大好きでした 

July 15 [Sun], 2007, 16:00
初めて人をここまで好きになりました。
愛しかった。
くしゃくしゃにして笑う顔。
ぷくっとした口を薄く開けた幼い寝顔。
くしゃみを手で覆わずに私の肩で覆う行動。
朝はめちゃ甘えたな性格。
普段は男らしく頑張る一つ年下の彼。
強がっているけどビビリ。
あたしが来てるのにゲームばっかりしてた。けど、それも可愛かった。
パワプロで「ほら、MVPに選ばれた。すげーべ」って自慢してきた。
わからんちゅーねん。
けど、昨日終わっちゃった。
何日も寝ずに考えたって言ってた。
そんなに考えたなら何を言っても変わらないだろうから、これ以上悩ませないように泣かずに承諾した。
彼の部屋にあった私の物を鞄につめた。
洗面用具、化粧品、DVDプレーヤー、傘。
そして、部屋の片付け。
行かなかった次の日には、いつも流し台に洗物が沢山あった。
今日もある。
明日きっと溜まるのだろうけど、最後の片付け。
他の人がやってあげるようになるんだろうなって考えながら片付けた。
苦しかった。
けど、泣きながら胸の内を明かしてくれた彼は何日も苦しんだろうな。
ごめんなさい。
最後、駅まで送ると言ってくれた彼を無理やり押さえ込んで「来るな」と告げた。
送られたら泣いてしまうから。
最後まで優しくてカッコよかった。
「お前を傷つけないで別れることは不可能だから、俺はお前の倍傷つかなきゃいけない」
って泣きながら言ってた。
もう十分苦しんでるってわかるから言わなくていいのに。
帰り、雨が沢山降っていた。
傘をさした。
傘は何ヶ月も置きっぱなしだったから彼の部屋の匂いがくっついていた。
その匂いが涙を溢れさせた。
止まらなかった。
声も出なかった。
立っていられなかった。
のどが締め付けられて、肺が萎んでいくのがわかった。
傘で顔を隠そうとして、匂いをより近くでかいでしまい、近くにいる時を思い出してしまった。
大きな体、大きな手、暖かくて、筋肉でゴテゴテしてた。
ぎゅ〜ってしてくれた。
そのときに嗅いだ匂いと同じ。
もう触れることはできない。
辛い。
会いたい。
会ったばかりの頃からやり直したい。
互いにバカをやって笑ってた頃に。
恋人じゃなくて友達でいい。
終わってしまうなら、終わらない友達がいい。
近くにいたい。
初めて失いたくないと思った人。
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