自分の髪は邪魔だと判断したのだ

November 15 [Fri], 2013, 11:38
由を、ハレは大体分かっていた。

 分かっているが、それを自分が救えるとは思ってはいない。

 彼女が、自分で解決すべき問題なのだ。

 そんなオリフレアでも、テルは自分よりはちゃんと付き合っている。
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 オリフレアは、『頼りなさげ』という言葉を、声に隠さずにはっきりと言った。

 興味のあるもの以外に、あまり反応しないホックスは、鼻先を通り抜けるその声を追うこともせず、リリューは沈着な態度を崩さない。

 唯一モモだけが、ドキっとしたように彼女を見返した。

 その反応を、オリフレアは見逃さなかった。

「あら、綺麗なのを連れてるじゃない……夜の世話でもさせるの?」

 痛烈な八つ当たりが、彼女めがけて炸裂する。

 モモは、目を見開いて固まってしまった。

「オリフレアリックシズ……いい加減に……」

 あまりに低俗な言葉を、ハレがいさめようとした時。

 ホックスの瞳が、何かを思い出したように動いた。

「ああ……第一号にして、ほぼ完成された温室のある屋敷の方か」
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 イデアメリトスの血筋としての自分ではなく、立派な温室のある家の人間程度にしか、彼には認識されていなかったからだ。

 オリフレアの怒りは、まっすぐにホックスに向く。

 10歳程度の身体でも、本気の一撃はあなどれない。

 ホックスに向かった拳は──リリューが代わりに身体で受けた。
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 新しい町に入る度、ヤイクはその手腕を発揮した。

 少々羽振りのよい商人然として振る舞い、保存食の買い出しから、宿の確保まで何事もなくこなしていく。

 その様子は、本当に貴族かと疑うほどだった。
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 腰の短剣で──ばっさりと、結んでいた髪を落としたのである。

「どうせ、また都に戻るまでには伸びますからね」

 この旅で、自分の髪は邪魔だと判断したのだ。

 そして。

 フードを購入してきた。

「無用な衝突を減らすためです」

 ヤイクは、そのフードを彼に差し出す。

 イデアメリトスの髪を、見えにくくしろといっているのだ。

 要するに彼は、徹
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