江戸の目明かしの正体

July 30 [Tue], 2013, 23:26
時代劇の捕物帳でおなじみなのが目明かし。
彼らは実は、役所の正式職員ではなかったのです。
正式に禄をはんでいたのは与力と同心だけ。
岡っ引き、下っ引きなどとよばれていた晶かしは、与力、同心に私的に雇われただけの存在で、正式には妄の給料も出なかったというから驚きます。
それでも、犯罪者と直接かかわりをもつのは彼らです。
命がけで罪人を追いかけることも多く、ずいぶん割りが合わないじゃないかと思いますが、実はこれにはちゃんと抜け道があったようです。
目明かしは、犯罪の臭いをかぎつけると、裏たくみに犯罪者にすりよって、脅しをかけ、口止り科、見逃し料をとるなど、せびり屋のほうが本業だったというのです。
これなら、金はたんまり入ってくるわけ。
それどころか、目明かし鼻がばくちの胴元だったり、スリの親分だったりすることもけっして珍しくないというから、これで給料をはらったら、葦どおり、盗人に追い管いうことになってしまいます。
そもそも、江戸に暮雪開いたころ、蓬の親分を苛立てて蓬の摘発にあてたことが目明かしの始まり。
あぶない稼業の人が目明かしになるのは当然の帰結だったというわけですね。
それにしては、テレビに出てくる目明かしは、さっそうとした正義の味方ばかり。
墜戸時代にタイムスリップしても、あんなかっこいい岡っ引きにはお目にかかれそうもないようです。


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