夢-切ない御話- 

January 13 [Fri], 2006, 0:00
運命なんて信じていなかった。

自分の人生、自分で切り開いてきたつもりだった。

だけど私の隣にある温もりは決して偽者なんかじゃなくて。

運命も少しは信じてみようと思えた。

貴方が隣に居るだけで

不思議と笑顔が溢れてそれだけで幸福だった。

だけど偶然の巡り逢わせがあれば別れも必然で。

もがいてもどうにもならないけれど、私の少し先を往く貴方を

涙で濡れた瞳は見つめる事すらままならなかった。

貴方が居なくなると部屋は驚く程がらんとして

当然の様に思っていた

あの声は、笑顔は

私の心の中にだけで

思い出達は度々不器用な私の鼻の奥をつんとさせた。


出会いも別れも笑顔も涙も、色んな事を経験した。

それはやがて生きる上の糧になるだろう。

只、出来るなれば少しでも貴方の傍で微笑んで居たかった。

いつまでも忘れないでなんて厚かましい事は言わないけれど。

いつまでも愛してるなんて無責任な事も言えないけれど。

いつまでも貴方の幸福が続きます様に…

見-異なった世界- 

January 12 [Thu], 2006, 0:00
ある人の見る世界は
踏まれまいと必死に逃げ惑う蟻の様に小さくて

ある人の見る世界は
日差し照りつける夏の海の様に輝いていて

ある人の見る世界は
天才パブロが描く絵画の様に歪んでいて

ある人の見る世界は
あの雲の欠片も無い青空の様に澄んでいて

ある人の見る世界は
セロハン越しに覗いた街並の様に単調で

ある人の見る世界は
停電で灯りひとつ燈らない夜の様に真っ暗で

貴方の目の前には
どんな世界が広がっていますか?

貴方の見る世界から
ちっぽけな私は見えていますか?

夜-お姫様仕様- 

January 11 [Wed], 2006, 0:00
物足りなくて今日も眠れないの。

何かが足りないの。

それはふかふかのお布団なんかじゃなくて。

頭の中を駆け巡る何百もの羊なんかじゃなくて。

貴方。貴方が隣に居ないだけ。

それだけなのに…

頬は人魚の居る海みたいにキラキラ輝いて。

胸はリボンで結われたみたいにきゅっと締め付けられる。

キット今宵モ眠ムレナイ。

捧-大切な貴方へ- 

January 10 [Tue], 2006, 0:00
人間ってほんまに脆くて弱い。

この大きな世界から見た私なんて爪の先程もなくて

ましてやそんなちっぽけな私の抱える

悩み、苦しみなんてのも本当に蟻みたいなもん。
 
それでも悩んでる事にはかわりなくて

その小さな小さな悩み、苦しみで今の私は

押しつぶされそうな位。

でもやっぱり前を向いて生きていかなくちゃいけなくて

こんなところで立ちすくむ訳にもいかない。

先立った人の為にも

私は楽しんで生きなきゃと思う。

楽しいって感情は自分がコントロールできるから。

しょうもない事も楽しいと思えば楽しい。

卑屈になったら、そこで負け。

目指すところだって

ちゃんと定まってなくて

周りが目標に向かって突っ走っていたら

不安に駆られるっていうのも分かる。

でも…

今しかできない事を

貴方にしかできない事を

見つけるのもひとつだと思う。

歩き始めるのは

それからでも全然遅くないはず。

ベタだけど息抜きも必要。

苦しいのは皆一緒で

いっぱい悩んでいっぱい苦しんで

今を生きてるんだと思うよ。

本当に強い人なんて居ないし

今を強く生きてる人は

きっと過去、貴方みたいに

たくさん悩んで苦しんだ人なんじゃないかな。

だけど

貴方には支えてくれる人も

応援してくれる人も居る

って事は忘れないで欲しい。

私なんて要らないって貴方は言うと思うけど

本当に困ったら

一人で解決しようとしないで私を頼って。

貴方と一緒に頑張る事くらいならできるから。

願-サンタさんへ- 

January 09 [Mon], 2006, 0:00
優しくしないで。

私が愚かで冷たい人間だって事を思い出すから。

触らないで。

冷えた肌から伝わる温もりに甘えてしまうから。

こっちを見ないで。

その澄んだ瞳の奥の寂しさに切なくなるから。

贅沢な悩みだった。

今では、あなたの

優しさを 温もりを 澄んだ瞳を

忘れそうだっていうのに。

サンタさん。

私のところにもプレゼントを届けて下さい。

きっといい子にしますから。

せめてあの人の面影を…

せめて夢の中の再会を…

ほんものの暖かさに触れることのできる幸福

夢で逢えるのをまたなくたってもいい幸福を

聖なる夜、私の元に届けて下さい。

灯-懺悔の唄- 

January 08 [Sun], 2006, 0:00
貴方は私の1番にはなれないよ。

私は私の中の揺ぎ無いものを知ってるから。

あの時は気付かなかった。

でも。今になってやっと分かった。

誰にも染めさせない私だけのキャンパス。

そこに貴方は入れない。

貴方よりも大切な人、もの。

私は沢山知っているから。だから。ごめん。

そこは心からに大切に想う人、もので溢れているから。

貴方が入る隙はこれぽっちもないの。

今宵、私が燈した儚く燃える蝋燭を吹き消しに行きます。

貴方の一夜の夢を。私の過ちの灯火を。

白-私の宝物- 

January 07 [Sat], 2006, 0:00
しんしんと降り積もる雪。

寒空を優美に飛ぶ鴎達。

私の心に舞う1匹の蝶。

どれも私の心を真っ白に

してくれる気がした。

陰りのない白。純白。

嫌なところ全部をぬぐいさって

どこかに持っていってくれる。

そんな気さえした。

寒さは神経を研ぎ澄ませる。

どこかで誰かが言っていた言葉。

いつもは耳すら傾けないが、

寒さからくる静けさのせいか

今日は自然と聞き入ってしまっていた。

そんな季節のある国に生まれて

私は本当に嬉しい。

正に、生んでくれてありがとう。だ。

そんな季節に私を祝ってくれる人が居る。

とっても素敵な事。

ありがとう。その言葉さえあれば

生きていけると思った。

空-私の好きなもの- 

January 06 [Fri], 2006, 0:00
空は今日も綺麗やった。

きっと明日も綺麗なんやろう。

雲ひとつない青空が好き。

雲があってもやっぱり好き。

夕暮れの橙色な空も好き。

私の嫌なとこまとめて包んでくれそうな。

そんな心地よい大きさが大好き。

足りない所を埋めてくれそうな。

そんな陰りのない眩さが大好き。
P R
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