公演名 パントマイムウィーク4 MIMEMODE プログラムG
出演 あさぬまちずこ・チカパン
観覧日 2009年7月10日(金)午後7時開演(終演午後9時・休憩あり)
会場 MAKOTOシアター銀座
考えてみたらチカパンのソロをじっくり見るのは今回が初めて。ステージに現れただけでなにか雰囲気ができあがっている。たいしたもんである。大きい目が生きているなあと思った。身体の動きだけでなく、ミミックもふんだんに披露してくれたが、あの大きな目と口は武器になっている。今回の作品は5本。
「まもなく、開演」は出番前の芸人さんのドキドキという音をうまく使い、音をかたちにしてしまった。小さな作品だがつかみとしてはばっちりだったのでは。
「今夜のおかず」はフール祭でやった作品
「びんづめ」も前のフール祭でやった作品ではなかったか(もしかしたらアレンジしていたかも)。びんの蓋がなかなか開かないという状況設定から、それをいかにして開けるかという展開。最後なにをやっても開かないのでビルの上から下に向かって落したら、下でパニックがおこるというオチ。クラウニングだったら、やはり蓋は最後に開いて、それからまた違う展開が生まれ、オチということになるのだが、ここがマイムとの違いなのかもしれない。
「いろはにこんぺいとう」はよくできた作品だ。衝立をうまく使いながら、二役でかくれんぼを演じる。衝立を使い一瞬でつかまえるものがつかまえたものに変身するところが見せ所になっている。これだけでも十分に面白いのだが、どう終わらせるかと思ったら、もうひとり違う人物を登場させてきた。なるほどね、クラウニングではこの転回でなにか急変して、予想外のことが起きて、オチということになるのだろうが、もうひとりの人物を出してきてエンディングになっている。このあたりがマイムとクラウニングの違いということになるのかなあ。
最後の「ドラムロール」は、観客の声援にむしりとられてしまった芸人の姿を切なく描く。先日ミッキー・ロークの「レスラー」とたぶってしまう。
時間にすれば40分から45分ぐらいだったのだろうか。しっかりとチカパンの世界に引き込まれていた。自分の世界をしっかりもっているということだろう。先日のフール祭でチカパンをみて、僕ファンになりましたと言っていたアルルカン洋菓子店の哲也さんに、この公演のことを教えれば良かったなんて後悔したのだが、プログを見たら、この前日にしっかり見ていたようす、良かった、良かった。
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