札幌へ

2016年07月 25日 (月) 8:03
昨日結構飲んでしまったようで、今日も朝飯抜きにする。10時に打ち合わせ。そのあと部屋に戻り片づけ。ナージャの部屋に行って、お別れのご挨拶。昨日からずっとモンテカルロのサーカスフェスの映像を見ているという。
バスに乗って札幌へ。途中中山峠から、ルスツでは一日しか見れなかった羊蹄山がきっきりと見える。
バスの乗客のほとんどは中国人と韓国人。札幌駅に着いて異様な風景に唖然。携帯をもった人たちが群がっている。例のポケモンである。テレビでは見ていたが・・・まさかこんなにまでとは・・・紀伊国屋に寄る。がっくりしたのは大衆芸能のコーナーがなくなってしまったこと。ここにサーカスの棚をつくりたいと思っていたのだが、その前にサーカス関係の本が入れられていた大衆芸能がなくなってしまった。探していた本も見つからず。
ホテルにチェックイン。メールをチェック。歩いてすすきのへ。ルスツに来たときは恒例になっている知人との飲み会。今日は三軒目までいく。ここが路地のなかにある場末感ただよういい感じのお店。わりと食べていたのに知人がジンギンスカンを注文するからびっくりしたのが、これが絶品だった。すんなり入る。ウォッカが飲みたくなった。
24時過ぎにホテルに戻る。相変わらず川のふもとにはスマホをもった人がたむろしている。異様だよな・・・

五変化

2016年07月 24日 (日) 12:09
ルスツの空は青空。羊蹄山は今日は見えるだろうと近くまで行ったが、なんとたかだか2キロぐらいしか離れていないのに、雲に隠れてまったく見えず。
ポンヌギベツ川沿いを走る。水の音が気持ちいい。
ルスツでやる宿題が全部終わってしまったので、空いている時間はコンピューターのデーター整理。次にやらねばならぬことが見えてきた。
今日もお客さんがたくさん。一回目はほとんど真後ろから観覧。男性陣はほんとうに大活躍している。二回目の公演はかぶりつきでナージャと一緒に観覧。公演が終わり、すぐに花火がはじまるのにお客さんは席をたとうとしない。
女性陣はみんな何回も着替えするので公演中は息が抜けない。マヒーナは5回衣装を変える。まるでクイックチェンジ。

縁の下の力持ちたち

2016年07月 24日 (日) 10:40
10時テントへ。昨日公演中にトラブルをおこした道具を直してもらっていたのだが、修理が終わってそのチェック。相変わらずスタッフさんの素早い対応にただ感謝感謝。メンバーもほっとしていた。
久しく行ったことがなかった遊園地に行ってみる。夏休みもはじまったということでたくさんの人。
ルスツでの宿題のひとつがやっと終わる。およそ300点以上の図版をスキャンしたことになる。
15時の公演も19時半の公演も去年に比べたら大幅にお客さんが増えている。やはり時間の設定を変えたことが影響しているのだろう。受けもいい。
今回のサーカスでは女性6人がまさに八面六臂の大活躍をしている。空中で舞っているかと思えば、パーチの上やワイヤーでジャンプしたり、バランスをとったりする他に、合間にはダンス。着替えだけで4−5回。まさに出ずっぱり。女子力サーカスといってもいい。ただそれを支えているのが男子組。彼らは命綱をもち、道具を設置、片づけ、こちらも八面六臂の大活躍。いいチームワークである。

公演後花火を見る。今年はお立ち台があり、希望する女性は花火にあわせてダンシング。なかなかいいアイディア。踊っている姿が花火と一緒にシンクロされてなかなかいい絵になっていた。
今日もかかしで遅い夕飯。メンバーはずいぶん慣れたみたいだ。心配していたことのひとつだったがなんとかなりそう。
今日は持ってきたDVDを見ることに。なぜか持ってきたのは「昭和残侠伝」池部良かっこいい!
寝る前に外を見たら、キツネが一匹明かりの下歩いているのが見えた。なかなか幻想的な場面であった。

初日

2016年07月 22日 (金) 16:54
昨日よく飲んだようで、目が覚めたら9時過ぎ。こんなことはめったにない。朝飯も食べずに、もってきたコーヒーを飲んでまったりとした時間を過ごす。
今年から公演時間が変わって3時と7時半。昼間にたっぷり時間ができてしまう。
15時からの公演は昨日のゲネプロが完璧だったのでみんな安心してしまったのかイージーミスが多い。フィナーレの直しを1回目のあとにやっているときもたらたらした感じでやっているのを見て、ナージャが切れる。だんだんわかってきたのだが、これはみんなをしっかりとコントロールするためのナージャの戦略でもあるようだ。中央アジアの人間はとにかくいつも締めつけないとすぐに緩んでしまうということらしい。
今回のプログラムではパーチとハイワイヤーが目玉。パーチの演技を見ていると、なんとなく正倉院の弾弓墨絵図の棒技が重なってくる。今回のつくりがシルクロードだけでに余計にそんな印象をもつのだろうか。
2回目の公演は夜ということもあるのだろうか、お客さんも集中してみている。やはり夜の公演は正解かもしれない。
ただメンバーはたいへん。公演後営業しているレストランはかかしだけ。今日はみんなそろって初かかし。慣れてもらわないと・・・
22時前の食事としてはかなり食べてしまった。豚になる・・・・

ゲネプロ

2016年07月 21日 (木) 12:36
15時からゲネプロ。それまで時間がたっぷりあったので、溜まっていたことを片づける。「石巻学」が大詰めにきているので、校正やら原稿の最後の詰めやらで結構てんやわんや。
15時から常務さんも来ていただいてゲネプロがはじまる。ナージャと一緒にみる。
今日は完璧にノーミス。懸念されていた時間も1時間4分。ずいぶん縮まった。お客さんもいたのだが、みんな大喜び。作品として出来上がっているので出来についてはあまり心配していなかったが、今回は流れもきれいだし、集団で見せる芸が多いし、美女軍団も大活躍で踊りも入って、ほんとうにいいショーになったと思う。お客さんの反応がそれを証明していた。リハ中に怒鳴りまくっていたナージャも終わって満足な表情。しかも今日がメンバーの最年少タマラの18歳の誕生日ということで、ルスツのスタッフさんが用意してくれた誕生ケーキをかこんでお祝い。みんなもとても満足していた。
19時からオクトーバーでお祝い。と言っても今回のメンバーは酒を飲まないので、さわやかなそしてあっさりした誕生会。さかんに先日70歳になったばかりのナージャが私の18歳はどこに行ったのと繰り返していたのがおかしかった。

ラングスドルフ日本紀行

2016年07月 20日 (水) 18:27
書名 「ラングスドルフ日本紀行 クルーゼンシュテルン世界周航・レザーノフ遣日使節随行記」
著者ゲオルク・ハインリヒ・フォン・ラングスドルフ 編訳 山本秀峰
出版社 露蘭堂  出版年 2016

待ちに待っていた本が翻訳されたということでちょっと興奮している。さっそく読んでみて、これはかなり重要な本になるので、再度精読しなくてはならないと思っている。本書は副題にもあるように1803年から06年までロシアが派遣した世界周航船ナジェージダ号に随行したドイツ人博物学者ラングスドルフが書き残した世界紀行の中から、日本滞在と蝦夷地・サハリンを経由してカムチャッカに戻るまでの部分を訳したものである。この世界周航が当時いかに注目されていたかは、この旅に参加した人たちが残した紀行文が多数出版されていることでわかる。訳者が序で書いているようにナジェージダ号の艦長クルーゼンシュテルンの紀行がすでに1931年に羽仁五郎の訳で日本でも出版されている。さらに日本と国交を結ぶために派遣されたレザーノフの滞在日記については拙訳で2000年に岩波文庫になっている。またこの旅には日本人5名(長崎に戻ったのは4名)参加している。1792年12月石巻を出帆して漂流、アリューシャン列島の小島に漂着した若宮丸の乗組員である。彼らはアリューシャンで、ロシア人たちによって保護され、シベリアに連れられたあと、帝都ペテルブルグで時の皇帝アレクサンドル一世(ナポレオンを破ったことでも知られる皇帝)に謁見、帰国を望んだ4名とロシア人に帰化し、通訳をすることになった1名が乗船していた。このうち帰国した乗組員たちもまた「環海異聞」という大槻玄沢が編纂した本の中で、この世界周航の旅について語っている。
ラングスドルフの本は、彼自身が描いたスケッチと共に、レザーノフやクルーゼンシュテルンについて書かれた本のなかで引用されたことが多いため、ずっと気になっていた。英語の訳書も購入していたのだが、読めずにいた。この本の重要な意義は、ひとつは彼が博物学者であるため未知の世界の自然、特に生物について貴重な記録を残したことがある。もう一点重要なことは長崎滞在の時に彼は日本側との通訳をしていたため、このまだ謎が多く残る日ロ交渉について、直接交渉の現場にいたことが大きい。本書はまさにその長崎での交渉に焦点をあてている。
いずれ精読したあとに詳しく論じたいと思っているが、この本を多くの方に読んでもらいたいということがあるので、本書の特徴、重要な部分を箇条書きにしてみる。
1 図版が豊富。ラングスドルフ自身が描いたスケッチの他に、クルーゼンシュタインの子孫にあたるアレクセイ・クルーゼンシュテルンが出した本「世界一周」に納められた多数の図版も掲載されたことによって、当時の長崎の様子がビジュアル面でも明らかにされている。
2 レザーノフの滞在日記を裏付けしている。通訳をしていたこともありレザーノフと日本(通詞たちを通じた)との交渉の現場の様子を詳細に伝えている。これは拙訳したレザーノフの日記で書かれてあることを裏付けている。
3 直接接していないにせよ近寄ってきた庶民たちの姿が書かれ、描いている。その中で通詞や役人以外の(好奇心旺盛な庶民の姿が明らかになった
4 太十郎の自殺についての日本側の対応のまずさを指摘。すぐに治療を許さなかったことを明らかにした
実はこれはまったく予想していなかったことなのだが、長崎をあとにしてからの蝦夷地の検分やサハリンでの報告が実に興味深いものだった。
5 蝦夷地で日本人と交流している
6 民族的見地からアイヌを描写しつつ、彼らが日本人たちによって抑圧されていることも指摘
7 露寇事件の張本人として悪人扱いされているフヴォストフとダビットフに対して高い評価を与えていること。しかもこのふたりがサンクトペテルブルグで亡くなったのは、ラングスドルフの家で食事したあとだったことも明らかにされた。
日ロ交流史を学ぶ人、関心がある人には必読の本である。
またレザーノフの「日本滞在日記」を読んだ人にも必読の本であるといえる。
専門書のような仕立てにはなっているが、読みやすく訳されているし、内容も当時の長崎やサハリンの様子を博物学者らしい目でとらえているので、時代背景がわからなくても楽しく読めるはずである。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。こうした本こそ学術書を出す出版社が出すべきものだと思うが、おそらく採算がとれないということで見送られていたのだろう。それをこうして独力で出した訳者の熱情がなければ、知らないままで終わってしまった。あらためてその訳業に感謝したい。
http://www.ne.jp/asahi/books/rolando/Catalogue/J-32RK/WebLangsdorffNewPub.pdf#search='%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B4%80%E8%A1%8C'

ほぼ出来上がる

2016年07月 20日 (水) 10:04
泉川のゴルフ場付近を気持ちよく走る。ここのあたりのコースも好きだ。
10時から通しリハ。パーチのあとの空中ロープのつなぎのところでもたもた、ナージャがぶちきれる。杖をついて前の方に行き、ダメだし。命にもかかわることなのでここは厳しく注意しないとということなのだろう。照明はほぼ完成。空中芸がとてもきれいに映えている。ナージャも照明については満足している。問題はあいつとあいつ・・・・
フィナーレが気持ち悪いんで直してもらう。
15時からリハ、ナージャが少し遅れて到着。オープニングが終わり、さあ美女マヒーラの登場。リングの命綱をつけようとしたらベルトない!あわてて舞台裏に走ってひっこむ。ナージャぶちきれ。でも舞台裏に真一文字に走るマヒーラ可愛かったなあ・・・またオープニングから。
できていなかった技もだいだいできるようになる。昨日に比べてハイワイヤーがすいすいという感じ。アンバールはシューズを古いのにしたので楽になったという。ハイワイヤーのシューズは大事。別に新しいのを履くことはない。
それにしても今回は女性陣が大活躍の構成になっている。女子力サーカスだ。もちろん男子の助けがあってのことなのだが。終わってみんなもうまくできたということで達成感があったと思う。ナージャも満足げ。あとはあの男だけである。
かかしで食事中に、ディミトリー逝去の知らせが入る。まだ80歳になっていないのではないか・・・早すぎるよ。あまりにも突然の知らせ・・・

ウリープカ

2016年07月 19日 (火) 14:10
予報通り雨。昨日映画見ながら調子こいて酒飲んだので、いつもより2時間ほど遅く目が覚める。
今日も10時から通し稽古。今日は衣装をつけてのリハ。ナージャの隣でリハを見る。なにかあると怒鳴りまくるナージャであるが、今日は頭からみんなに盛んに声をかけていたのは、「ウリープカ」。スマイルという意味なのだが、まだみんな緊張しているので、そう言われても笑おうとすると顔をひきつってしまう。特にコーリャ。彼がオープニングではセンターにいるので、よりにこやかにしないといけないのだが、笑えていない。それに比べて女性陣はずいぶん自然に笑みが出てくるようになった。男性で笑顔がチャーミングなのは70歳のスーパーデンジャラスのマラート。このおやじだけは笑顔が自然。たいしたもんである。昨日までできなかった技もだいぶできるようになってきた。
2回目のゲネが終わったころにはほとんど雨も上がる。
今日は休肝日にする。しかも22時前には就寝。

陽気なおじいちゃん

2016年07月 18日 (月) 8:56
今日はルスツサイクリングロードになっている小川沿いを走る。熊でもでないかとドキドキしながら走る。土曜日にはきれいに見えた羊蹄山は雲の中。
10時からリハ。今回はリーダーのアンバールはトランシーバを持参。これがなかなか役に立っている。吊りものするときには下で指示できるし、誰か遅れてくるとそれも連絡をとりあい連れに誰かを派遣したりする。
一回目はビデオ撮影を担当。ナージャはどっかり椅子に座り、時には怒鳴り声を出して、厳しくチェックしている時に、旦那のマラトはとなりでトランプに夢中。70歳にもなってまるで子供と同じ。これが彼の若さの源なんだろうが・・・
ランチのあとは各自の稽古になる。できない技がいくつかあるようでそれをチェック。
ラインがなかなか使えない。上の娘を登録しようにもできない。結局は下の娘になんとかしてもらう。ルスツにいる間にどれだけ使えるかな・・・
夕食のあと持ってきたDVD「鑓の権三」を見る。水族館劇場の桃山さんと話していたときに監督の篠田正浩の時代劇には河原者とか芸人がよく出てくるというのを聞いて借りてきた。近松ものなのだが、これがなかなか面白い映画だった。岩下志麻がすごかったな。飲みながら見ていたのだが、調子こいてずいぶん飲んでいた。

シルクロードのサーカス

2016年07月 17日 (日) 22:44
ルスツ入りして3日目。今日はたぶん20度を切っているのではという涼しさ。肌寒いくらい。
昨日今日と仕込みだったが、なんとか今日で仕込みは終わる。微調整もたぶん終わったかな。
場当たり的に通しでやった。いい感じではないだろうか。ちょっと心配なのは尺ぐらいか。今回は作ってきてもらったものをやるので、演出的なことで頭を悩ませることはないのがちと楽か。信頼している人たちなのでダメだしも根本的なところでということはない、技はなにもみせてないが流れは非常にいいのではないか・・・・
女の子たち6人がみんな可愛いというか性格がいいし、明るいのがいいね。70歳の夫婦もまるで夫婦善哉。男組がまだちょっと見えてないところがあるかな。明日からの本格的な稽古が楽しみだな。
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