観てからも読め!――4位入賞の選手に、拍手喝采を! 

2006年02月27日(月) 17時37分
いやあ、トリノ・オリンピックは面白かった。日本選手全体で見れば、メダルは金メダル1個だけだったけれど、各競技でレベルの高い試合が見られたので満足である。  そして何より、4位の選手が頑張った大会でもあった。メダルには届かなかったが、全力を出し切って戦った姿が忘れられない。  いよいよこのコラムも最終回、そこでぜひ書いておきたいことがある。それはタイトルにもあるように、「4位入賞」を達成した選手たちに拍手を贈りたいのだ。  男子スピードスケート500mの及川佑。彼は1本目、2本目とも安定した走りを見せ、最終組を迎えた時点で2位。しかし残念ながらメダルにはあと一歩及ばなかった。就職活動で「びっくりドンキー」の幹部を口説き、入社後もスピードスケートを続けたその苦労。その労力が何とか報われてほしかった。  女子スピードスケート500m岡崎朋美。長野大会の銅メダリストは、ケガに悩まされてメダルは厳しいと思われていたのに、想像をはるかに超える滑りを見せた。もし、もしもだ。2本目に韓国選手に追い上げられて、バランスを崩さなければ……。それでもなお、岡崎は30代に突入しても日本人選手が世界と戦えることを証明した。後輩たちにとって、大きな財産となるだろう。  女子スピードスケートのチームパシュート、3位決定戦での転倒。追い上げられてはいたが、リードしていただけに本当に惜しまれる「魔のカーブ」になった。  スキーアルペンの皆川賢太郎。むずかしいコースセッティングで、有力選手が次々にリタイアしていく中、攻めの姿勢を見せて1回目3位。アルペンでは50年ぶりの日本人選手のメダル獲得かと期待したが、これまた惜しくも届かず。それでも冬の華、回転で4位入賞した快挙はたたえられてしかるべきだ。  村主章枝。もともとジャンプ、スピンの面でメダリストたちとは差があったが、技の安定性と持ち前の表現力でメダルまであと一歩と迫った。ここまで到達できたのも、彼女が本当の「頑張り屋さん」だったから。 続きを読む
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