国内であってももうすでに多くの先生が働いていらっしゃいます。

おそらくProfからのエール?メッセージ?と受け取り
かっこいい心臓血管外科医になります
注:99%誰にもとめていただけそうにありません。

****************************
回診中の出来事についてもう一点
月曜日にAVR(atrial valve replacement)を予定されているAS(atrial stenosis)の患者さんがいらっしゃいます。
Profが「musical murmurが聞こえるから聞いてみなさい」と。
Musical murmur?
子どもで聞こえる無害性雑音じゃないの?
ASで?
と思いがかけめぐるもののとりあえず聞いてみておく。

Musical murmurがどんな風に聞こえるのかもよく理解していなかったので
とりあえずASのsystolic ejection murmurのみ聞こえるだけ…。

あとで調べたところこういうこと
http://en.wikipedia.org/wiki/Gallavardin_phenomenon
つまりASでAortic areaではsystolic ejection murmurが
apexではついでにmusical murmur(高音でピーピーなっている)が聞こえることがあり
Gallavardin Phenomenon というらしい。
もちろんyearnoteには記載されず。

ただProfはさらっといわれたので、結構有名なことなのかな???


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あと○ヶ月で晴れてお医者さん
現在、心臓血管外科医となるべく日々国家試験勉強中
また将来ドイツ留学に向けて日々邁進中
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